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2023/02/14

雛人形の葉書とミニカードを制作しました






2023年2月:コロナ禍で延期したままの個展(@HATOBA)のための制作のことも視野に入れつつ、ちょこっとづつ以前に作った雑貨などを復刻したり、新作雑貨を展開したり(もちろん作品を作ったり)活動を再始動していこうかなあと考えているところ。

先日、1月に復刻と新展開した鬼グッズの次に新作て制作したウサギとハートのミニカード、そして(リリースは2月中ですが)3月といえば、で作ってみたかった雛人形のグッズを少量ですが線画で制作しました。

線の部分は印刷、色付けは、パハロのオリジナルグッズ(写真はこちら)ウサギとハートのミニカードと同じく手彩色です。




絵葉書は赤と黒でパキッと、ミニカードはピンク色と水色で淡く色付けしてあります。

の3店舗にてお求めいただけます。ごく少量の納品ですので、お早めにどうぞ。
*hono bono、pájaroにて売り切れ御礼、少量ですが追加納品しました。



2021/12/14

浮世絵を間近で拝見する

 


2021/12/14:二日連続(前日はこれ)で外出、二年ぶり(前回はこちら)の高橋工房に伺う。歌舞伎に関するお話を聴いたり、歌舞伎を題材とした浮世絵などを拝見する。この作品は目の表現が興味深いなあ、黒目のまわりのとこを睫毛などと同じグレーで、黒目をチョン、と入れてて格好良い。  


浮世絵を実際に手に取って、直に触れたのも、裏から見たのも初めて。数百年とか百数十年とか前の職人の手の圧の跡、と思うと感慨深い。それから、紙が案外というか想像していたよりも薄手で驚く。今はもう、こんなに薄い紙を漉ける人はいないのだとか。さらに版画を刷る前には紙を濡らすとのこと(銅版画などもそうですね)、この薄っすい紙を!何版も!(浮世絵は、色ごとに版が分かれて、複数回刷る)。薄〜く、繊細に見えて、実は丈夫ってことなのだろうなあ。 



さらに、細かさにも驚く。サイズ比較のために近づけてているのは私の小指。こんな細い線を、木版画で板木にするなど、作り手側の視点で見るとクラクラする。  


自分の版画の場合、こんなですよ。(ザクザク・・・)。


有名なあの雨の浮世絵も、板木を拝見するとこんな!小指の爪との比較…。




高橋工房の新作?として、香月泰男さんの年賀状の十二支を版画で再現したものも感動的でした。香月さんの絵は、シベリアのシリーズを前から知っていたけれど、こんなホワッとした絵は初めて見たのと、今年の4月にお亡くなりになった立花隆さんの追悼番組で、さらに深く知ることができた画家。*下は立花さんの事務所・黒猫の絵のあるビルです、今年7月に、初めて見に行った。(→その時のブログ

シベリア鎮魂歌 香月泰男の世界

話がそれましたが、ぱっと見、水墨画のように見える絵も、木版画で再現されているという視点で見直すと「うわ、すごい!」という驚きが。寅の絵は黄色や茶色で構成されているけれども、これは原画に忠実な色なのですか?と工房の六代目・高橋由紀子さんにお聞きすると、「印刷屋ですから」との頼もしい言葉。「くー!」(格好いい!シビレル!)という感じでした。




2021/03/01

秋野不矩さんの絵・お雛様の木靴・MT流行の源流




2021/03/01:仕事部屋の本の整理をしているときに見つけた、自分が描いた絵。日本画家の秋野不矩(あきのふく)さんの笑顔。天竜にある秋野不矩さんの美術館、と一緒に行ったなあ、藤森照信さんの建築デザインで、スリッパを脱いで展示室の床の質感を感じたくて裸足になった思い出が。 → こんなところです


秋野不矩さんの写真は(c) 雑誌「サライ」

そんなこんなで、本をリュックに詰めて、古本屋さんに持っていく途中、神社で神職の方が履く木靴のようなものを見かけました。お雛様が持ってるアレ(写真・下)の実物!を見ることができて嬉しかった。どんな履き心地なんだろうな。 







これは古本屋に持っていかなったものだけど:近年の、というより、もう定着しているといってもいい:可愛らしい文具としてのマスキングテープの流れを作った源流が出てきた。

ほんと、この、ロバロバカフェ/現在のロバの本屋ふくめ、数人の女性たちの熱意というか面白がるチカラと着眼点ね。

マスキングテープがまだ全然注目されてないときに、手作りで作った冊子には一つ一つ、マスキングテープが手張りされてて、それ関連の合同展(私も雑貨制作で参加しました)の参加依頼のチラシにもセンス良く貼られていて。

経年劣化で現在はがれかけてるとこまで「マステさいこー!」と拳を上げたくなるような。彼女たちの話はいつか朝ドラか大河ドラマにしてほしい。←半ば本気で。

そしたら、あの人は、どの女優がいいかな、なんて想像したりして。






2019/10/08

桜と富士山から切り絵・浮世絵の工房を見学





10/8:浮世絵などの摺師の工房・高橋工房におじゃまして、木版体験をしました。
富士山と桜の絵を、しおりのサイズにトリミングした後、残った部分を切り絵に。
色の重なりも綺麗だなあ。作った後から、制作風景へと逆回しすると・・・。  



