掲載誌などは、すべて残しておくわけにもいかないのでファイリングしています。
最近、原画も一緒にファイリングしたらいいかも、なんてやっていたら嵩張るのが
早くなったような。無印良品でファイルを買ってきて、表紙と背表紙と裏表紙に
マスキングテープで「7」といれる。今回は全部数字にしたけれど、上の写真で
1・二・三・4・5・6・7…と並んでいることからもお分かりになる通り:
↓
こんなふうに表紙裏表紙どちらかが漢字に
なってました。昨年の夏は4号まで?だった
みたい。ブログによると。
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つづいてもマスキングテープしごと。12/10から始まる絵本展の準備を始める。
絵本のサンプルに、付録の冊子をとりつける。掲載誌ファイルで「7」と書いた
群青色のマスキングテープでよいか、とおもったらこの背景に群青色は強すぎて
白にする。ブックシェアで、絵本コレクターでもある木村さんが仰っていたけど
月刊絵本の、この付録は、あるとないでは大違いというか、大事なんですって。
ちなみに、この「マークのなかにかくれたかたち」が出た・2009年度の
福音館書店の月刊「かがくのとも」の付録の飾り罫は私が製作しました。
幾何学模様のものと、本と手のモチーフのもの、二種類。
お求めの際は、こちらにもご注目ください。ちなみに、月刊絵本として
刊行された「マークのなかにかくれたかたち」も「まるをつくる」も、
現在書店取り寄せはできない(作家である私が個人的にストックして
あるものをお分けしている状況)なので、展覧会や一部の取扱店で
見かけた時は是非お求め下さいませ。(在庫に限りがございますので)
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絵本のストックを引っ張りだしたあと、あれこれ別のものを整理していたら
古い掲載誌がでてきました。懐かしい!このまま残しておきたいけれど、
えい、っとファイリングしていく。これなんか、私が初めて雑誌に載った時
かもしれない。初個展から翌年の1999年に月光荘で個展したときに、
偶然取材がきて、しかも同学に通っていた方がレポーターだったのでした。
(お互い話したことはなかったけど小さい学校だったので私の顔を覚えていて
くださった)。自分で言うのも何だけど、ラッキーだったのではないかしら。
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こんなのも出てきました。赤川次郎の連載小説の挿絵もやってたのですよ。
ドローイングというか、絵も描くのですよ。切り絵だけじゃなくて、実は。笑。
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そして、2001年の「芸術新潮」も出てきた。これも、えい、っとファイリングする。
この見出しが手塚治虫の作品「きりひと賛歌」と、"かかって"ることを知ったのは
実は、つい最近のこと。*プラスマイナスギャラリーで展覧会をした時の記事です。
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すでにファイリングしてあるもので、久しぶりにみて「!!」と驚いたのは
これ。"センス・オブ・ワンダー!"。じつは、この言葉を使って私の作品を
(いまはもうみられないHPで、2000年くらいに?)紹介してくださった方が
いて、そのときレイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」という
言葉を知ったのだけれど、その次がこの写真の「美庵」というムック(2005年
刊)。そして、最近でたばかりの/私がアートワークを担当したCDシングル
「センス・オブ・ワンダー」(2014)。…これは他の二つとちがって私の絵に
インスパイアされて作られた曲や題名ではないのですが、バンドメンバーが
このCDのアートワークをどうしよう?と考えている時に二人展を見て、
"この曲で描きたかった世界は正にこれだ!"と思って依頼してくださったの
でした。二度あることは三度ある。センス・オブ・ワンダー…。