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2015/11/16

銀座へ:黒い太陽、生けるマネキン





右上の作品を新聞で見て、気になっていたローラン・グラッソ(Laurent Grasso)の
展覧会「Soleil Noir」(黒い太陽、の意)を見に、銀座のメゾンエルメスにゆく。
映像も立体も、平面も、全体も、細部もよかった。つまり良い展覧会だった。  
山や波、遺跡を撮った壮大な映像作品を、身を委ねるように無心でみていて、先日
仕事と仕事の合間の「充電」に、大きなもの(大木だとか)を欲した理由が、  
わかったような気がした。自分のちっぽけさは、時々自覚しないといけないんだ。



画廊を出て、遠からず、のお店(ドルチェ&ガッバーナ)のウインドウに人だかり、
というか撮影中。ふと見ると、マネキン?いや、ナマのファッションモデルたち! 
やー、銀座だなあ、プロだなあ、美しいなあ!と感嘆して、背筋がシャンとする。
銀座は、高級なバーが沢山あるので、夕方に着物やドレスを着たが歩いているのを
見ることもあるのだけれど、それもまた銀座らしく凛として美しいのです。   






2015/11/14

画廊所蔵作品のメンテナンスへ・何度目かの食堂くしま。





先日の第40回個展出品作、現・画廊所蔵品。左下の女性像の手の先が、
台紙にしっかり付いていなくて気になっていたのを直すため、再訪。


ここ、西荻窪のギャラリーみずのそらでは、常設で、辻恵子の
絵本や作品集、絵葉書などお取り扱い頂いております。どうぞ
ご利用くださいね。とても素敵な画廊です。        



みずのそらでの個展「A HEAVEN IN A WILD FLOWER」に合わせて
刊行したHASAMI BOOKS-4「A HEAVEN IN A WILD FLOWER」も
お求め頂けます!個展会場の写真、撮っていただいたものをレポート
できておらず、気になりつつ。年内には!(笑)。        



久しぶりに西荻窪に来たので、食堂くしまでお食事。ランチは、スープか
パスタを選べるのですが、スープのは偶々いったときに売り切れていたり
食べたことがなかったの、ついにオーダーできました。前菜の、安納芋に
クレソンのソースをからめたのも美味だった。コーヒーで〆る。最初に 
この店に行ったのは京都から出張中の店主とで、次が個展の搬入日?  
三度目が父母をつれて、今回は四回めか?何回目くらいまで「何度目」と
覚えていられるんだろう。五の後は十周年とかかな、と、雨を眺めつつ、
ぼんやり思う。明日は七五三の日。ハレの衣装の子連れを、何組か見る。








2014/11/09

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記: 展覧会場の写真、作家紹介








「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)フランス北部のワヌアンにある画廊Le Poulailler(ル・プーライエ)での展覧会「PAPIER - 紙」の会場レポート。中庭に面した右側の部分が画廊。実際に鶏舎として使われていたそうです。 




最初に声をかけてくださった時、画廊主は「小さな画廊」と仰っていたけれど、日本の感覚でいうと広い画廊の部類かと思います。例えば、個展「for KIRIE」を開催したギャラリーみずのそら位の大きさ、でしょうか。          



画廊主に、(写真抽象画的な紙片などなど)いろいろなものから切り出すけどどんな作品がいいか、と尋ねたら断然、これ!というかんじで印刷物の作品!と言っていただいたので、新聞紙から切り出した作品や…           



切手から切った作品も。フランスでの展覧会ということもあり、ジャポニズムを意識して浮世絵の切手から切ってみました。これは新作ですが、切手シリーズはコニカミノルタプラザ内にあったエコの森での個展のときが初公開で、その後、長野で個展(その名も「きって」…KITTEが出来る前です)も開催しました。 




こんなふうに "じーっ" と見てくださいました。(画廊主・撮影)




 

「PAPIER - 紙」は4人展だけれど大まかに言ってフランス・日本・オランダの3組の展覧会です。上の写真に写っているのは、フランスの作家・Charlotte Mouftiさんのインスタレーション作品と、額に入ったの9枚の絵はオランダのMaatje Jaquetさんの作品。(そして右の二枚の額は私の)。      


細く釣り糸のように垂らされた作品や…、 




壁に掲げられた連なる紙のオブジェ、



割いた紙を糸で布のように、すだれのように仕上げた作品などなど。紙は、柔軟で繊細でザラザラでツルツルで、色々な面があるなあ。 






こちらはオランダ人のMaartje Jaquetさんのコラージュ作品。それほど多くのコラージュ作家を私はしらないのですが、たとえば岡上淑子作品のように、凛とした中に微かな奇異さがあるというか、奇異な中に凛としたものがあるというか、好きな作品世界です。                     




