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2018/10/26

三菱地所「The Parkhouse Magazine」の挿絵を制作







三菱地所レジデンス・発行の季刊誌「The Parkhouse Magazine」2018年秋号(Vol.33)が2018年10月24日に刊行されました。巻頭特集「DUAL←→LIFE〜人生を豊かにする、憧れの二地域居住」の中で、「暮しの手帖」の編集長の澤田康彦さんのエッセイ「ぼくのデュアルライフ奮闘記。」の挿絵を、辻恵子が貼り絵で制作しました。                   




デュアルライフというのは、今回の仕事で初めて知った言葉だったのですが二箇所に拠点を置いて住まうことのようです。筆者の澤田さんは御住まいは京都、働く場所は東京。二つの挿絵は、東をイメージさせる右のページに東京の集合住宅を、西をイメージさせる左ページに京都の家の絵を制作。 




この絵の原画と制作風景をお見せすると、

               \〜 ♪/


なんとなく、京都のイメージもあり、扉や窓に格子をつけてみました。  




ちょっとアップにした写真がこちら。色鉛筆や絵の具などだと、さっと描けば良いのですが、貼り絵の場合、下の写真のように 細ーく切った紙片を貼り合わせて…




こんな風に、ちまちま作っていました。 工芸の世界。 :)




表紙はこちら。レジデンスクラブの会員へ配布されるほか、駅やビル(例えば東京・日比谷の国際ビルヂング)でも、 もらえるラックが常設されています。探してみてください。




(11/ 9に追記、季刊誌なので長い間配布されるかも?)









2016/08/12

ジュリア・マーガレット・キャメロンと、サリー・マンのこと





今日は、佐渡行きの船の予約を済ませてから外出。
新潟までの新幹線の券を…と思ったら、指定席は 
一ヶ月前からの発売だと知る。無駄足も何なので、
予備知識ゼロで(って数日前のも、そうでしたが、
巡りあった招待券や割引券を財布に忍ばせ、行ける
時に行っています)、写真展を見にゆきました。 




上の写真は、撮影が許された展示室にて。この
女性の写真家は、48歳の時にカメラを贈られて
撮り始めたのだとか。宗教画的に演出された
写真や、ポートレイトが多数。写真の技法は
うまく説明できませんが、解説映像を見ると
ガラスに液体をたらして作った湿版をネガの
ように使い、それを鶏卵紙に焼き付ける手法
だったよう。それは手間と時間がかかる上に
湿版を作る作業も繊細で、ちょっとした事で
指紋がついたり、よれたりするようでした。
当時の写真家達なら失敗作としてしまうかも
しれなかったところを彼女はそのまま残し、
その不完全さが手作業であることの証のよう
に、評価されたという話が興味深かった。 

"Her Mistakes Were Her Success"
失敗は成功だった

と、いくつか進んだ後の展示室の入り口に
掲げられていた。ミミズのはうような字で
メモしてあるので(私自身で読めない位)
日本語のほうは「失敗は成功**」の部分
まちがっているかも、あしからず。   





ところで美術館に入って、「はじめまして」の
キャメロンの写真を見進めながら、何となく 
「あーなんだっけ、"あの人"の写真の世界観を 
を思いだすなあ」と、思っていたら、展覧会
の終わり、出口近くの展示室:キャメロンの
流れをくむ作品、といった主題の空間に、 
まさに私が思い出してたサリー・マンの写真
(オリジナルの作品を見るのは初!)があって
嬉しいびっくりでした。         

上の写真がそれなのですが、私が学生時代に
「この人の写真集が欲しい!」と思って集めた
唯一の写真家。白黒写真が多い、近しい人が
主な被写体、女性の撮影者である、あとは 
どこが相通じるものを感じさせたのだろう?

ともあれ、ひさしぶりに写真集をひっぱり 
出して見られたこと、キャメロン作品を見て
サリー・マンを先んじて感知出来てたのも、
キュレーターと共鳴したようで嬉しかった。




帰り道、佐渡旅に必要になりそうな物を  
手に入れ、帰宅。明日からまた絵の仕事や、
佐渡のイベント準備再開。今日は他にも、 
ずっと長いこと携わってきている(というと
とと」か「花束」ですね、両方:笑)仕事が
まだまだあれこれ続くけれど、一段落した 
こと「も」あり、ほっとしたような、まだ 
大手を振って「おわったー!」とは言えない
けれど(だって番組終わった後にも展示が 
予定されているし)、ほんの少し達成感に 
浸れた日でも、ありました。