2005年に個展をした根津のカフェ・ノマドが、20017年2月末日、閉店した。見慣れたメニュー(
ナカバンさんの絵のはず)も見納めだ。ホットサンド、チーズケーキ。モンブランに、夜のメニューでジャガイモとウインナー(?いかん、すでにうろ覚え)を煮たのとか、オムレツも美味だった。ホットサンドはカレーとツナのが好きでした。最初に馴染みの店が閉店したのは多分、
ひなぎくが最初だったのだけど、食のお店が閉店なり移転して、「あの味」が記憶の中だけになるのはなんとも切ないものだ。
ノマドでの自撮り・定番ショットもこれでおしまい。「カフェとは、どんな場所か?」というのは、人それぞれだろうけど、このお店は私にとっては距離感が程よい場所だった。お客として来た人が、一人でコーヒーを楽しみたい時に「ねえねえ」と、割り込んでこない、かといって、さっと、ちょこっと立ち話をしたりも して。店主ご夫妻のプロ精神を端々に感じてました。親しき中にも礼儀あり。礼儀の中にも親しみあり。
ここのところ立て続けに、谷中根津あたりだけでも、
旅べーグルが四国に、
谷中ボッサが長野に移転して、トドメのようにノマドも。このあたりにくることも、少なくなりそうな気がする。っていうか、友人が注文したイチゴタルト、それは私が「とと姉ちゃん」のオープニングの絵の製作でカンヅメ状態だった合間に
食べた思い出のメニューだよ(だから頼まなかった
んだけど)一口ちょーだい、とか久しぶりに茶飲話。ありがとうございました、といって、店主さんと写真を撮ってもらいました。
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後日、セールがあって
自分史上ベストのコーヒーカップを手に入れることができました。お家でカフェノマド気分、少しは味わえそうです。
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