2011/07/26

映画「ちいさな哲学者たち」







ちいさな哲学者たち」という映画を   
観てきました。4才児に、哲学の授業を 
する様子を撮ったドキュメンタリーです。
プログラムの装幀画は MAYA MAXX さん。 







考えるためのロウソクに火を灯し、「愛とは?」とか「自由とは?」とかを議論する。  
大人にくらべて語彙は少ないのだけど、大きなテーマを自分の経験に引き寄せて語る   
様子は本当に興味深かったです。小さな頃、何かあると母がよく理由をきいてくれた   
ことを思い出しました。なぜ?なぜなら…】という言葉が頭に残った作品でした。 

” ほかのひと "が決めた物事の定義や価値観にとらわれず、【自分で考えられるかどうか】
いうことは、たとえば第二次世界大戦中に国策に同調して、国民の多くが戦争することを 
受け入れたとき、え?戦争なんか、やめとこうよ…と考えられたどうか、ということにも 
関わってくる気がします。もちろん、少数派は非国民、とか揶揄されて、たいへんだった。
→ " ほかの大勢 " と違う事は、ちょっと生きにくい?ということにもなりうるんだけれど。 





メモを取りながら観て、上映後、明るい
ところで眺めたら…。よ、読めない…。 
後日、両面6枚にわたる走り書きを、 
両面2枚に要約しなおしました。ま、 
プログラムを買ったのでいいんだけど、
なんとなく書き留めたくなる言葉が  
あったんです。たくさん。      






余談ですが映画のあと、近場で適当に入った店の内装がサーカスっぽくておもしろかった
です。写真だとわかりづらいですが、ライオンやら象がおります(もちろん作り物の)。
ちいさな哲学たちに影響されたのか、命についてなど話しあう、歳児たちでした。  









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