2016/07/31

9月(佐渡)と10月(某所)の展示プランを立てる日



      \なあに、またおでかけ?/


奈良での個展のために額装した作品を、10月の催しのために再度
額装して、寸法を計ったりリストをつくる。まだまだ先のことの
ようでいて、9月の催しで展示する作品と重なる部分もあるので
「これは佐渡へ直行、会期後東京に直帰」「これは佐渡→某所を
巡ってから東京に戻る作品」などと、計画を立てないと。  

*ちなみに、上の写真は宇多田ヒカルさんのミュージックビデオ
花束を君に」(Short Ver.)に出てくる、海蛇の絵です。
こちらはたぶん、10月の催しで【のみ】展示します。  



9月、佐渡のイベントで何をお見せするのかを算出して
みる。あ、こんな新作をつくろう、というアイデアも
湧く。ワークショップも、やることになりそうです。
頭の片隅でモワモワとして、早くやらなくちゃ、作品
リストをお伝えしなくては、とジリジリしていた事が
少しだけ前進させられました。          








2016/07/30

隅田川花火大会へ







小さい頃は「テレビで見るもの」だった隅田川花火大会ですが、
川沿いの友人オフィスで見物させてもらえるようになってから 
毎年のように生で見せていただいています。今年も。どーん。 











見物していたカワウソという場所から写真を撮って、
インスタグラムにアップすると「隣の部屋にいます」
と仕事仲間の方と再会したり、昨年はカワウソの上の
階のナオト(奈良で個展をした会場の東京店)で、 
話をしていたご夫妻と一年ぶりの再会をしたり。  
はじめまして、お久しぶり、と沢山握手をしました。








2016/07/29

はも、はす









滋賀の叔父が、(東京では滅多に食べられない)
鱧(はも)を送ってくださった!わお。こまかく
ちりちりして見えるのは「骨切り」といって、 
包丁で細かく細かく切れ目を入れているから。 





沢山おくってくださったので、翌日も
頂きました。小さく切ると、開いた本
みたいに見えました。       




料亭・つじ

…というかんじで並べたくなる美しさ。
そして美味しさでした。
有難う。







美味しいもの、いただいて、今日も(2日連続
別件の)打合せでした。今日は挿絵の仕事の。 
どんなのがいいかなあ、もしかして線画が合うの
かもしれない、と思っていたら、ちょうど朝に、
線画のお仕事が仕上がって届いたので資料として
お見せできてよかった。打合せ帰りに、不忍池に
寄ってみる。夕方近いけれど開いている蓮の花は
もう閉じるチカラがないだけなのだけれど、遅く
来た私の目を楽しませてくれたのだから、その 
力なさも意味があるんだよ、みつを。←みつをは
言ってません。               



2016/07/28

打合せ後→ ヨーガン・レール@森岡書店





2日連続の打合せの1日目。取材前の顔合わせというか
打合せを終えて、クールダウンに銀座・森岡書店での 
ヨーガン・レールさんの展覧会へ。わりとヘトヘト、 
さらっと見て帰ろうかなあーと歩いていると、前から、
一週間前くらいに初めまして、とお会いした方が偶然、
やってきて、前も森岡書店に来たら友人と何年かぶりに
会ったり、その前は友人の展覧会で十数年ぶりの再会、
佐渡のイベントに参加することにつながったりと、  
不思議な出会いがある場所、という印象がある場所。 
ところで、森岡書店というのは、          
↓      


On the Beach 1 On the Beach 2

一冊の本を売る書店。今回はこちら。On The Beach」。二冊組とも  
いえますね。一冊は海辺に流れついたプラスチックの破片を、デザイナーの
手でランプの形に再構成した作品の、もう一冊は、摩耗して地層のように 
不思議な風合いを見せるサンダルの写真集です。捨てられてしまうような、
見向きもされないものの見かたを少し変えて、人々をはっとさせる彼の  
しごとは、ブレイクの詩のTo See A Heaven in A Wild Flower(野の花に
天国を見…)を体現してるなあ、と思う。前に、美術館でも見たけれど、  


どわっ!と沢山ならんでいると見過ごしてしまって
いた細かな部分だとかに気づけてうれしかった。 
青、黄色、白・・・。ごわっと、ざらざらとした 
質感と、キッチュな造形。美しくもあり、異形の 
ものというか、奇妙さもあり。夢のようでもあり。


 

ババグーリ(主に服飾デザイナーだったヨーガン・
レールさんのブランドの1つ)のカードは、少し 
切り絵の人形のようで、親近感。*右上、青いの。





打合せの後で割りとヘトヘトだったけれど
美しいものを見るのは楽しいのでテクテク
銀座方面を抜けてく。外国人観光客が多い
なあ。もうウインドには秋冬物がある店も
見かける。外国のブランドだから知らない
で世界各国同じディスプレイかもしれない
けれど、日本でこれは「志村うしろ!」と
言うんだよ。とパチリ。*世代的に分から
ない方はユーチューブでドリフターズと 
検索してみてくださいね。       





