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2025/10/25

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」冒頭映像の絵を制作




第94回目のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のオープニング映像のアートワークを、辻恵子が貼り絵で制作しました。*関東局の制作作品、 また、題字と、その横の女子の顔はデザイナーさんの手によるものです。主題歌は、宇多田ヒカルさんの「花束を君に」。これが活動再開の第一作となる書き下ろしの作品です。 

(NHKに許可をいただいた上でスクリーンショットを掲載しております。他サイトへの転載はおやめください、よろしくお願い致します)  


関連記事の上の方に出るように更新日を設定してありますが2016年の記事です。

★2025年5月から再放送されます!是非ご覧ください




私の絵が、主演の高畑充希さんとも「共演」しています。 ベネッセのお仕事(例えば「けいこさんのこうさくしつ」 など)でもご一緒している小川純子さんがオープニングの映像の監督です。上の画像のように、月曜日は出演者以外の名前も紹介され、 小川さんの名前と交互に、私の絵を動かしてくれたアニメーター小中志展(しのぶ)さんのお名前も出ます。そして背景に 写っている写真など、全編にインサートされるのは、大沼ショージさんによる写真です。



主人公、常子のイメージカラーである青の布が なびく写真は静止画なのに、風が吹き抜けるかのような清々しさがあります。      





そして、私の貼り絵も沢山、でてきますよー。全156回、じっくりご覧ください!

*追記*



第14週から、戦後?後半バージョンになりました。冒頭・台所を歩いていた 青い服の少女は編集部の机を歩いて、他の写真も変わっています。そして、 オープニング映像チームの大沼ショージさんのお名前もスタッフロールに登場するようになりました。



ブルーレイ & DVDボックスのこと


連続テレビ小説 とと姉ちゃん 完全版 ブルーレイ BOX1 [Blu-ray]連続テレビ小説 とと姉ちゃん 完全版 DVD BOX2連続テレビ小説 とと姉ちゃん 完全版 DVD BOX3



「とと姉ちゃん」のブルーレイとDVDは8月から順次発売。盤面や ジャケットにも辻恵子の絵が登場します。詳細は別の記事に更新します、こちらを御覧ください。             





原画を展示したイベント、展覧会など:                      



(1) 2016年4月16日 「とと姉ちゃん」トークイベント会場のロビーでの展示 @ 静岡文化芸術大学(静岡)

(2) 4月22日〜7月10日 「とと姉ちゃん」展 @ NHKスタジオパーク(東京・渋谷)*企画=NHKサービスセンター
(3) 6月1日〜6月12日 辻恵子貼り絵切り絵展覧会「貼リ切ル」 @ NAOT NARA(奈良)*自主開催:個展
(4) 7月20日〜7月31日 「とと姉ちゃん」展 @しいのき迎賓館(石川・金沢) *企画=NHKサービスセンター
(5) 9月18日〜9月19日 ハロー!ブックス(新潟・佐渡)*企画=ハロー!ブックス実行委員会
(6) 10月1日〜10月2日 「とと姉ちゃん」展 @NHK山形放送局(山形・山形)*企画=NHKサービスセンター
(7) 10月8日〜10月16日 辻恵子原画展 @ 小倉駅前・アイム(福岡・北九州)*企画=朝日広告社
(8)2017年3月2日〜4月3日 作品集「貼リ切ル」出版記念原画展・その1 @南書店(新潟・佐渡島)
(9)4月10日〜5月6日 作品集「貼リ切ル」出版記念原画展 @北書店(新潟・新潟市)
(10) 5月24日~6月11日 作品集「貼リ切ル」出版記念原画展 @オヨヨ書林せせらぎ通り店とコラボン(石川県・金沢)
(11)7月1日~7月8日 作品集「貼リ切ル」出版記念原画展 @「神宮の家」モデルハウス(愛知・名古屋)
(12)7月15日~30日 愛知県・エコ建築考房(愛知・一宮)
(13)2017年10月28日〜11月26日 福岡県・久留米の未来工房
(14)2018年2月23日〜28日 三重県・堤側庵での叔父との二人展

★「とと姉ちゃん」の原画が展示された催しの履歴については、
こちらのページでもご紹介しています:


 *


 

