2012/03/30

「VOICES」前日









3.31、一日だけのイベント「VOICES」の準備のために
SHIBAURA HOUSEへ。              






上映スペースでチェックをする映像作家の純子さん。インスタレーション
作品も空間の隅々に配置されています。               



 



私の作品は、2Fに展示されています。作品を支えるのに
使っている木の横棒は、2001年に個展を開いたときに、
父が作ってくれた思い出ぶかいもの。その個展会場は実は
東京電力が所有するギャラリーでした。クローゼットで 
11年ねむっていたこの棒が、2回目に舞台に出るのが、
奇しくも原発や放射能の影響について語り合あおう、と 
いうイベントだとはね。               






友人とも話をしていたのだけれど、悪者を決めるのが目的
ではない。これからの電力の仕組みや、今できることは 
何かを考えなおすことが大事なのではないかしら。いま、
生きている我々が、きちんと問題に向き合うか否かで、 
数十年後に生まれる人の未来や生きる社会が形作られる 
のかもしれないね(しっかりしないとね)、と、クレーム
ブリュレなど食べながら全然「熱くない」トーンで話す。

友人のように熱心にデモに参加し、発言する人はもちろん
デモに参加した事がない(私のような)人でも、放射能の
問題は気になる。原発の事故でまき散らされた物のせい
農地がだめになったり酪農家さんがじさつするのは嫌だ。
無知による体内被曝は、避けて生きたい。自分の事だけで
なく、被災者はどう感じている?何ができる?無関心では
なく、かといってドン引きするほど「熱すぎる」事もなく
(それこそ、熱いココロと、冷たいアタマ?)しっかりと 
それぞれが考えられる社会になるといいな。      




手伝ってもらいながら、自分の展示作業を終えて、
バッジのタグ付けをしたり、細々と手伝いをして、
なんか学園祭の気分でした。夜中まで作業をする 
SHIBAURA HOUSE 内の、みんなが見えるかな。 
男女、年齢、国籍も職業も色々な人々。     

当日、私は、午後に受付を担当?お手伝い?する 
ことになりました。お待ちしております!    

★詳細は→ こちら               








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