富士山と桜の絵(版木は用意していただいていたもので、辻作品ではあり
ません)。しおりとして使わなかった部分から人物像を切り出しました。




版木に、どのくらいの寮の絵の具を乗せたらいいか感覚が分からなくて、
本当ならば真っ白であるべき部分にも色がついてしまったー、と嘆いて 
いたら、花霞ね、とフォローしてくださる。確かに。そう思うと素敵。 
金魚の方は、しおりにするためにトリミングするのが勿体無い気がして、
絵として持ち帰りました。絵に描いた餅、というのは悪い意味で使われる
言葉ですが(何の役にも立たない例え)、絵に描いた金魚は飾っていると
それだけで可愛らしくて和みます。                 




こんな風にテーブルを囲んで、それぞれ1つの版木に絵の具を乗せ、
紙を乗せ、バレンで擦り、剥がし、次の版木に絵の具そ乗せ…と、
作業しました。                       


写真で分かりづらいですが、絵の角には「見当」(けんとう)という
目印というか、ストッパーのようなものが掘られてい流ので、何色も
色を重ねていくときにズレにくくなるそうです。「見当違いなことを
言う」とかの「見当」は、これが語源なのだとか。        



版画!というと、小学校の時に使ったような、ネチョネチョした 
絵の具を使うイメージだったのですが、案外シャバシャバと水けが
多かったのも驚き。のりも混ぜてあるそうです。版木に絵の具を 
載せる時に使うのは、魔女のホウキの小さいバージョンのような 
もの。これは、バレンの中身が古くなった時にバラして作ったもの
なのだそうです。学校で使うようなバレンは大抵、中身として厚紙
が使われているそうですが、プロが使うバレンの中には、下の写真
のように、タケノコの皮を割いて、さらにそれを編んで、グルグル
巻いた状態にしたものが入っているそうです。その編んだ紐の太さ
も色々あって、使い割れられているのだとか。         






体験の前後に浮世絵や高橋工房の作品(本当に螺鈿のような質感の
正倉院の螺鈿紫檀五絃琵琶を描いたものから、ウルトラマンの  
シリーズなど!)を拝見しました。              




浮世絵の表現の細かいこと!


サイズ比較のために写したのは小指です。



つい数日前に、わーっと適当に掘ったゴム版画の粗さを恥じました。(笑)
(まあいいけどね、発表?するけどね)。                





高橋工房の六代目、高橋由貴子さん。"ほら、手にとって見て
ごらんなさい" 的に、江戸時代とかの貴重な浮世絵を間近に 
見せていただきました。古文書などが好きな作家仲間から 
聞いた話では、貴重な資料を見背てもらった時に、ツバが 
飛ばないように、口に紙をくわえて見たことがあるそうです
が、それを思うと、畏れ多い〜と持つのは辞退してました。



数百年前のものだなんて思えないほどに、ものすごく発色がよい。
写真だとよくわかんないけど、黒一色に見える着物にも、角度を 
変えると分かる、特殊印刷したような、しっかりした模様がある。
自国の文化ながら、深いなあ、すごいなあ、と感動ものでした。 






2019/07/23

積水ハウスのWeb CMの絵を制作「夏の音」




2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの
Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2019年7月23日の更新回は「夏の音」です。             

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。


*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)


このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く



















2019/03/25

夜桜、ゆべし






3/25:日中は打ち合わせ。駅前は卒業式がえりらしき袴姿の人も
チラホラ。別れの春?でもないのか、長いことお世話になってる
担当者は遠い場所にお引越し。これからは遠距離打ち合わせに




夜は谷中の松野屋ご夫妻にお誘いいただいて、富士桜を愛でつつ
お花見。*まだソメイヨシノは満開ではありませんでした、当時



まだ花冷えするので暖かいオデンなどもあり、楽しい宴。
昨年末の忘年会で、たまたま近い席に座って知り合えた 
アメリカ人と日本人のご夫妻にも再会。アメリカンドッグ
は和製英語で(でしょうね、だけど)、アメリカでは  
コーン・ドッグと呼ぶことを知りました。コーンの形に 
似てるから?→ではなくて、(日本ではホットケーキ・ 
ミックスなど生地に小麦粉を使うことが多いけど)コーン
粉を使うから、のようです。へー。(食べてみたい!)。





猫が多いことでも知られる谷中の坂の上、
宴の間も長老のような猫がいました。  





お三味線のお師匠さんもいらしていて、至近距離で聴く
事ができました。有名な、"梅は咲いたか、桜はまだ  
かいな〜♪ など。粋だなあ。            


先日の東北旅の時に、松野屋(花見の会場)とも交流のある
in-kyo長谷川ちえさんが持たせてくれた「ゆべし」を、皆で
「おいしいねえ」と言って食べられたのも嬉しかった事。  
ちえさんにも、美味しく(松野屋で)頂いたよー、だか、
そんなやり取りをしたら、そろそろ食べ頃だよ!と連絡 
しようかと思ってたとこ!とのことで、以心伝心のような
タイミングの良さも感動ものでした。もちろんお味にも。