先日、目が釘付けになった広告。東京・銀座の数寄屋橋交差点。
わぁ、あの時の津波、こんなに高かったのか…と、はっと した。
考えさせてくれる、いい広告。なんの権限もないけど、広告賞を
あげたいくらいだ。海に飲み込まれる自分を想像して恐ろしく、
これは助からないぞ、飲み込まれた人たち、さぞ怖かったろう、
ということや、家の近所の高い建物といえば、あそこかな(非難
する、ならあの場所?)などと、数日後もじんわり考えた。
絵描きとはいえ、文章にかかわる仕事をすることも
あるので(父が広告の仕事をしていたこともあって
広告、気になるタイプ)、文字だけで構成された
広告で、これだけグッとくるのもすごい!と思う。
ちょうど、16.7メートルが「ちょうど この高さ」の
赤い部分を示す位置に来るように、かつ、他の
メッセージも過不足なく伝えるべきことを凝縮させ
て書いた、コピーライターの力にも感嘆しきり。
3.11、震災から、6年。
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