2022/04/01

坂本千明さんの「ねこのねえ」 / 中村彝アトリエのこと

 


2022/04/01:久しぶりに(昨年の6月以来?)西荻窪へ。ウレシカでの坂本千明さんの個展へ。今回は、出版社からの刊行ではない・私家版の新刊「ねこのねえ」の原画展。  

気になっていた・坂本さんが装幀画を制作した本で、石牟礼道子さん・著の「食べごしらえおままごと」もゲット。猫の作品が印象的な坂本さんですが、そのほかのモチーフの絵も好き。*家に飾ってあるのはシャケのん。 


退屈をあげる

長く愛される本になっている「退屈をあげる」も最初は、こういうふうに私家版で出たのだよなあ。「ねこのねえ」のブックデザインは、涙グラスの松本さんが手掛けられたとか。

会場のドアに描かれる絵も密かな楽しみ。たまたま(どんなサインが描かれているかは分からないのですが)、私が手に入れた「ねこのねえ」に入っていた坂本さんのサインは、この絵に似た猫じゃらしのものでした。

坂本千明さんにも久しぶりにお会いできて嬉しかった。2年ぶり?(2020年9月ぶり?)。まだまだ、お互いにマスク姿での会話。

いつもながら後日ブログを書いていて(本日4/7)、会期終了間際ですが、【4/11まで】開催中です!




そして写真はありませんがウレシカのすぐ近くにあるHATOBAヘも。2021年5月に予定していた個展の会場。延期したままになってしまっているけれども、どうしたものかなあと立ち話。一年に何度も個展をすることがあったり、作家活動を始めてから一年に一度は個展をしていたのが、なんだかコロナ禍で変わってしまった。さあどうぞ!とお迎えできるような日が早く来るといいけれど。HP(http://www.tsujikeiko.com/)に少し書きましたが、夏頃に合同展に参加予定、直接作品をご覧頂ける機会は久しぶりなので、ぜひ。詳細は後ほどまた。



坂本さんの展覧会に行く前に、寄り道した場所のこと。(いや、全然近くないけれども…)。たまたま、Twiitterで見かけて地図アプリにメモしておいた場所の前を通った記念館。中村彝(つね)アトリエ記念館という場所。

上の写真の中で左下に配置してある「エロシェンコ氏の像」は美術の教科書か何かで目にしたことがある。明治〜大正を生きた画家。37歳!…で他界したのか。Wikiによると、この場所は2013年に復元されたものなののだそうです。         

*開館時間など、詳しくはこちらをどうぞ→ https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/tsune/40357/



えっ、撮影していいんですかっ?と嬉々とする建築好きでした。ジブリ映画(「となりのトトロ」の家とか)を連想する外装。



このあたりはなんとなく、お茶の水にあった昔のYWCAとか?建て替え前の母校(文化学院)とかみたい。漆喰と木の壁。 


浅倉彫塑館しかり、アーティストのアトリエには日光が大事だったりして(私:切り絵とか貼り絵とかには、あんまり関係ないけれども…モデルを前に描く油絵とか彫塑・彫刻などは特に)、大きな窓と天窓が素敵。        





坂本千明さんにも久しぶりにお会いできて、思いがけず、気になっていた素敵な空間・建築も体感できた日でした。




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