2016/02/29

閏日の、ミス・ケイコ






うるう年の、閏日、4年前は雪が降っていたようです。
今年は、一日家で過ごし確定申告を完了させました。
庭では、ミス・ケイコという名前の椿が咲きました。






2016/02/27

橙灯・珈琲教室→ 天家燈四郎・落語







今日は、橙灯)店主による珈琲教室を受けに、  
湯島の輸入雑貨店雑貨店nico)にいってきました。




橙灯の店主・紀子さん。東京の小石川に開いていた
お店を閉め、神奈川の青葉台に新店舗を準備中。 
  



珈琲は、何度℃くらいのお湯がいい、とか
かじり聞きしたことは考慮に入れつつも、
いつも、我流で淹れているので、いつか 
こういう教室で習ってみたかった。豆に 
お湯を注ぐ勢いや、雑味の事、前よりは 
少しイメージできるようになったか、な?
お土産に橙灯の焼き菓子やバナナケーキ、
珈琲豆も(モダンコーヒーなど数種)頂き
ました。会場の店主のツイートでも写真が
ご覧いただけます→ こちら。      




東東京での珈琲教室のあと、西東京の田無まで同級生の
落語を聴きに行きました。天家燈四郎さん、江戸弁が、
DNAに組み込まれている感じの自然さでした。    
独演会は田無で毎月開催とのことですよー。詳細  





2016/02/26

新しい案件の打合せ・1951年の映画のこと















今日は朝から、新しい案件の打合せへ。普段、

(後日追記:こちらです。ESDのHPのお仕事)。
切り絵作品を作るときに使っているハサミを 
持ってきていなかったので、オフィスにある 
ものをお借りして、昨日いった美術館の券を 
ちょきちょき。同席していた初めましての方 
だけでなく、お仕事をご一緒するのは初だけど
蔵前でお会いすることが多いデザイナーさんも
制作風景は見たことがなかったとのこと。  
説明しづらいので、百聞は一見にしかず、と 
お見せすることが多いのです。→ この時も。





2003年の絵本「かげはどこ」、先日までかかりきりで
制作していた進行中のプロジェクトの貼り絵で使った
自分で加工した紙、今日打合せをしたお仕事でも、 
質感を使うことになったので、一度家に戻って、  
デザイナーさんのオフィスにお届けにいく。    
今年は出番が多いね、加工した紙。        
本人(?紙)びっくりしていそう。        





自宅で休憩中に、テレビをつけると「巴里のアメリカ人」を
やっていた。ジャズのスタンダード曲にもなっている   
アイ・ガット・リズム」も、この映画の挿入歌だったのかあ。
これが1951年の作品とは、という驚き。このハデさ、セット
(どれだけ広いスタジオなんだろう!)や、衣装の豪華さ、
華やかさ…。日本では→ 紅白歌合戦 第一回放送などが 
あった年だそうです。                 




2016/02/25

東京ステーションギャラリーから、日比谷公園








進行中のプロジェクトの制作のあとの反動?「出力」の  
あとの「入力」期間かと思われ、あれこれ見たい。    
数日前に美術館にいったばかりなのに、また別の美術館へ。





映像作品も興味深かった。静物の上に積もった埃を掃除してはいけない、
と言っていた話、友人が美術界の表舞台に引っ張りだそうとしたけれど、
静かに仕事をさせてくれ、と言ったこと、あまり旅をしなかった(身の 
周りに、美を見出していた)ことなど、メモをしたいことが沢山あった。
画家・モランディの言葉だったか、彼を知る人の評だったかは忘れて  
しまったけれど、切り取り、引き寄せ、吟味する。という言葉だとか。 
私の英詩の恩師は、よく、読んだ詩が次の日に役立てられるように   
しなさい、というようなこと(うろ覚えで申し訳ない、要するに、   
ただ読んで理解するだけではなく、ちゃんと引き寄せ、血となり    
肉とせよ、ってこと)を仰っていたのを思い出した。         


*



         \オラーイ、オラーイ!/

東京駅から、銀座、銀座から有楽町あたりまで歩く。2007年に
体されてから、9年も建たずたずのだった場所:レトロで 
素敵な建築物だった三信ビル跡地に、ついに何かが建築され 
始めていた。日比谷公園から見えたクレーンは別の建築現場の
ものかもしれない、手前にある彫像が、現場監督のような  
ポーズにみえて、おもしろくて思わず写真を撮ったもの。  





もう一つ、見たい展示があったんだった、と  
向かう途中にも撮りたい場所がいくつもあった。
たとえば、いい佇まいの売店だとか…     



花が咲いているだけでドリーミーな小道だとか。私が
ハッとして近づくのと同時に、たまたま同じあたりを
歩いていたおじさんも引き寄せられて、写真を撮りに
近づいていった。笑。いちめんのなのはなby 山村 
暮鳥)。花に顔を近づけ、春らしい香りを嗅いだ。 