驚くべきは、繊細に慎重にカッターで切ってるのかと思いきや、(って私もよく言われるセリフですが)普通の、わりと大きいハサミで切っていること。


  *ちなみに、私の制作風景はこちら*





もう一人のオランダ人アーティスト、Judith Koningさんは映像作品でMaartjeさんと共作しています。紙でできた星や蝶の作品をいただきましたが、彼女自身の作品も素敵です。  (旅日記、つづきます)


     


「PAPIER - 紙」                     
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                      
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    

2014/11/08

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:Le Poulailler(鶏舎)での作品搬入

(実際には10/10の出来事ですが、旅日記の上に来るように日付を11月にしておきます)



「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)展覧会「PAPIER - 紙」のための旅、なのに初めての欧州ということもあり、全然関係ないあれこれで更新に長々とかかりましたが、さあ、いよいよ作品搬入。猫と遊んでいた中庭の奥が会場。




PAPIER - 紙」の会場は、Le Poulailler(ル・プーライエ)という名前の画廊なのですが、これは鶏舎という意味で実際にニワトリ小屋だった建物。展覧会にお声がけ頂いたとき、ぱっと思い出したのは山口県にあるロバの本屋)のこと。元牛舎を店舗・兼・展示スペースにしている所で、山奥にもかかわらず、着実にファンを増やしている、すてきな場所。その直感は当たっていた。"まさに、フランスのロバの本屋やぁ〜。" と、ヒコマロ風に言いたくなる。

ロバの本屋は、山の中にあって隣の家までもしばらく歩くほどにポツン、とある画廊・店だからニワトリ小屋よりも長閑さやウワテな感じがするけど、ニワトリ小屋のほうだって、朝に本気でコケコッコーとか、モー(牛の声)とか聞こえるからトントンだ。*ちなみにロバの本屋では鹿の鳴き声を聞きましたが。

パトリックさんのお宅は、1808に建てられたとても広いお家で、今は改装して画廊になっている所以外にも「ここは牛舎だった部屋だよ、この小さな部屋はチーズを作る部屋だったところ」とか、逸話がおもしろかった。






…閑話休題。何も並べられていなかったスペースに、作品を仮置きしていく。奥にいるのはオランダのアーティスト、ユーディットさん。今回は映像作品でマールチェさんと共作をしています。作品を頂いたの、のちほど紹介できればと思います。★追記:こちら。      



参加作家たち:左はフランス人のシャーロットさん。会場があるワヌアン近くの街・リールを拠点に活動している方。真ん中はオランダ人のマールチェさん。写真展をこの会場で開催したこともあるのだけれど、今回は展覧会のテーマである「紙」を使ったコラージュ作品を中心に、先述のユーディットさんとの共作の映像作品も。(そして右が私です、切り絵作品を出品)。                 



さー、トンテンカン、始めますかぁ!…と、腕まくりするも、背の低い私と、背の高い皆さんとでは視点の高さが違い、「それじゃひくすぎるかも…」と。



いろいろアドバイス頂きながら、結局、パトリックさんの手を借りて。実はインターネットでやりとりするばかりで、顔すら存じ上げなかったのですが、実際にお会いしてみて、ほっとしたというか温和で、本当にいい方でした。展覧会に参加してください、なんて具体的な話をする、ずーっと前(もしかしたら2006年くらい)に、個展の案内状で手紙を書いたことがあったのだけれど、それを大事に額に入れ、キッチンのよく見えるところに飾ってくれてあったりして、何だかもう、遠くの国で、自分の作品について(こんなに)「いいな!」と思ってくれている人がいるなんて嬉しいな、と思いました。                  





ありがたいなあ、ほんとになあ。いきててよかった。きてよかった。なんて思いつつ、釘を渡したり、トンカチ渡したり、サポートに徹する私でした。                       



この作品「つ」は、2012年、cafe+gallery 芝生での合同展「2013カレンダーと季節のごあいさつ」展のとき、「あ」「い」「さ」「つ」、を切って製作した作品です。初日に、どれか購入済みになってしまったので「あいさつ」というひとつの言葉としては、散り散りになってしまったけれど。          




これは、2012年の私(ガラスに反射しております)と、東京で展示したときの/作りたてホヤホヤの同作品です。






作品をお送りして、額装もしていただいたのでした。何からなにまでありがとう、メルシー、パトリック。



…っていうか、ハンマーって、立つのか! w




他の作家たちも着々と搬入作業。シャーロットさんは立体の 作品を出品。インスタレーション作品というか。




マールチェは、コラージュ作品とユーディットとの映像作品を出品。普段は朗らかな彼女だけれど搬入時のこわいほどに張り詰めたような集中度合いをみて、アーティストの世界共通の何かを感じる。真剣勝負だものね。共感。