★自主企画の個展・辻恵子貼り絵切り絵展覧会「貼リ切ル」 @ NAOT NARA(奈良)では、
個展に合わせて刊行した貼り絵の作り方」はオープニング映像の青い服の少女や
主題歌のミュージック・ビデオに登場する赤い人魚が作れる冊子を刊行








連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は、雑誌「暮しの手帖」の創刊者である大橋鎮子(しずこ)さんをモデルとした、小橋常子が主人公。主演は高畑充希(みつき)さん、両親役に木村多江さん、西島秀俊さん。相楽樹さん、 杉咲花さん、根岸姫奈さん、内田未来さん、須田琥珀さん、 川上凛子さん、向井理さん、大地真央さん、平岩紙さん、片岡鶴太郎さん、秋野暢子さん、片桐はいりさん、ピエール瀧さん、川栄李奈さん、浜野謙太さん、坂口健太郎さん、及川光博さん、山口智充さん、唐沢寿明さん、…などなどご出演。語りは檀ふみさん、衣装は黒沢和子さん、脚本は、西田征史さんです。    






 







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【オープニング映像チームの略歴】
  • 監督(企画・演出):小川 純子(おがわ じゅんこ)福島県出身。映像ディレクター。TVCM制作会社に勤務の後、海外遊学へ。再びディレクターとして映像制作会社に勤務し、2007年よりフリーランスとなる。TVCMや幼児用映像教材、企業用VP等の企画演出をする。作詞、絵本文章、アニメ脚本の分野にも進出。一方、自然との共生をテーマにしたフェスや市民学校に参加し、古く祖先から続く土地に根付いた暮らしを勉強中。定期的にカナダの先住民クリー族を訪ね、文化を学ぶ。
  • アニメーター:小中 志展(こなか しのぶ)キャラクターデザイナー、アニメーション作家。ベネッセ・こどもちゃれんじシリーズのキャラクターデザイン、アニメーションコーナーを多数担当。またTVCMおよびwebムービー用の様々なグラフィックデザインやアニメーションを手がけている。
  • 写真:大沼ショージ(おおぬま しょーじ)横須賀生まれ、フォトグラファー。雑誌、書籍、カタログ、PR誌、DM、CDジャケットの撮影写真集も数冊出版。2010年より台東区駒形に、萬田康文氏と写真事務所「カワウソ」を立ち上げる。 http://www.outotsusha.info/
  • アートワーク:辻 恵子(つじ けいこ)切り絵作家・イラストレーター。文化学院文学科卒業。1998年より作家活動を開始。絵本や書籍の装幀画、雑誌の挿絵なども多く制作している。印刷用に元々ある色を活かした切り絵作品を中心に発表。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のオープニング映像では、顔、腕、髪の毛などパーツを制作し、貼り合わせた貼り絵作品を制作。 http://www.tsujikeiko.com
  • 照明:柳沢良幸VE:西村友秀、衣装メイク:NHKドラマ部、所作:東山佳永コンポジット:井上みづ穂、AD:荻嶋智、PM:堀川大輔、PR:佐藤ピート


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今まで「進行中のプロジェクト」と呼んできた、
制作風景はこちらに「まとめ」てあります。  

★ブログでの関連記事は【 tsujikeiko.blogspot..toto 】

★関連ツイート【 http://togetter.com/li/902164 】



制作風景だけでなく、息抜きも入っています、なので「まとめ」の題名を 「ぼわっと日記」にしてありました(過去形)。一般的な番組紹介としてのもの ではなくて、私自身の記録用というか、日記的なブログです。       



3/25にはドラマガイド(ムック)のパート1が 発売され、そこに、オープニング・タイトルの 監督、小川純子さんと私・辻恵子の対談記事が掲載されています。併せてご覧ください。  


公式ページでのタイトルバック特集は、7月16日に更新・公開されました。
http://www.nhk.or.jp/totone-chan/special/special09/ *現在は見られません







関連取材で「女性自身」インタビュー、「ステラ」のタイトルバック特集記事、


 



二度目の「女性自身」記事(貼り絵の作り方のページ)、ヴィレッジ・ヴァンガードのフリーペーパー「VV Magazine」インタビュー、   



直接的に「とと姉ちゃん」の事だけを話したわけではありませんが、番組がきっかけで「栄養と料理」で自身が題字を制作した連載「思い出の味」のページ、北欧、暮らしの道具店にインタビュー記事、また、母校で講義を依頼されたりも。         