おつかれサンパカ。チョコレートアイスで、
自分をねぎらいました。明日も打合せです。




2016/07/27

父の王さん、私の「とと姉」





今日は矢継ぎ早にアレコレ忙しく、久しぶりに昼時の食欲なくすくらい。
何だかえらく忙しい時期、私の父の場合は王貞治さんのブックをつくって
る時だったそうだ。私の王さんは、とと姉ちゃんだ。←と、文字にすると
意味不明。奥付に、「デザイン・辻賢二郎」と父の名前が入っていて、 
誇らしくて、逆に、「とと姉ちゃん」のスタッフロールで私の名前を見て
誇らしい、と思ってくれた親戚の方々もいたようで、つまり父の王さんは
やはり私のとと姉ちゃんだ。私が2〜3歳の頃、父はこんな感じに忙しく
してくれていたんだ、ありがたいなあ、と感謝しつつ、終わらぬ仕事を 
一段落させ、コンピュータをオフにして、おいしいスープつくったった。
「もっと鋭く、もっと遠くへ」。題名を見て思い出したのは、叔父の葉書の
「進め」だったりもして。もっと鋭く、もっと遠くへ進む時期なのかも。
      ↓                               

今日のやりとりは、取材の前の打合せのやりとり、
新しいお仕事のための打合せの日時決め、それから
それから…なんだっけ。なんだか色々ありました。
お待たせしている、10月のイベントの作品リストや
先に頼まれている製作も進めたいんだけれど、外で
人に会うのが2日つづくことに。急がば回れ、か。






2016/07/26

休日:パブリックパーラーSAMPOへ






7月26日、平日ですがお休みをいただいて、
遠足気分で、東久留米へ。目的地は・・・ 




パブリックパーラーSAMPO。私の札幌の作品の題名と、偶然
同じ名前。 :) 約半年前に開店、でもなかなか来られず、
雑貨店nicoがイベントを開催している間にと伺いました。 



二階は、かなり昭和レトロな雰囲気。
前はケーキ屋さんだったようです。 
右がこのお店の店主ご夫妻の奥様で、
じつは私家版の画集シリーズの第一弾
K for KIRIE」で写真を撮って下さった
higoさん。ほわーんとて愛らしい人。



イベントは二階で開催されていて、各国の
雑貨や服などがずらりと並んでいました。
涼し気な青い水玉のビニール袋を買う。 




わ、美しい人。これはだあれ?と聞くと
若かりしピナ・バウシュだそうです。 



あ、はとちゃん来た。




かけつけ一杯、かき氷。私は梅、
はとちゃんはレモン。nicoの店主は
遊び心がある細工を忘れない人で、
かき氷に「シベリヤ」のピックが。



一緒にいこうよ!と誘った、絵描きのはとちゃん、
実はこのイベントにも参加していて、写真左下の
ガチャガチャを出店?していました。1階の飲食
スペースではイベント「高級喫茶シベリヤ」の 
期間中限定の特別メニューを愉しんだり、あれ 
これ茶飲み話。お店の料理やお菓子を手がける 
ご主人は、昔別のカフェでケーキなどを頂いた 
なあ、思い返せばそれって12年前位の事で、 
(リンク先の個展会場の近くにあったお店でした)
時が過ぎるのは早いわあ、と、しみじみ。  



帰りに、東に向かう、はとちゃんの車に
途中までご一緒させてもらいました。 
あっ!ここなら分かる!という所で下車
して、友人のお店に向かう途中、貫禄の
ある野良猫と出会いました。ここの所、
たぶん自分史上すごく忙しい日々なのだ
けれど(って、喉元過ぎれば熱さ忘れる
なのかもしれない、とと姉ちゃんOP製作
のことを思うと)、少しほっとして、
ゆったりした時間を過ごせた日でした。







2016/07/25

東京駅・グランスタ増床(SHARED TOKYO)の内覧会へ






7月27日、JR東京駅の改札内の商業施設・グランスタ
増床して、手ぬぐいの「かまわぬ」の新しいブランド・
お店のSHARED TOKYO(シェアード・トーキョー)が
開店しました。これは後日書いていますが、この写真を
撮った7月25日は、その内覧会の日でした。このロゴは
会社の方のデザインのようで、開店記念に、と、ロゴを
ぱらぱらと配置した涼し気な手ぬぐいを頂きました。 




裏には「SHARED TOKYO」の理念というか、
ステートメントのような文章が。グローバルな
東京のローカルを発信。なるほど。     






青いチラシの裏側には、私がデザインした銀座の 
手ぬぐいの図案が載っていました。この手ぬぐいの
発売は、8月7日くらいになるとのことでした。  
私もまだ完成品を見ていないので、ドキドキ。  




この銀座手ぬぐいは、「SHARED TOKYO」の
「TOKYOまちあわせ」シリーズの1つ。秋葉原、
原宿、上野、渋谷。ここに、近日並びます! 