"んー、いいねー。" と眺めるワタクシ。 Photo by マダム




搬入作業が大体おわって、ホッとしてる頃にまた庭に猫のゼゼットがやってくる。ユーディットに、すりすり。赤毛のユーディットと、桜色の入ったような不思議なグレーの毛の猫が緑色の芝生の上でたわむれている、のを見てる黒髪のワタクシ。


さっきの記事で更新しちゃったこの写真も実は夕方に撮ったものでした。ビジンさん。  




\ああ、世界のドコにいても、日は暮れるんだなあ…。/と、空を見上げる私。





         \Tu connais pas? /(そんなこともしらないの?)という目で、猫。  

さあ、夕ごはん食べに出かけよう!(旅日記、つづきます)


やっと搬入についての更新ができました!この展覧会のための欧州への旅でした:                     


「PAPIER - 紙」                     
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                     
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    




2014/06/24

ポポタムでの、チャンキー松本さんの展覧会へ





\はろー/


少し仕事を進めてから、池袋のポポタムへ。今日はチャンキー松本さんの
個展の最終日。「たがやせ!どじょうおじさん」の原画展。パペットも、
かわいい・・・♡ 動かしてあそぶ。                






チャンキーさんに、似顔絵を切ってもらいました。似てる!と思う。
デッサンをするときの目だなあ、と思う。妙にドラマチックにせず 
カメラのように見てモデルと手元を行き来する目。さすが。    



そういえばチャンキーさんも私も、切り絵を作る人ですね、という
話題になって、ハサミをお借りしてチラシを切りました。同席して
居た方々が、私の絵を知ってくださっていて嬉しかったなあ。  




本日のおかいもの。チャンキーさんの着物の絵、すきなのです。ツイッターで
話題に出ていて気になってた、てくりの「盛岡の喫茶店おかわり」もあり、 
手に入れる。まだパラパラとしか見ていないけれど先日の旅で連れて行って 
頂いたお店も載っていた。いちばん下は、お手頃価格のコーナーにあった  
ハードカバーの住所録。商品名「大人の住所録」ですって。        







余談ですが今日は雷が鳴り、三鷹のほうではヒョウが降ったとか。ポポタムが
ある西池袋は、それほど酷い天候にはならなかったけれど、行きしな、交通 
機関の中で小学校中学年くらいの女の子が、しゃくり上げながら泣いていた。
「どうしたの?」「大丈夫、大丈夫」となだめる周りのご老人たち。その連携 
プレーがすばらしかった。途中で降りなければならないご婦人。別の「あの子
なんで泣いてるのかしら」「あら、雷で?まー、可愛いわねえ」なんていって
雑談していた方が「よしっ!人助けしてくる!」なんていって、立ち上がり、
駆け寄る。眩しい光景でした。雷で声を上げて泣く子の無垢さも、同じく。 









メモがてら:「わー、この展覧会は見たい!」と思わせてくれたのがこの絵でした。 
                        ↓ 

2011/08/16

安曇野のバナナムーンで辻恵子展「きって」





辻恵子 展「きって」 
会場: バナナムーン
会期:2011年7月1日(金)〜8月16日(火)*水・休
時間:9:30〜18:00
住所:〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明3613-32 
電話:0263-83-8838
入場料: 500円(ドリンク付き)
*小学生未満は入場無料


★松本経済新聞に記事が掲載されました:   
http://matsumoto.keizai.biz/headline/962/

*カフェの情報が食べログにも掲載されています
→ Facebookでの同展示の情報は:こちら



2007年に個展を開催した、安曇野にある、バナナムーンで
夏に個展を開催します。 「週刊新潮」の表紙の絵の描かれて
いる成瀬政博さんの美術館。 1Fでは成瀬さんの作品、 2Fの 
小さな展示室で、辻恵子の展示が開催されます。         


 




この階段をのぼったら「きって」展示室





入館料には1杯の飲み物の料金が含まれています。 





1Fのカフェスペースで、美味しい珈琲、お茶や  
ジュースをどうぞお召し上がり下さい。     



コーヒーに添えられているのはバナナ・チップスです。




緑の中の美術館。是非お出かけください




*とても小さな作品が並びます。老眼の方は眼鏡をお忘れなく!





★ 地図は、会場ホームページのものもご参照ください :http://banana-moonweb.com     
★ 特急あずさが便利ですが、新宿から松本までは高速バス(こちらこちら)も出ています。  
★ 穂高駅前にはレンタカー・レンタサイクルのひつじ屋しなの庵があります。        



☆ 周辺情報は 安曇野スタイルなどをご参照ください。
安曇野ちひろ美術館も素敵です。
☆ 安曇野の飲食店情報シャロムもおすすめ。                   




穂高駅からバナナムーンに行く途中に、無料で利用できる足湯があります。同じ穂高にある
安曇野絵本館ではエロール・ル・カイン展を開催中です(火・休)。