オープニング映像に登場したこの絵は、2020年刊行の書籍「テレビドラマオールタイムベスト」装画になりました。



2025/10/23

宇多田ヒカル「花束を君に」MVのアートワークを制作






関連ブログ記事のトップに出るように、投稿日を設定してあります*








(ユニバーサル・ミュージックの許可のもと、掲載しています。画像の無断転載はしないでください)



4月15日よりフルバージョンを配信開始・宇多田ヒカルさんの新曲「花束を君に」の
ミュージック・ビデオ(30秒バージョン)のアートワークを、
辻恵子が貼り絵で制作しました!





特設ページ
★ http://www.utadahikaru.jp/lyric ★

★【 utadahikaru.jp 】★



* 5/13追記 *









5月13日には、秒数が長くなったミュージック・ビデオ(ショート

バージョン:ドラマのオープニングと同じ、90秒くらいのもの)が
完成、宇多田ヒカルさんのホームページなどで公開されています。
監督は映像作家の小川純子さん、アニメーターは小中志展さん。 
絵は私、辻恵子が制作いたしました。             





◎パナソニックのキャンペーンのこと:2016/5/20~9/30の間、パナソニックの「ビエラでハイレゾ!」キャンペーンの一環で、家電量販店などで「花束を君に」などのミュージック・ビデオが再生され、対象商品購入・応募した方々にもれなく、ミュージック・ビデオが収録されたブルーレイディスク二枚組がプレゼントされました。★詳細は→ こちら  ☆関連記事は→ こちら

◎原画の一部は、6/1〜12、NAOT NARAで開催する辻恵子貼り絵切り絵展覧会「貼リ切ル」で展示しました。








● 報道資料より



演出・映像作家:小川純子さんのコメント:
「どんなに離れたくない関係にも、避けられない別れがやってくることがあります。忘れえぬ人への想いを花束に寄せてストーリーを描こうと思いました。花束を受け取る「君」は、自分自身の本来の姿を認め、暮らしを選び、還る女性としました。自己肯定することで経験する別れを私たちは知っているでしょう。「とと姉ちゃん」にも登場する青い女の子は花束の届け手として登場します。どうぞお愉しみください。」

アートワークを制作しました私・辻恵子のコメント:
「宇多田ヒカルさんの歌声、歌詞は聴きこむほどに深く、絵で共演できた事、とても光栄です。路面電車や青い服の女の子など『とと姉ちゃん』のオープニング映像で登場した、懐かしい雰囲気のモチーフの貼り絵以外にも新しい登場人物・赤い服の女の人や風景も加わって、現代的、あるいは近未来的な姉妹作品となりました。」



● 製作中の写真より(画像をクリックすると、制作風景のブログをご覧いただけます)







*制作中のツイートなどはこちら

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【制作スタッフの略歴】
  • 監督(企画・演出):小川 純子(おがわ じゅんこ)福島県出身。映像ディレクター。TVCM制作会社に勤務の後、海外遊学へ。再びディレクターとして映像制作会社に勤務し、2007年よりフリーランスとなる。TVCMや幼児用映像教材、企業用VP等の企画演出をする。作詞、絵本文章、アニメ脚本の分野にも進出。一方、自然との共生をテーマにしたフェスや市民学校に参加し、古く祖先から続く土地に根付いた暮らしを勉強中。定期的にカナダの先住民クリー族を訪ね、文化を学ぶ。
  • アニメーター:小中 志展(こなか しのぶ)キャラクターデザイナー、アニメーション作家。ベネッセ・こどもちゃれんじシリーズのキャラクターデザイン、アニメーションコーナーを多数担当。またTVCMおよびwebムービー用の様々なグラフィックデザインやアニメーションを手がけている。
  • アートワーク:辻 恵子(つじ けいこ)切り絵作家・イラストレーター。文化学院文学科卒業。1998年より作家活動を開始。絵本や書籍の装幀画、雑誌の挿絵なども多く制作している。印刷用に元々ある色を活かした切り絵作品を中心に発表。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のオープニング映像では、顔、腕、髪の毛などパーツを制作し、貼り合わせた貼り絵作品を制作。 http://www.tsujikeiko.com
  • コンポジット:池田靖彦(アオイスタジオ)、PR:佐藤"Pete"裕武()ほか


