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うわっ、と老若男女、沢山の方々にお越しいただきました。中には、
*
実は、フランスに来る前にMaartjeさんと作品を交換しよう、と約束していました。
彼女がポーズを真似した「F」の作品と、私が抱えているマリアさまの絵を交換こ。
ふたりとも、作品のポーズのまねっこしてますね。笑。
ふたりとも、作品のポーズのまねっこしてますね。笑。
欧州旅から戻って、どうだった?と友人にきかれて、「うん!自信がついた!」と
言いました。私の作品を評価してくれる友なので「そうりゃそうだよ、辻恵子の
作品みたら、みんなびっくりするよ」と言う。「いや、英語とか通じてさ、ほっと
したの」と私。「そっちかい!」と、友。でも、作家としても、自信つきました。
こうやって機会をあたえてもらって、来られて、しあわせ、とおもいました。
*
画廊主の奥様・マダムはいろんなお料理をつくってくださいました。バーに
ぎっしりと人がいて、テリーヌのようなものや自分で焼いたパン、ピザ風の
もの、などなど…。あまりに人がいて落ち着いて食べられなかったけれど。
英語を話せる、教師だという女性と、立ち話をする。作品を作るうえで
「核」というか私が大切にしているのは、という話をするときに、
ウィリアム・ブレイクの「Auguries of Innocence」の冒頭の数行を
引用すると、「はっ!そうか、そういうことね!」と腑に落ちた顔を
なさって、詩人の言葉は万国共通というか、すごいな、と再認識。
一粒の砂に世界を、野の花に天国を…
これを読んだ学生時代には具体的に「はっ!そうか!」と思ったわけでは
ないのだけれど、「なんでもない」と思われているものの中にも、
詩人は「なにか」を見つけているのだ、と知った。
ちょっと視点を変えれば「ただの」新聞紙にだって、面白いものが
かくれてるかもしれないじゃない?と。画材を買い込んで
作るのではなく、ハサミと、紙だけで作るようなもの。
そんなヒントを、きっと間接的にもらっていたのだともう。
*
画廊主の娘さん(アリス)にも会えた。かわいらしい人だった。「ご両親、
本当に素敵な人たちですね!」と言うと否定せずニッコリと「でしょー!」
なんていって、笑うような。私が泊めていただいた部屋にあったオカッパ頭の
ザジみたいな可愛い子がアリスで、大人になった彼女は不思議の国のアリスが
着ているスカートみたいな水色のリボンをつけていた。
(このビデオ、とてもすきなのです、アリス話に便乗して載せちゃおう:笑)
*
それから、絵は、ユニバーサルなものなのだなあ、とも感じました。
説明を求められることもなく、じっと直接、自分で作品と対話する
人が多かった印象。ニコニコと「わあ、ほんとうにすごいわ!」と
喜んでくれたご婦人だとか、あれが欲しかったのだけれど売れて
しまってて残念、と話すおじさまなど。いろんな方に会えました。
ぎっしりと人がいて、テリーヌのようなものや自分で焼いたパン、ピザ風の
もの、などなど…。あまりに人がいて落ち着いて食べられなかったけれど。
英語を話せる、教師だという女性と、立ち話をする。作品を作るうえで
「核」というか私が大切にしているのは、という話をするときに、
ウィリアム・ブレイクの「Auguries of Innocence」の冒頭の数行を
引用すると、「はっ!そうか、そういうことね!」と腑に落ちた顔を
なさって、詩人の言葉は万国共通というか、すごいな、と再認識。
一粒の砂に世界を、野の花に天国を…
これを読んだ学生時代には具体的に「はっ!そうか!」と思ったわけでは
ないのだけれど、「なんでもない」と思われているものの中にも、
詩人は「なにか」を見つけているのだ、と知った。
ちょっと視点を変えれば「ただの」新聞紙にだって、面白いものが
かくれてるかもしれないじゃない?と。画材を買い込んで
作るのではなく、ハサミと、紙だけで作るようなもの。
そんなヒントを、きっと間接的にもらっていたのだともう。
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画廊主の娘さん(アリス)にも会えた。かわいらしい人だった。「ご両親、
本当に素敵な人たちですね!」と言うと否定せずニッコリと「でしょー!」
なんていって、笑うような。私が泊めていただいた部屋にあったオカッパ頭の
ザジみたいな可愛い子がアリスで、大人になった彼女は不思議の国のアリスが
着ているスカートみたいな水色のリボンをつけていた。
(このビデオ、とてもすきなのです、アリス話に便乗して載せちゃおう:笑)
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それから、絵は、ユニバーサルなものなのだなあ、とも感じました。
説明を求められることもなく、じっと直接、自分で作品と対話する
人が多かった印象。ニコニコと「わあ、ほんとうにすごいわ!」と
喜んでくれたご婦人だとか、あれが欲しかったのだけれど売れて
しまってて残念、と話すおじさまなど。いろんな方に会えました。
中庭からみた画廊。18時半から始まったオープニングパーティー、というか
ヴェルニサージュ?(ってこういう語源なのですね:ニス)なかなか終わらず
少し人酔いして後半、別室で休んでいたら、コンコン、とガラス越しにドアを
叩く音。女の子が、ニッコニコで「Merci!」と言ってくれたので、私も、
「Merci!」と返しました。少しづつお帰りになるゲストたち。最後の車の
*
「PAPIER - 紙」
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
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