干された沢山の手袋とか。




カーブが素敵な小屋や、鋭角な図書館。
右側の日比谷図書文化館は目的地の  
1つで、デザイナーの祖父江慎さんと 
コズフィッシュの展示ブックデザイ
をやっていた。一部と二部に分かれて 
いたようだったけれど、前半は来られず
残念だった。壁の模様として見ることが
できた、指示書の手書き文字と自画像?
が、かわいらしかった。「大きすぎる!
やや縮小!」…というような無味乾燥な
言葉じゃなく、なぜこう変更して欲しい
のか、簡潔でありながらも、ほわん、と
自然に伝わるような心のこもった書き方
だな、と感じた。(自分のことを省みて
見習わねばなあと、反省もした)。  




ああ、今日も色々見たなあ、明日はどこに
いこうかなあ、(また忙しくなる前に)、
と思ったけれど、明日は朝から新しい  
案件の打合せであった。これまた、   
楽しみなことであるのだけれど。    
というのも、初めてお会いする方の他に、
旧知の方との初めての仕事、であるから。
また、お知らせできるようになったら、 
ブログでもご紹介いたします。     





2016/02/23

出光美術館〜画廊巡り、花が頭からハナれないハナシ ✿







数日前の東京国立博物館に続き、無計画美術館入館。
地下鉄の駅で見かけたポスターに導かれ、多分初めて
出光美術館へ。静かで、ほの暗く、皇居が見渡せて、
品のいい美術館だった。また来よう。       




展示されていたのは、肉筆画の美人画が
メインでした。ポスターにもなっていた
この勝川春章の作品はちがうけれど、 
展示されていた日本画の美人画の多くは
背景が無地のままで、それは私の切り絵
作品や貼り絵作品にも言えることで: 

(上の画像:気になる二人を切り出してみました)
(下の画像:左は切り絵、右は貼り絵の作品です)


 

描く対象物意外を無地にして、余白も楽しむのは日本人的と 
いうか、日本らしさなのかな、などと感じる。       




はじめに入った展示室でスケッチしたのは、
宮川長春みやがわ ちょうしゅん)だった。
 あ、いいな、と見るだけでいい絵もあるし、
描きたくなる絵もあるし、その違いは何だか
わからないけれど、           



右側の絵は(絵葉書を買いました)、なんだこれ
すごいなあ。と描いてみて、うまくいかず(笑)
展示室を出る前に、あ、アノ絵はどなたの作?と
名前を確認すると、じゃーん。喜多川歌麿!流石
だなあ。この絵のよさを写すなんてムリだよー。
たっぷりと結い上げられた髪、細い身体、足元に
衣。エミール・ガレのガラス作品(出典はココ
を連想して、ジャポニズムだとか、日本美術の 
影響で「あの形」ができたってこともありえる 
よなあ、とさえ思ってしまう。        





出光美術館は無計画に入ったのだけれど、 
今日はエルメスのギャラリー(Le Forum) 
が目的地でした。シャルル・フレジェの  
写真展「YÔKAÏNOSHIMA」。展示作品も  
興味深かったけれど、雪国の写真の展示室に
入ると、足元の敷物が毛足が長い化学繊維?
なのでしょうか、雪の上を歩いているかの 
ようなキシキシ感?ザクザク感?が面白く、
印象的でした。昨年秋に同所で見た展覧会
素敵な冊子も頂けて、ほくほく。他の画廊も
巡ってみるもgggは改装中。チョコレート店
の店先に、ウサギ。イースターかあ。これは
日本に根付くのかなあ。どうなのだろう。 





Wi-fiを使いたくて、ソニービルの上階へ。  
エレベーターのボタンがすごく大きくて愉快。
無料で入れるシアターでは今、音楽の映像を 
流していて、私が着いたときには電気グルーヴ
のライブのようすが観られました。ラッキー。


[動画が削除されてしまいましたが、
電気グルーヴの「少年ヤング」MV】

進行中のプロジェクトの制作の終盤に、YouTubeでよくこの曲を聴いていた。 

(後日追記:プロジェクト=連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のことです)。  

自分が作っている絵と共演(?)をする曲も脳内再生していたけれど、音源が 
なかったので、その後「お世話になりました」気持ちを込めて、このビデオ 
の曲も入っているアルバムをポチッとiTunesで購入したっけ。このPVも凄い。 

(そして、後で思い返せば、電気グルーヴのピエール瀧さんも「とと姉ちゃん」に
ご出演なさっているのです、主題歌・宇多田さんへの微かな罪悪感、払拭:笑)。

80年代の美意識や要素が詰まっている!…で、進行中のプロジェクトといえば…
   ↓




駅で花の模様を見て、私が作った絵にも似たような 
花の形がキーアイテムとして出てくるので、反応して
しまう。今日は休日!と通りすぎ、いや、やっぱ、と
戻って、撮る。すっかり花に「オブセストだな。頭
から離れない。デッサンを描く時のように、いっかい
はなれて、頭をクリアにしたほうがいいな。今は、 
アニメーターが頑張って私の絵を動かして下さって 
いるところ。仕上がりまで、あと少し(?)です。 
がんばれ、Sさん!               
 
