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「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)フランス北部のワヌアンにある画廊Le Poulailler(ル・プーライエ)での展覧会「PAPIER - 紙」の会場レポート。中庭に面した右側の部分が画廊。実際に鶏舎として使われていたそうです。
最初に声をかけてくださった時、画廊主は「小さな画廊」と仰っていたけれど、日本の感覚でいうと広い画廊の部類かと思います。例えば、
個展「for KIRIE」を開催したギャラリーみずのそら位の大きさ、でしょうか。
画廊主に、(
写真、
抽象画的な紙片などなど)いろいろなものから切り出すけどどんな作品がいいか、と尋ねたら断然、これ!というかんじで印刷物の作品!と言っていただいたので、新聞紙から切り出した作品や…
切手から切った作品も。フランスでの展覧会ということもあり、ジャポニズムを意識して浮世絵の切手から切ってみました。これは新作ですが、切手シリーズはコニカミノルタプラザ内にあった
エコの森での個展のときが初公開で、その後、長野で個展(その名も「
きって」…
KITTEが出来る前です)も開催しました。
こんなふうに "じーっ" と見てくださいました。(画廊主・撮影)
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「PAPIER - 紙」は4人展だけれど大まかに言ってフランス・日本・オランダの3組の展覧会です。上の写真に写っているのは、フランスの作家・Charlotte Mouftiさんのインスタレーション作品と、額に入ったの9枚の絵はオランダのMaatje Jaquetさんの作品。(そして右の二枚の額は私の)。
細く釣り糸のように垂らされた作品や…、
壁に掲げられた連なる紙のオブジェ、
割いた紙を糸で布のように、すだれのように仕上げた作品などなど。紙は、柔軟で繊細でザラザラでツルツルで、色々な面があるなあ。
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こちらはオランダ人の
Maartje Jaquetさんのコラージュ作品。それほど多くのコラージュ作家を私はしらないのですが、たとえば
岡上淑子作品のように、凛とした中に微かな奇異さがあるというか、奇異な中に凛としたものがあるというか、好きな作品世界です。
驚くべきは、繊細に慎重にカッターで切ってるのかと思いきや、(って私もよく言われるセリフですが)普通の、わりと大きいハサミで切っていること。
*ちなみに、私の制作風景はこちら*
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もう一人のオランダ人アーティスト、Judith Koningさんは映像作品でMaartjeさんと共作しています。紙でできた星や蝶の作品をいただきましたが、彼女自身の作品も素敵です。 (
旅日記、つづきます)
「PAPIER - 紙」
作家:
Maartje Jaquet,
Judith Koning, Charlotte Moufti,
辻恵子会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場:
Le Poulailler 住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
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