2021/07/20

一匹の猫、二冊の絵本(うちのねこ・ぼくはいしころ)

 


2021/07/19:原画展で買おうかなぁと思ってた、高橋和枝さんの絵本「うちのねこ」が、根津のひるねこブックス(2回くらい古本を売りにいったとこ!)で、サイン本が入荷したというツイートを、坂本千明さんのリツイートで知って、買いに行く。お店が移転してから初めて入れて嬉しい。お店の人に、あの、ツイッターで見たのですが…ありますか?と聞いたら、届いたばかりでー、と、包みから出してくださった。

帰宅後、読む。ネタバレになるからフワッとにしておくけれど、想像より手前でお話が終わる。実は、サイン本の情報をシェアしてくれた人として名前を挙げた坂本千明さん(紙
版画などを発表している方)が保護した猫がモデルになっている絵本なのです。たまに坂本さんがインスタでシェアしてくれている画像で、今の実在の猫(シノビ)の、人に慣れた家猫ぐあいを 知っているから安心して読んでるけど、いわゆる「可愛い(フレンドリーな)猫ちゃん、楽しい猫との生活(最初っから和気あいあい)」という想像とは違っていて、よい。

ヒトとネコ、迷い、恐れ、警戒心、寂しさ、甘えていいの?そういう、負のイメージは描かれること少なかったのでは、ことに絵本では。絵の可愛さや空気感で、悲しさや悩みが重苦しくはなっていないのがよい。詳しくはインタビュー記事を:
https://book.asahi.com/article/14406180(「好書好日」より)


翌日:あっ、新聞広告まで。シノビ(猫の名前)、よかったねー!



別の出版社から出ている本ですが・見た目は違いますが、坂本千明さんの絵本「ぼくはいしころ」も同じ猫について描かれた一冊です。                 

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