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【ご紹介いただきました】BARKSCINRA.netHuffington PostMTV音楽ナタリーオリコン・スタイルサンスポほか
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Fantôme 
それから、そのミュージック・ビデオの公開に伴ってインタビューが公開され、その中で気になっていたことの答えと、嬉しい驚きがありました。(じつはスタッフのKJさんから前もってお知らせ頂いていたのですが)。新しいアルバム「Fantôme」の曲名が発表された時、その中に「人魚」という題名の曲があることに、はっとしました。 




先述の「花束を君に」のミュージック・ビデオ(約・15秒と90秒、2パターンあるのですが、長い方)で、赤い服を来た女性は、街を出、海に向かい、人魚に姿を変えるのです。もしかして「人魚」という曲名は??いやあ、まさかね、と、思っていたのですけれど、そのインタビューのなかで、あのミュージック・ビデオの絵コンテ(by 小川純子さん)を見て、演出家さんが宇多田さんを慰めてくれているような、見透かされ、暖かく支えられるような感覚を覚えて、何より「花束を君に」を受け入れてもらえたと思えて涙が止まらずそこから人魚のモチーフを引き継いで出来た曲、そして御母様の藤圭子さんが亡くなった後に音楽を作れないかもしれないと思っていた頃に、ふと出来た曲だったけれど作詞にすごく苦労していたがぶわっと言葉が溢れてきた、というような話を読んで、とても光栄に思いました。*話は要約、こちらをどうぞ→ (Trend Newsの記事)

ミュージシャンが魂を込めて作った作品(花束を君に)を、我々ミュージック・ビデオを作った面々(映像作家の小川純子さん、絵を製作した私、アニメーターの小中志展さんなど)が受け止め、こちらも良い作品をつくろうとして、それを御覧になったミュージシャンがさらにインスピレーションを得て「人魚」という曲になった。まだ楽曲は聴いていないけれど、とても光栄なこと。  


ちなみに、人魚のは私が学生時代によく、とりつかれたように  
(水彩で)描いていたモチーフなので、小川純子さんの絵コンテで
人魚がでてきたときに「!!」でした。           


〜〜〜〜〜〜〜〜2024年に追記:


2018/11/02

日日是好日〜まっちゃんまつり〜Laughter In The Dark




11/2:朝イチで映画「日日是好日」を観に行きました。茶道は、御教室に通った経験のある母からの教え?だけで習ったことがないのだけど、母いわく動きに無駄がないのだそう。印刷物などから人物像を切り出す(私のスタイルの)切り絵の制作風景をお見せすることがあると、よく「どうしたらそんな風にできるんですか?」というような質問をされるのだけど、「手が動くに任せる」と答えることが多い。

この映画のなかでも、黒木華さん演じる20歳の女性が、ある時ふと手が勝手に(自然に)動くという経験をする。頭で考えすぎないで、型を繰り返すことで身体に染み付くってこと、最初の個展の時に出した作品も、よく一晩で百点以上とか作ってたなあ、と思い出したり。感じ取ること 繊細にアンテナを張ること、頭で考えすぎないこと、細部に神経を注ぐこと(そーっと置く 仕草の美しさよ)、利休の時代などいつ永遠の別れがあるとも知れず、現代のように電話もない時代、茶事をするのも一期一会で、次はないかもしれない、という覚悟でもてなしたりもてなされたりする、ってこと。などなど。   









映画館を出たとこにあるCD屋さんで、昨年末に初めて生で観た神田松之丞の音源を買いました。宇多田ヒカルさんのフリーペーパー「うたマガ」も頂く。


最新号の「Pen +」も神田松之丞特集!ですね。





「日日是好日」を観た映画館のすぐ近くのCD屋で神田松之丞のCDを買って、デザイナーと待ち合わせランチミーティング。その帰りに、近日開催だった宇多田ヒカルさんのアリーナ 
コンサートのために望遠鏡?を借りにいき、家に戻ってから神田松之丞の公演にお誘いいただいて、なんてタイミングの良さだ!(望遠鏡も、CDも持ち帰った日に)と驚く。   