手ぬぐいや扇などの他にも、雑貨類、
絵葉書など、色々なグッズが並んで 
います。東京土産に、あるいはお使い
頂くために、是非お立ち寄り下さい。




ちなみに、グランスタ(商業施設)は、
今回の増床は第一弾で、まだまだ広がる
…いや、「ふくらむ」ようです。片岡 
メリヤスさんがデザインしたキャラが、
構内あちこちに居ました。ふわふわ。 




場所はこちら。私は新丸ビルで一緒に内覧会に
いく方たちと街あわせてから行ったのですが、
思ったよりすんなりと到着。動輪の広場を  
目指して、近い改札を入るといいのかな?  
ちなみに、今回増床&真相オープンした中には
私が今年度の季刊フリーペーパー「&」の表紙
の絵を製作している、雑貨店アンジェの系列店
内覧会では、初めてそのお店の方々にもご挨拶
できて、うれしかった。銀座の手ぬぐいが出来
上がる頃にまた、行ってみようと思います。 





芝生の通販のチラシで「貼り絵の作りかた」等ご紹介いただきました






ご紹介いただきました。               



私家版だったり、月刊絵本として刊行されたため、
現在流通していない本ばかりです。チラシに載って
いない絵葉書等もございます。是非ご利用下さい。

★リンクはこちら:               





「VV Magazine」Vol.25 に、辻恵子の取材記事が掲載されました








ヴィレッジヴァンガードのフリーペーパーVV Magazine」Vol.25
(8月号、7/25刊行)に、辻恵子のインタビュー記事が掲載されました。



とと姉ちゃんのオープニング映像がきっかけとなった取材です。
作家写真は、「とと姉ちゃん」のオープニング映像と同じ写真家の
大沼ショージさん撮影です。                 









また、発売当時は担当編集者から
まだ、パブリックにしてはだめと
言われていたのですけれど、この
記事の略歴のところには、「かげ
はどこ」の発売についての記述を
入れてくださってました。感謝!









2016/07/24

地図などを作る日:小指の上に、佐渡ヶ島






小指の上の佐渡ヶ島。※本日の製作風景です。
9月にいく場所。ちょうちょみたいな形だな!
と眺めました。何に載る地図(と、絵)かは、
後日、またおしらせします。        




2016/07/22

沢山展覧会を見る日:銀座→ 汐留→ 六本木






前日の更新ラッシュで、「にゅ、入力が必要だ…」という感じ。ぐだぐだ過ごすよりも潔く外出をしてリフレッシュしてから製作にとりかかろう!と、出発。

都知事選の期日前投票に出かけてから、まずは銀座へ。毎年恒例のソニービルの水族館イベントを通りがかりに愉しむ。ソニービル、近日、二年、空き地にするとか。この光景もしばし、おあずけ? 





どこに行くと特に決めず、ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)でADC(アートディレクターズクラブ)展、資生堂ギャラリーで、フリーダカーロの遺品を撮った石内都さんの写真展。それから、テクテク汐留へ、パナソニック汐留ミュージアムでミケランジェロ展、建築関連がメインの展覧会だったのだけど、自筆のソネットに添えられた、走り書きのような
自画像が、システィーナ礼拝堂の天井画を描いているところ、と説明されていて、でもなんだろうこの、うさぎの耳のようなのは???と、思わず模写する。笑。聖母子像のマリア様の口元が上品。幼子イエスのおでこが丸っこくて愛らしい。今日はまだまだいくよー、と、電車で六本木へ。 



森ビルでの「ジプリの大博覧会」へ。入場に行列しないで済んだだけでも、おっ♪ ラッキー!と思ったのですが、甘かった…というほどの混雑ぶりで、ほとんど展示物を見ずに逃げるように目的の展示室へ。あ、猫バスには、しっかり乗車しましたけれどね。ふかふかでした。         



お目当てだったのは、こちら。同時代人で大好きな作家の一人、鯱丸邦生さんが監修した展示室。ジプリ美術館の屋上の巨人兵、汐留の日テレ大時計など、大きな作品が多い印象、ですが細部もすごいのです。そして、動きます。清々しい気分で外へ。




それから、私が昨年個展をしたギャラリーみずのそらの常設で作品を拝見していたり、共通の友人もいる、松本裕子さんの展覧会へ。しばし立ち話。ガラス作品の印象が強いけれど、今回は木彫の立体作品がメイン。手に 乗るくらいの頭部に小さなガラスのピアスをしていたり繊細。松本さんの展覧会に行く途中で荒木経惟さんの 「センチメンタルな旅」展にも立ち寄りました。    



帰り道、落し物の貼り紙に目がとまる。落し物まで洒落てる、麻布らへん。  


この雑草コンビもすてきでした。







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