2011/10/28

坂倉準三・設計の伊賀市庁舎








俳聖殿を見る前に、建築家・坂倉準三
設計した伊賀支庁舎にも行きました。 
写真は、二階に上がったところ。むかし
美術の授業で消失点について学んだ事
思い出した景色です。ぐーーっと、  
奥まで続く廊下。          





二階はやや天井が低い印象、それに比べて
一階は天井も高く、広々とした空間です。





これは坂倉さんは関わっていないと思い
ますが(笑)、自動ドアには伊賀忍者。
しゅたっ!と動きのあるポーズが幾つか
並んでいました。          




貼り紙には、かわいらしい忍者が。  





坂倉準三さんは、私の母校・文化学院の 
創設者、西村伊作の娘の旦那様で、ル・ 
コルビュジエの弟子。 2004年に参加した 
合同展の会場、ギャラリーサカは彼の  
メモリアルギャラリーでした。     




この庁舎は老朽化が進んでいて、建て 
替えられてしまうかもしれない、との 
こと。次にまた見られるのか分からない
建築物を撮るのはなんだか複雑な気持ち
がしました。            







余談ですが、伊賀市庁を出たところにある
「交番」が、わが町・東京ではありえない
大きさでびっくりでした。英語で交番の 
ことを「ポリス・ボックス」とか言うし、
実際東京では「ボックス」という言葉が 
ぴったりに思える小さい交番が多いのに、
こちらは一軒家の交番!すごい、伊賀。 






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