2017/06/30

カマキリを屋外に逃す






なぜか室内に紛れ込んでいたカマキリを…



ビニール袋で優しく捕獲して、緑の多い
どなたかの庭に逃しました。忘れた頃に
「あの時たすけて頂いたカマキリです」
なんて言って出て来たりするかなあ? 
笑いました。           





2017/06/28

画廊ハシゴ / 「分かる」良さと「分からない」良さ







6/28:ふらりと森岡書店での川内倫子さんの
Halo」の出版記念写真展へ。まるで一つの
大きな生き物であるかのように群れをなして
飛ぶ鳥の姿など。※展覧会に関連した写真は
ありません、右は会場近くで撮影したビル。
左は同じく近くの歌舞伎座にて。海老蔵さん
と御子息が演じる役かな。静かに応援。  





下調べをせずに出かけたのだけど銀座に来たらこの画廊は寄って
みようか、という場所が幾つかあり、そのうちの一つメゾン・
エルメスへ入ってみると、アブラハム・クルズヴェイカスさん
という、メキシコの方の作品が見られました。開催地の素材で
作品を作るのが彼の流儀らしく壁に長野の銘菓「雷鳥の里」の
雷鳥が貼ってあったり、新聞で作られたインスタレーション 
作品なども。私自身も新聞紙の活字を素材に切り絵を作る事が
あるので、例えばタイ語とか そういう、私が理解できない 
外国語の新聞を切るときに、 もしかしてその言葉を理解する
人たちにとって可笑しな作品にならないかしら?と心配になる
ので、その逆:ああ、日本語の新聞紙、こういう風に使われる
と、見る側はこういう感じなのか(うまく言い表せないけど)
…と、リサーチ脳になっていました。笑。とかく、日本は外国
から来たものをありがたがる風潮があるから、「わからない」
言語などのもの:例えばブランド名がどーん!と入った服も、
普通にある。「その言語圏」の人には読めるわけで…それって
オシャレなの?と私はいつも「???」となってしまうけど、
例えばアメリカに進出した日本のミュージシャンなどは歌詞を
ちゃんと英語にしないと「わからない」から売れない、という
定説(を宇多田ヒカルさんの「Fantôme」は打ち破ったけど)
がある。「わかる」良さと「わからない」良さについての  
考察をしていました。わからないでしょ、だからアートなの、
というのはあまり好きじゃないけど、わかりやすすぎても、 
それはアートなのか、と思うし難しい。下は新聞紙の作品も 
写っている、「もみじ市」のウェブコマーシャル。     
*映像:ネル・ラボ                   







帰り道、今やなかなかお見かけしない
銀座紳士に遭遇、思わず写真を撮る。
隣町の有楽町なので有楽町紳士と呼ぶ
べきか。私のおじいさんが若い頃の 
銀座といったらお洒落をして、少し 
気取って歩く大人の街っていう印象 
だったけど、今はもっと観光地的に 
なって来た。日々変わるのが都市だ。




マクドナルドやスターバックスは、
定着しちゃった感があるけど、 
久しぶりに「渡来して来たもの」
って感じがあるハンバーガー店
珍しく行列ができておらず小腹が
空いたタイミングで通りかかった
ので、えいや、と入り、ほのかに
異国情緒を感じつつ、パクパク。
外から来たもと土着のもの、理解
できない良さとできる良さ等に 
ついて考える日でした。    



2017/06/25

手帳つけと、再会と、佐渡葉書パッキングの日






6/25:日中、ちまちまと手帳に記録を書く。何週間も空白で、なかなか終わらない。上の絵は、ようさん工房で手に入れた黒い服。病床の叔父の体調が悪くなって縁起でもないが式服を手に入れねばと思いつつも、買ってしまったら、そうなってしまうのではないか、と気乗りしないままだったのだけど、たまたま急に決まった長野(長野市)出張の帰りに、ようさん工房のある松本にも立ち寄れることになり、大好きな服の作家が作る黒い服、それなら欲しい!と「やっと」の買い物だったのだけど、その数日後に、「買ったな、ほないくわ」と
でも言うように逝ってしまった事など思い出して、ちょっとしんみり。親族の中でも特に応援してくれててた人で、ブログをのぞいては「ようそんな、沢山書くことあるなあ」とか笑っていたのでちょこっと書いておくね、叔父さん。 
 


ところで、手帳には鉛筆で記入することが多い。左はいつもの私らしい削り方で、 右はの真似をしてみました。本人に見せたら、もっと綺麗、とのことでした。笑。

一日中、家での作業をしていたので、夕方少し散歩でもしましょうか、と外に出て、地下鉄を駅で待っていると、声をかけられました。つい前日に「お元気にしてるか、ちょっと心配なんだよね」と話をしていた人との、数年ぶり?の再会でした。大病をなさって、音沙汰なく、だったのと、最近(先述の叔父の事など)悲しい事があった中久しぶりにホワッっとするような、嬉しい出来事でした。数駅、地下鉄車内で話し、握手して別れる。           



