2014/12/03

黄色い木・「日めくりの日々」第4版・銀座散歩





クリスマスツリーにまけずおとらず、お美しいですよ。今日は、横浜での
絵・本・展」の作品や絵本などの荷造りを終え、送り出しました。ふー、
と一休みして、気分転換も兼ねて少し外出。紅葉がきれいだったんだ。
ちょっと感動ものでした。*しばし屋内仕事多めの日々でしたので。 






今朝は「日めくりの日々」の第四版がとどきました。ハルカゼ舎の日めくりに 
ハサミをいれて製作した書籍。2013年10月、東京のcafe+gallery芝生での  
同題の個展で初お披露目。少しづつ刷りたせることもあり、同年11月始め  
大阪展前)に第二版、11月下旬(山口展前)に第三版、少し間をあけて   
今回・2014年12月に4版を増刷しました。                



上の写真は初版と3版か、2版と3版。この本の
ブック・デザイナーで、cafe+gallery芝生の 
店主でもある遊佐さんが発見した色味の違い。
第四版は今までで一番、強めで元気な色に  
なっているようです。お楽しみに。     



まずは、12/10からのFEI ART MUSEUM 
YOKOHAMAでの「絵・本・展」と、  





  そして、古書ウサギノフクシュウで開催中の「Cut!」巡回展で 
第四版、お披露目予定です。*輸送にしばしお時間頂きます





そして話はもどって、今日の出来事、つづき:紙を買いにいきました。 
申込受付最終日にエントリーした、岩手・盛岡のshop+spaceひめくりでの
ぽち袋展」のための試作用。もっとアホみたいな(いい意味で、ね)紙も 
探せたらよかったけれど、まずはこれでつくってみよう。よしっ。   






銀座の街も、あてもなく散歩。教文館(キリスト教系の書籍のフロアもある書店)の
クリスマスは、さすがというか渋い、浮ついてない!と感動。藤城清治さんの絵が、
柱に。上の階で展覧会でもしてるのかしら?→(そして、先述の紙を買って)→  
帰ろう、と思ったら地下鉄の通路にあったポスターが素敵だったので、エルメスの 
上階にある画廊に立ち寄る。先日のディオールの展示で、あ、そういえばディオール
着たことも、お店に入ったこともないかも、と気づいたのですが、エルメスは中に 
画廊があるので何度も入ったことがあります。画廊って、そういう意味というか  
役割もあるんだなあ。(高級なお洋服に縁遠い人でも入る口実になる、というか)。
開催中の展示は、床がすべりやすいです、とパンフレットに付箋で注意書きが   
されている通りスケート気分で、すべりやすかったです。小学校のときに廊下で  
走って、つつつーっ、と滑るの、あんなかんじ。懐かしいなあ。なんて。それと、 
藤城清治のサンタさんの絵を見たあとだったので、現代美術とイラストレーション、
というか、そんなことについても考えていた。とかく、そっけなく気難しくしちゃい
がちだけど、わかりにくい=藝術、ではないんだよなあ。わかりやすくて、それでも
陳腐じゃなくって、ぐっとくるものだってある。「藝術をわからない世間の人達」と
藝術家、という図式ではないのではないかしら。と。たとえば世俗的だとしても、 
ロートレックしかり(ロートレックの絵だって、当時は単なるイラストレーション:
挿絵画家だったろう)、歌磨呂しかり、竹久夢二しかり、時代を超えて残る藝術と 
なるのであって………なんてことを考える。自分自身が説明的なイラストを作ることも
ある職業なのにくわえて、が広告業(TVCMだとか、紙媒体広告だとかを作る人) 
だったので、小さな頃から、伝えること、伝わること、伝えるには、について   
よく考えている気がする。それが実践できているかどうかは、また別として。   

(写真の矢印があっちゃこっちゃなのは、単に間違えた&"もうこのままでいいや!"ですw)










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