2017/05/30

「貼リ切ル」展で金沢滞在・三日目:プール作品の下へ







会期中に、と6年ぶりに訪れた金沢。滞在3日目の朝食は、宿と提携
している店ではなくて、昨年、佐渡でご一緒したチャタさんが教えて
くださった「ひらみぱん」に行ってみました。なんと、私の出版記念
展の会場の隣というか長屋・同じ屋根。外国のような素敵な雰囲気。




美味しい朝ごはんをいただいて、満足。
前日のごちそうに続き。食後のコーヒー
の下に、ちょこっと素敵なものが隠され
ていて、な、なんとおしゃれな!と感動
もの。これは現地でのお楽しみに。  



ひらみぱんは8時から営業しているのですが
他のお店はまだまだ営業前なので、テクテク
金沢城公園へ。こちらも、前日の初・兼六園
と同じく:4度目の金沢にして、初。三十三
長屋が見たくて。武器庫だったそう。何と 
なく、大陸の古い建物を思いました。私は 
割と音に興味があるのですが、北陸の方言の
特徴は「なんとかでぇぇ〜」と語尾を伸ばし
て、下げる感じ?と思っているのですが、 
ニュース番組で韓国語のインタビューを聞き
つつ、あれっ?これ、アレ(北陸弁)に似て
る!!とハッとしたことがあり。そういえば
北陸は大陸に近いし、もしかしたら建築など
含めて、渡来文化もあったののかな?と想像
していました。*実際はどうか不明です。 
それにしても、お城は、ちょっとした登山。
いい運動になりました。そして「出口は  
どこっ!」と、逃げそびれた忍者の気分を 
味わいました。*ルーツが、伊賀なので。 






そろそろ開館する時間かなあ?と
21世紀美術館へ。ここは、毎回
訪れている場所ですが、展覧会を
見るのは2回目。前に見たのは、
横尾忠則展でした。今でも語り草
ですが、その展覧会会期中に、 
たまたま細野晴臣さんに遭遇、 


細野+横尾さんと一緒にご飯を
食べたことがあります。信じ 
られないこともあるものだ。 
2009年のことでした。    

***


話を戻して、21世紀美術館「といえば」の
このプールの作品、いつも上から覗くだけ 
だったのですが…            





今回はじめて、下からも鑑賞できました。
兼六園、金沢城公園、プール作品。なんか
ちゃんと「観光」した感があるなあ。  




プール作品は、上から眺める人々の
姿も含めての作品なんだろうなあ、
と感じました。本物の、「ただの 
プール」を上から多くの人が眺め 
るってことはかなりシュールな  
光景でもあり。         





ところで今回、オヨヨ書林に招待券を
いただいてみた展覧会は池田学さんの
The Pen」でした。何よりも印象に 
残ったのは、彼の幼少期の作品の 
展示室。2〜3歳、小さな頃に  
すでに「学くんは絵が好きで」と 
いうような(何かの受賞のことで)
新聞記事になっているくらいだった
というの。私も、賞はもらってない
けれども、私も同じようにハサミで
何かしてたみたいです。昨年末に 
それを思い出してが描いてくれた
絵をここに紹介しておきます。  
*本人承諾いただいています。



歩き始めたり喋り始めたばかりの 
2〜3歳で、すでに仕事というか、
やるべき・好きなことが決まって 
いる人もいるものなのかも、と。 
*上の動画は、ネル・ラボによる
もみじ市」のウェブCMです





21世紀美術館を後にして、朝
ごはんを食べた店の並び・  
戻り、明るい光が差し込む  
状態で写真を撮って、東京に 
戻りました。この絵は、   
とと姉ちゃん」の冒頭の映像に
出てくる作品。帯留めが、あの
涙色の花」なのですよ。 💠





オヨヨ書林せせらぎ通り店とコラボンでの
辻恵子「貼リ切ル」出版記念原画展は
会期、11日まで延長となりました!
ぜひお立ち寄りくださいね。





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