私の絵が冒頭映像でアニメーションとなった朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌 「花束を君に」が宇多田さんの活動休止期間からの復帰第1作で、そのあと、その曲のミュージック・ビデオも同じチーム(映像作家、アニメーターと絵描き)で手がけ、その絵コンテ(by 映像作家の小川純子さん)を宇多田さんが目にした時、御母上・藤圭子さんが他界した後に初めて書いた曲、歌詞がつかなかった曲の歌詞を書き上げるインスピレーションの源となったらしいことを、後にインタビューで知って、その曲が「人魚」という題名だったのです。

実際には純子さんと宇多田さんのことだけれど、会ったことのない歌姫と、平安時代に詩歌(作品)でやり取りをする感じって、こんなかな?と嬉しくなったっけ。

その「人魚」や「花束を君に」が入っているアルバム「Fantôme」の時にも、宇多田さんは一曲目をステートメント(声明?意思表明的な)のような曲だ、と話していたのをどこかで耳にしたのだけど、前作の一曲目は何をしていても(なき母と)共にあるのよ、というような内容で、最新作だと、悲しい話はもう沢山〜飯食って笑って寝よう、になってるのがフフフ、ってなりました。乗り越えたね、と。

コンサート、きっと泣くだろう、と想像中。      
              
          (11/2のこと、前に書いたのそのまま)




もうひとつ嬉しかったのは、望遠鏡を借りにいく途中に、この本を買えたこと。オランダの人は誰でも知っているらしいキャラクター「イップとヤネケ」。

オランダと私の縁の始まりは、初個展が決まった日と同じ日に、母校の学園祭に来ていた後輩のお姉様と出会えたこと(彼女はオランダ在住)だったんだけど、その次のオランダとのご縁は、彼らのおかげなのです。        

オランダに買い付けに行っていた雑貨店のオーナーが、お土産でくださった、HEMA(という店、洒落たスーパー)のお菓子の箱にイップとヤネケの絵があり、その写真を当時ハマっていたフォト・シェアリング・サイト(フランスの合同展の画廊主にも繋いで くれたSNS)Flickrに投稿したら、「それ、私の国のキャラクターよ!」というようなコメントをくれたのが、絵本作家のハーティーさんで、彼女の友達で日本語訳も出ているヒッテさんが東京駅の 
大丸デパートでの絵本展に作品を出すから見に行ってあげて、とか、何やらあり、しばらくたって・四年前の初欧州旅で初めてオランダにいくことができたのでした。ある意味イップとヤネケはオランダ人の友人達と私のキューピッド。やっと読める。    




あれ、宇多田さんの今回のツアーのメインビジュアルと並べてみると、きょうだいみたい。笑。 



後日、記(そのいち)


後日追記:11/4、東京・有楽町にある、よみうりホールへ。下階の家電量販店は行ったことあったけど、ホールは初めて入りました。なんとなく昭和レトロな雰囲気が素敵でした。



迫力と柔軟さのある語り口に引き込まれる。幕間に2日前に別のCDを買ったばかりなのだけど、また買っちゃいました。講談も、落語と同じく→ 見習い〜前座〜二つ目、真打という階級があり、彼は二つ目。二つ目で、この完成度ですか!と思う。

あまり詳しくないからどういう判断で真打になれるのかわからないけど、そうとなったら大騒ぎだろうなあ。もう実力・人気共に、充分なのだけど、まだまだ、と焦らされてる感すら感じます。講談は伝統芸能の中でも演じる人口が少ないとか。
 
こういう方こそ、長生きしてほしい!…などと、生き死にのことを言うのは不謹慎かもしれないけれども、55歳で他界した浪曲浪曲師の国本武春さんのことを思うと半ば真面目に、そう思う。                         





ところで今回は「Pen+」の編集長(10年前、本誌の「Pen」での紙特集で記事を書いてくださったOさん)がお招きくださって、絵描き仲間の坂本千明さんをお誘いして伺いました。