夜はパッキング作業。昨年・佐渡でのハロー!ブックスというイベントの時に制作した、たらい舟に本を読む少女が乗っている絵の絵葉書とシールが、好評のようで、追加納品の準備。辻恵子の作品集「貼リ切ル」の出版記念展の出発地点でもあった、日和山・南書店で販売中。佐渡まで行けないよーという方は、芝生の通販をご利用ください→ こちら。 






2017/06/24

卵色の「類友」、チャンプルーの日







今日は外出。上は画廊に向かう道すがら撮った写真。
「類は友を呼ぶ」?卵色がお揃いのお嬢さん達。  




今日はキッチンミノルさんの写真展へ。
昨年秋の個展では夫妻を撮った連作で、
今回は沖縄の食が主題。勢力的。立ち話
で、うろ覚えですが、沖縄の食文化は、
大陸から伝わってきたもの、米軍基地が
あるのでアメリカ発祥のもの、そして 
地元の食文化がまざり合っているのだ 
そう。沖縄の言葉では、チャンプルー。


沖縄 のこしたい店 忘れられない味: 文化を伝え、地元で愛され続ける

キッチンミノルさんが写真を撮った本
「沖縄 のこしたい店 忘れられない味」
の出版記念展。花ぼうる」という、
手作業で生地に模様をつけていく  
お菓子の姿が印象的だった。    






それから、先日と同じように銀座から地下鉄で
末広町・アーツ千代田3331へ。前回は早まって
お会いできなかった一時帰国中のアーティスト
と再会、ご家族に「初めまして」。たまたま、
学友親子とも再会。久しぶりに会う赤ちゃん、
にこにこ、ふわふわ笑顔が愛らしい。米国から
やってきた少年は銃のおもちゃを手に「ポリス
ごっこ」や「アーミーごっこ」がしたいとか。
幼子から感じる異文化。そのあと、秋葉原へ。
マスキングテープでもお世話になったマーチ・
エキュートへ。仕事仲間とばったり会ったり 
して、少々入力過多だったかも、でもま、  
チャンプルーという言葉が今日の鍵だな。  










夏の影とアメリカンチェリー








くっきり、夏の影。梅雨あけ前ですが。
影が主題の絵本「かげはどこ」(木坂
涼・文、辻恵子・絵)もうすぐ重版。
宣伝すみません、嬉しくて。    


外出中、待ち時間があったのでお菓子を買いに
コンビニへ。人が作ったお菓子の代わりに、 
アメリカンチェリーを選びました。たまたま 
美味しいのに当たったのかもしれないけれど、
お菓子よりも 素材のままの美味しさが勝る 
(太刀打ちできない)なんて、何となく、例える
ならば、絵描きが風景を「上手に」描けたとて
本物の自然の美にはかなわない、という図式を
思い浮かべてました。余談ですがサクランボと
いうと「うる星やつら」という名作のアニメに
登場するお坊さんのキャラ・「チェリー」は
なかなかパンチの効いたネーミング。坊さんで
名はチェリー。…分かるかな?サクラン・坊。


🍒

初・生・大橋トリオ→ 記念スタンプの念写パンダ





6/22、久しぶりにライブというかコンサートに
出かけました。NHK(BS)のドラマ「植物男子
ベランダー」で知った大橋トリオ @ かつしか 
シンフォニーヒルズ、モーツアルトホール。  
上の写真(思い出し描き)のような仕草が何とも
可愛らしくてキュンキュンしました。笑。   




いつかライブを観たいなあ!と思っていた頃、
移転した喫茶・橙灯への女三人ドライブの時、
車の持ち主が大橋トリオをかけていて、「ね、
いいよねえ!」と盛り上がり、その方にも声を
かけて、二人とも初・生・大橋トリオでした。
決して舞台に近いとは言えない座席だったので
アムステルダムの劇場で安く買ったのを持って
行ったのですが、友人、高性能双眼鏡を二つ 
持ってきてくださって、すごく助かりました。
最初、ドラムの神谷洵平(かみやじゅんぺい)
さんに目が釘付けに。隣の女友達に伝えると、
「そうそう!私もずっと見てたー!」ですって。
ドラムがいいバンドは、いい。(持論)。  




大橋トリオ…さんは、トリオといいつつ一人 
なのですが、歌やギターやピアノにと多彩。 
声が甘すぎず、ある意味しらっとしていると 
いうか、さらっとした世界観がいいんです。 
ライブ会場限定発売だというシングルCDを手に
入れました。大橋トリオさんもご本人役で  
出演するらしい映画「Amy Said」(エイミー・
セッド)のテーマ曲が入っているもの。右上の
チラシは、アジアツアーのもの。上海と台湾で
開催するそうですよ。           




終演後、上野に移動して軽食。 
話題はラテン気質などについて。
ラテン語系なのにフランス人は 
いわゆるラテン系(ぱあーっと 
明るい感じ)ではないかもね、 
というような。行ったことがない
所の話を聞くのは楽しい。ライブ
の間に、このライブ「ツアー」の
最終公演であること、これから 
アジアで「ツアー」があること、
などなどMCで聞いていたせいか、
はたまた音楽に影響されてか、 
無性に旅をしたくなりました。 




