今日は9月、最後の日。明日が家での個展準備、最後の日。大きな作品を
会場へと送り出しました。先代の画廊主が大きな作品を(そしてインスタ
レーション的な作品を)見てみたい、と仰っていたのに応えられたかな、
今まででいちばん、大きな作品が多い個展となりそうです。ところで、
よく聞かれる質問「これは、カッターで切っているのですか?どんな
ハサミをつかっているのですか?」に答えるべく、いつからか愛用の
ハサミを展示することが多くなりました。展覧会をみにいらして
くださったからといって、私の事、私の作品を知っている人ばかりでは
はない。ので、何度でも「はじめまして、私はこういうものです」を
言ってます。ちなみに、無印良品の昔のデザインのハサミです。体の割に
手が大きいので、今のデザインのはキツイんです。前の、ゆったりした
デザインに戻らないかと夢見続けて久しいです。笑。MUJIさーん。
大きな作品の荷造りを済ませてから、少し外出。デジカメに使う小さな三脚と、
小さな作品を見て頂くときに(主に、老眼の方のため)使っていただけるよう、
虫眼鏡も。2009年に絵本の原画展をした「りんごや」の近くの写真屋さんで、
手に入れました。この店で三脚を買いたいな、と思ったのは、その6年前の個展に
あわせて買った三脚で「リンゴ星人」なんていって、遊んでいた思い出から。
↓
人
三脚は、初日の夕方の高橋ピエールさんのライブの記録などに使う予定。
前にブログなどで共有した動画は、たしかipod(ipod touchになる前、
動画が撮れるようになったばかり、くらいの)を、リンゴ星人の三脚に
針金か何かで固定して撮ったのでした。笑。その割には、よく撮れてた!
と、自画自賛。そういえば、ズホやんの動画もアレ(ipod)で撮ったな。
構図が格好良かったな、などと思い出す。個展前、いろいろやることが
あるのですがBGMも用意しておかねば。初日はやはり、これかな。
ライブをしてくださる、高橋ピエールさんのミニアルバム。左上のものは
たしか最初に手に入れた一枚。サティやモーマスの楽曲も入っています。
気分でいろいろ変えますが、新譜としては、Twigs & Yarnも、と思っています。
個展「ある。」のときに、Language of Flowersをヘビロテしていたユニット。
そうやって、個展と音楽の記憶がつながっているものも、時々あります。例えば
会場でこれをかけてたなあ、というのも、たとえばロバの本屋での個展のときは
店主のCDで気に入ったコレだとか、あるいは製作中に聴いていたものとか。
311直後の個展の思い出の曲はクイーンのTHE SHOW MUST GO ON(英語でshowは
展覧会の意味もあります、歌詞ではそういう意味じゃないと思うけれど)。ロック
でした。今回は何だろう?書いておかないと忘れるのでメモがてら。→コレ。
会場でトランスは、かけませんのでご安心を。
*
リンゴ星人の現れた展覧会のときに、りんごや(が、会場の名前です)で
かけていたBGMは、その時だけではなくて時々ながしています。絵ばかり
作っていると、言語中枢がおかしくなるのか、MIXを二度も書き損じた。
MXIじゃないし^^^Iyじゃないし。これからはじまる、ご来場者との言語に
よる対応が心配であります。個展会場では、時間は未定ですが、毎日在廊
する予定です。ことば、片言だったら、ごめんなさい。笑。
辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower」
10月3日(土)~10月12日(月・祝)*10/5(月)6(火)休み
会場/ギャラリーみずのそら(東京・西荻窪)