「その土地の魅力を見つける、外からの視点と内からの視点」と題されたトーク
丹治史彦さん。前からイベントのことは知っていたけど、今日だったのか!
と当日に予約をいれて。
「てくり」を手がけている「まちの編集室」についての木村さんのお話と、
丹治さんが編集製作をしている、滋賀・近江を紹介する「ラ・コリーナ」に
ついてのお話がメイン。
「ラ・コリーナ」は、たねやという菓子店が出資しているのだけれど、外注した
編集部が発信をする、のではなく、社内にも編集部・編集長を名乗るひとを
おいてください、と頼んだという。
だれが主体・発信者であるのか自覚できるように、社内の編集長にも文章を
書いてもらっているのだとか。考えていることを言語化して、伝えていく
事に慣れていって欲しい、と。
していて、感じたことと同じ。誰が主体なのか、そして自分たちで
発信していくことに慣れていく重要性、というか。
同時に、伝える題材・近江を見る、他の土地から来た人々の視点の大切さも
話していた。非・近江人が文で、写真でとらえた近江の情景や風景を見た時
へー、きれい!えっ、これって地元なんだ!と誇りを持ちなおす。
そして、近江を知らない人は、その媒体を見て、へー、近江ってこんな
ところなんだ、と具体的なイメージを持つことができる。行ってみたい、
いってみようかな、につながるかもしれない。
魅力的な光景、人々、文化・・・「だって、伝えたくなりますもんね!」
と、ラ・コリーナの話を聞いてらした盛岡の木村さんが仰っていたのが
すごく印象にのこった。
ブログとかでも、きっとそうで、書いたからといって誰にお金をもらう
わけでもない。すごい、いいとこなんだよー。とか、すてきだった、
素敵な人がいる、美味しいものがある。可笑しなもの、怒るべき
ことがある、でもいい、伝えたくなることがあったときに、
表現をする、というのは習慣づけてしまうと止まらないのだ。
新陳代謝のように、貯めこんでると体に悪い感じ。笑。
作品で、出せばいいんだけどね、私は。
盛岡の人たちを取材する木村さんに対して、どのように人脈というか、
つながりを「広げて」いくのか、というような話をしているときに、
広げようとは思っていなくて、一つづつ、たどっていったら
今みたいなつながりができてきたのだ、というような
話も分かる分かる!と頷く。
*
ところで
じつは、渋谷駅前の「ヒカリエ」には初めて来ました。
ワクワクというよりもキョドキョドしてしまう。
人が多いよー。どこも並んでる。
渋谷駅は迷路のようです。東京人でも迷う人は迷います。いろんな街に
出かけてみると、東京がいかに大きな街であるのかを実感します。広さ
そして人の多さ。盛岡は人口 30万人だって。東京は 1323万人だって。
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