「神田松之丞っ?大好き!」って言う人ではなくて、前に私が神田松之丞さんの公演を観た時のように、予備知識ゼロでも楽しめると思う!と、お話しして。                       










chiakisakamotoさん(@chiakisakamoto)がシェアした投稿 - 



坂本さんがインスタに写真を投稿して、「この写真、神田松之丞さんが手だけ女装して頬杖ついてるみたいだねえ」なんて笑っていたら、坂本さんのご友人で、「Pen+」の神田松之丞特集でも文章を書いているライターさんが「私も来てます!」と(SNSに)反応あり、え、どこどこ?同じ最後列? (私、その人の顔わかんないけど)手ぇ振ってみようか、わー。あ!(振り返してくれる人が)居た居た!と嬉しい出会いもありました。何が嬉しかったかって言うのは、宇多田さんのコンサートの時の話(下に追記します)に書こうかな。  



坂本さんと、その方と、美味しい食事をして、帰路につく途中、ふと見上げると、いくつもあるビルの窓の中で一つだけ明かりがついていて素敵(?怖いのか、不思議な)景色を見ました。           



追記(その2)


神田松之丞さんの公演の2日後、今度は、同じくお招きいただいて宇多田ヒカルさんの!アリーナコンサートに出かけました。ミュージック・ビデオ「花束を君に」の制作チームと。(ちなみに、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の冒頭映像と、同じメンツ:ドラマの方は写真家の大沼ショージさんも加わります)。先日の個展でお会いしたばかりですが、普段なかなか会えないので、ゆっくり話ができて嬉しかった。ここで、2日前にばったりお会い
できたライターさんが、なんと我々と会議をしていた番組関係者の方と学友で、あの映像をとても褒めていた、というようなお話を聞けたんだよ、よかったよねー、と、聞いたばかりの嬉しい話を一番わかちあいたい仲間にホカホカのうちに伝えられたのでした。

*写真は左から私(絵・辻恵子)、アニメーターの小中志展さん、映像作家の小川純子さん。                 





アリーナコンサートツアーの初日の会場、横浜アリーナは、宇多田ヒカルさんが活動休止する前の最後のコンサート会場でもありました。(上の写真は、「花束を君に」のお仕事を
するときに資料的にいただいたブルーレイディスク)。8年ぶりのコンサート、ということになるわけです。観る側なのに、朝から緊張して手に汗かいたり電車でお腹が痛くなりそうになったよ、と仲間に笑い話みたいに話すと、あー、(宇多田さんに?)同調しちゃってるね、と。もしかしたら、そうかもしれない。           




宇多田ヒカルさんの歌、ナマで聴けることがあるなんて。音源で聴いていても鳥肌が立つくらいなのだから、絶対泣いちゃいそう、と思ったら案の定…でした。「道」で、ほろり。我々チームもミュージックビデオで携わる事ができた「花束を君に」は、メインステージではなく座席の真ん中に設けられた小さな島のような舞台で歌われて、少しづつ回転してくださっていたので時々お顔が見られたくらいだったのだけど、少しウルウル。「花束を君に」を
聴き終わった我ら(映像チーム)、握手をしました。お疲れ様、のような、たどり着きましたね、のような、凄く贅沢なご褒美いただいたね、みたいな。そんな握手。




宇多田ヒカルさんの「花束を君に」ミュージック・ビデオ(2016年)
映像作家=小川純子、アニメーター=小中志展、絵=辻恵子
映像会社=祭






宇多田さんの、白と黒の衣装も素敵だったし照明も格好よかったね、新横浜駅まで歩く短い距離で、感想を交わし合う。「天才」という言葉は、本人の努力を無視しているような感じがして、私は好んで使わないんだけど、いやあ、天才、天才ですよね。と繰り返して 言っていました。

いやあ、至福の夜でした。ツアータイトルは「Laughter In The Dark」でした。厳密に描いていないから分かりづらいけれども、白いミニ丈のドレスに、角度によっては黒いロング丈のドレスをまとっているようにも見える黒い布をあしらっていて、 白は光、黒は影(闇)、陰陽だとか、暗闇(暗いもの)の中での笑い声(明るいもの)、だとかを連想させて、洒落てるぅ!って思って、あああ、線画で描きたいよー、(仕事や私事でなかなか時間とれないが!)と思っていたの、やっと先ほど描けました。  (2018/11/16、追記)




ラフターインザダークの映像:ブルーレイディスク、届いた!箱に入って写真のブックもついて、の特装版を手に入れました。        (2019/7/24の写真)