レストランを出ると、アジア系の外国人の男の子に
「ケイセイノエキハドコデスカ」と尋ねられ、駅の
方向を教えました。そのケイセイノエキ(京成の
駅)で、記念スタンプを押してた時にも、アジア
系の外国人の女の子が「ワー!スタンプデスネ」
(私も押していこー!)「ぜひ!」みたいな短い 
会話をして、外国からの旅人との交流したもので
旅心、むくむく。駅に置いてあるこのスタンプは
たくさんの人に使ってもらって、すっかり角が 
丸っこくなってしまって、念写したパンダのよう
な図が現れたのもおもしろかったです。    




ああ、よかったなあ、と余韻冷めやらず、このブログ記事に
埋め込む動画など検索していて、あ、DVD&BDも出ているのかー



ohashiTrio HALL TOUR 2014.05.09 at NHK HALL [Blu-ray] ohashiTrio HALL TOUR 2014.05.09 at NHK HALL (DVD2枚組)

(ぽちっ)。つい、購入してしまいました。笑




2017/06/22

青梅、次回個展の打ち合わせ、婦人倶楽部の新譜






拾いたし、拾うものなき青い梅(即興俳句)…。帰り道に拾いました。




あ!地下鉄の出口を間違えた!待ち合わせに遅れてしまう〜!と
歩いていると、テレビ番組のロケに遭遇しました。録画して毎回
観ている「じゅん散歩」?高田純次さん。後ろ姿も格好良い。 




8/21に放送されました
(私は写ってませんが…笑)



それから、打ち合わせへ。先日出かけてきたばかり
金沢の棒茶(茎の部分の焙じ茶)と麩饅頭を頂きつつ
彼女自身も作家(陶芸家)でもある駒ヶ嶺三彩さんと
打ち合わせ。来年、個展を開催したいことについての
ご相談。阿佐ヶ谷のcontext-sで、駒ヶ嶺さんが   
キュレーションをする週・ingで、来年秋に開催する 
ことに。*詳しい会期はまた後日発表しますね。  



その後、佐渡の覆面アーティスト(?)
婦人倶楽部の新譜を買いに行きました。





2017/06/21

前髪、伸ばし中






久しぶりに、前髪を伸ばしてみています。
髪は一ヶ月で1cm位伸びるらしいです。
今は6月、眉毛の下くらい。横分けに 
して伸びるのを待っています。    


 

必要になる作家写真として撮ったものと、実際の 
印象が違うのは良くないんだろうなあ、そろそろ 
撮ってもらおうかなあ?と考え中です。     





2017/06/20

打ち合わせ→ 喫茶→ イシイリョウコさんの展覧会






6/20、打ち合わせ。会合に向かう道すがら、そのあとに行きたいエリアに向かうバスを見つけて、仕事の後に乗ってみる。前に散歩した時に気になった喫茶で休憩。喫茶はワイワイ会話するのも楽しい場所である一方で、「誰でもない」単なる客として独りの時間を過ごしてリセットしたい時もある。後者のときはバッチリの店。机の上にあったメモ書きを…こういうのなんて言うんだっけ、臨書??してみました。写真がだめでも、こういうとき便利な絵描きの目と手。「創業62年ありがとうございます」というようなメッセージが出入り口にあった。白髪(はくはつ)の上品な話し方の女性、肩にストールをかけた、絵本に出てきそう。



それから、イシイリョウコさんの展覧会へ。緻密に描かれた線画のイメージがあるけれど
ペインティング(絵の具の絵)も流石。筆で描く絵は、やめどき(これで完成!というタイミング)が難しいよね、という話など。目がいくつもある(蜘蛛をモチーフにした)作品など、遊び心と自由さが好きだ。




2017/06/18

雨と向日葵






6/18、銀座へ。国際紙パルプ商事の広報誌「TSUNAGU」の時に 
撮影をしてくださった京嶋さんの「静けさの先にあるもの」展の
会期がもうすぐ終わってしまう!と、すべりこみセーフで拝見。
画廊に向かう途中に見かけた売り場一面の向日葵が綺麗でした。



雨が、ザッと降る。歩行者天国、最近外国人観光客が多い銀座。
お遣い物で羊羹を買う。体積の小ささのわりに、ズシリと重い。
職人の念が詰まっていそうな重さだ、と思う。老舗だって、今や
機械化されてるのかもしれないけれど。           




そのあと、銀座線に乗って末広町、アーツ千代田3331へ。
Gallery Jinでの合同展に出品している・一時帰国している
珠奈さんとはお会いできず。帰って、ずっと前から気に 
なっている絵がまだ手に入るか、など連絡を取る。   
10年以上も前に見た絵が、あれ、欲しかったなあ、と  
ずっと記憶に残っているというのはなかなか凄いこと。 
絵の力があるってことなんだろうなあ、と思う。    
手に入るかはわからないけど、アーティストの渡米で  
言いそびれていたこと、伝えられて嬉しかった日。   





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