✿ ✿ ✿




2016/02/21

試写とスシとサラダとコーヒー








進行中のプロジェクト、本日は長い期間かけて制作した 
私の貼り絵が、動くところを初めて観られる試写でした。
スタッフ内で、あれこれ意見を出したり、絵の上に入る 
文字を選んだり。写真は映像監督のジュンコさん。   

(後日追記:プロジェクト=連続テレビ小説「とと姉ちゃん」




あれこれ課題と迫る時間に頭を悩ませつつも、 
腹が減ってはイクサはできぬので、夕食。ここの
社食のお寿司はワンコインでお釣りがくるくらい
なのだけれど、注文してから握ってくださる。 
そして美味しい。ほくほく。しかし夜遅くて、 
サラダは売り切れ。野菜食べたいなーと、近くの
お店で美味しいサラダを頂いて、解散。小雨。 





試写に出かける前、2日前(2/20)に東京でのお店を
閉店したin-kyo)へ。春には、三春(みはる)
お店を再開するそうです。楽しみだね。少し前に、 
ご挨拶に伺った時が、店主の長谷川ちえさんに淹れて
もらえる・東京店で頂ける最後の一杯かな、と思って
いたコーヒー、思いがけず又、いただく事ができた。





東京にいる間に、また会えるといいなあ。    
福島に引っ越すin-kyoや、香川に引っ越した   
旅ベーグルで買っていたアアルトコーヒーも、  
もうしばらく味わえなくなるの残念だよ、と   
言うと、同席していた方が朗報を教えてくれる。 
それはまた、別の機会に。           







冬の蚤の市 @ 芝生、経堂散歩






久しぶりに、東京・経堂へ。駅を出て、すずらん通りを
少し(?)歩いたところにある、ハルカゼ舎→  
stock() → cafe+gallery芝生)をハシゴするのが
いつものコース。昨日と今日は、冬の蚤の市と題して、
フリーマーケットのようにあれこれ、いろいろ。   




三店舗で、手に入れたもの。左下の「イモマンガ」は、
友人・うえのようさんもメンバーの、3人の漫画が  
読めるフリーペーパー。ぺんてるサインペンの青と緑、
写真に入れ忘れたけれど鉛筆削り付きのキャップ、  
蚤の市で沖縄の箸とフランスの漫画「タンタン」の犬。
封筒、編まれた花のパーツと赤いひも。       



犬は庭先のオリーブの仲間に、



花はネックレスにしました。








2016/02/18

新プロジェクトの打合せ→ 東京国立博物館







仕事の打合せのため、根津のノマドへ。先日(2/3) お亡くなりになった絵本作家の井上洋介さんも、よく 打合せでいらしていたというお店。追悼文とサイン本が置いてありました。私自身、十数年前に個展をした事がある馴染みのお店。いつか、ばったりお会いできたらうれしいなあ、なんて夢見ていたけれど、かなわず。 


\僕も井上さんの作品ですよ/

くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)

奇しくも、打合せでクマの話などする。進行中のプロジェクトから派生した、新しいプロジェクトのお話。あまり接点がなかった分野の会社の方との初対面はどきどきでしたが、話しやすい方で、ほっとしたり楽しいお喋りも。    



資料用にお持ちした絵本などを、音楽家に渡すべく海外に運んで頂ける事に。行ってらっしゃい!飛行機と、昼の月。 @ 東博  
         ↓

"東京国立博物館"下の方に分けてご紹介しますね


夜、映画館のように部屋を暗くして資料的に頂いた映像を一気に観る。


後日追記:私が絵を制作した、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌の宇多田ヒカルさんのDVDです!活動休止前のさいごのライブのようす。六年ぶりの活動再開、第一弾が「とと姉ちゃん」です。    



そして・・打合せのことというのは=こちら!このミュージックビデオのお話でした。
*後日追記






話を”東博"(とは?)にもどすと、上野公園の中にある、東京国立博物館のことです。


打合せの後のクールダウンに、久しぶりに入ってみました。特別展は今は兵馬俑。きっと混んでるだろうし、と常設展のような総合文化展へ。コーヒーを飲むくらいの値段で。東洋館や本館など、5つの建物の展示を見られます。    





今は展示替えや改装で2つは閉まっていたけれど、それでも時間が足りない位の展示内容。外国人観光客の方が、写真を撮っているのをみて、あれっもしかして(いいのかな?どうなんだろうか?)と恐る恐るパシャリと数枚撮ったのですが、調べてみると総合文化展に関しては、撮影禁止の表示がない限り、撮影オーケーなのだそうです。→参照




建物自体もとても素敵で、一休みができるように置いてある椅子が、展示品かと思うような布張りのものだったりとか、照明の細かい細工や…



壁のタイルも見惚れるほどでした。左官屋さんだったという祖父がみたら、喜ぶかも〜と空想する。(私が生まれる前に亡くなっていて、会ったことはないのだけれど)、






改装中の法隆寺宝物館は、3月半ばに環境整備工事が終わるそうです。そうとは知らずに近づくと、開いていないので誰もいないところで、白い梅が見事に咲いていました。見事!見頃!春!近日お出かけの際は梅もお見逃しなく。と、東博の回し者のように。 














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