NHK特集ドラマ「紅雲町珈琲屋こよみ」の、メディア向けの試写会へ。
上映前のスチル写真、わー。私の切り文字と切り絵です。富司純子さん
演じる主人公・お草さんのお店「小倉屋」の店名と、急須。手ぬぐい用
として制作しましたが、店名(小倉屋・KOKURAYA)など、セットの
其処此処にも登場しています。
取材にいらした方々に配布されたプレスリリースには、コーヒー指導として
名前も紹介して頂いています。写真では切れてしまっていますが、(同じく
富司純子さんも出演した)連続テレビ小説「てっぱん」などを担当、という
説明が見えるのは、「紅雲町珈琲屋こよみ」のフードディレクション、
トータルコーディネートを担当したOKAZ DESIGN(*)吉岡夫妻のこと。
手ぬぐいの図柄を、とお声がけ頂いた方々です。感謝。
写真で富司純子さんの背後に見える看板の文字「小倉屋」も私の切り文字です。
菅デザインなさった番組オリジナルの手ぬぐいは、セットにも飾られています。
↓
普段の切り絵をご存知の友人(で、番組関係者)は、あれ辻さんの絵なんだねー
びっくりした!と言ってました。舞台となるお店・小倉屋は器とコーヒーのお店
なので、普段の作風ではなく、工芸を意識して「個」を出さずに作ったつもり。
色は青と赤があります。手ぬぐいデザインはスガデザイン事務所の菅渉宇さん。
*
話を試写会に戻すと、上映後、主演の富司純子さんなどが登場し、メデイア向けの
インタビューの時間がありました。富司純子さん、お美しや。印象に残ったシーンを
聞かれ、秋元才加さんが演じるシーンを挙げてらっしゃいました。私が収録を見学
した時に、ちょうどその(富司さんがおっしゃっていた)シーンの後、秋元さんと、
富司さんの演じる場面を撮っていたのですが、試写でやっとその謎?真実が分かって
久美ちゃん(役名)、いい子!!と思った場面。そして、そのシーンに写っている
オカズデザイン・作のポトフも美味しそうでした。ごぼう入り。試してみたい。
富司さんの隣の美しい人、あれ?こんな女優さん出てらした?と思ったのは脚本家の
「鹿男あをによし」も彼女の脚本だそう。ブログでの紅雲町珈琲屋こよみ関連の記事、
ブログで写真に写っている台本の表紙のコーヒー豆も、私の切り絵です。 :)
NHK放送センターの中の本屋さんで、このドラマの原作が収録された二冊を発見。
吉永南央・著「萩を揺らす雨」と「その日まで」。写真左の本にある「悪い男」等
この本の中の、いくつかのエピソードが1本のドラマになっています。私もやっと
購入。スタジオ収録を見学したときに、放送法が書かれた手帳を辻さんが見つけて
喜んでた(&買った)と、オカズデザインさん周辺で語り草になっていますが、
それを見つけたのもこの本屋さん。思い出深い。
*
少し間をあけて、祐天寺のマーゴというお店へ。同番組の、フードディレクション、
トータルコーディネートを担当したオカズデザインを始め、器やコーヒー、デザイン
や、絵に携わった数人で、番組完成祝賀会?をしました。店主は、オカズデザインの
アトリエ・カモシカで開催される展覧会のDMのモデルもつとめていらっしゃいます。
穏やかに話をする人ばかりの、良き宴でした。外、カリッ、中ふわふわの
あたたかいパンや、ぼんたんなどの柑橘類のマリネ、お魚(目玉が好き、
私はしっぽ、など面白い)、ビーツのスープ、ちょっと南国風?ソースも
たまらなくおいしかった柔らかいサツマイモなどなど。そして、ワイン。
ドラマの裏話や感想あれこれ、食べ物、コーヒー、コーヒーミルのこと、
いろんな話をしました。コーヒーを淹れるシーンの手元は、in-kyoの
店主でもある中川ちえさんがなさったそうなのですが、
↓
ドラマの中で登場する豆は(…私も収録の時
飲ませて頂きました!)
↓
コーヒーカジタの豆。試写を見るため、店主さんたち、名古屋からいらしていて、
浅いりのマンデリンを頂きました。もういちどDVDで確認しなくっちゃ、と
思っているところですが、終盤に黒板に出てくる豆?次の日、早速いただいてみると
「わあ」と声が出るほどの美味しさでした。食べ物については、たまにジャンクフードも
食べたくなってしまうけれど、コーヒーについては、そうではない。いちどこんな
美味しいものを頂いてしまったら、たいへんだー、と冗談半分に思う。名古屋に
出かけたら、寄りたい場所が一つ増えました。というか取り寄せしたくなってます。
*
色んな人が関わっているドラマ「紅雲町珈琲屋こよみ」は4/29(水・昭和の日)、
夜7時半からNHK総合にて放送です。是非。オフィシャルサイトも開設された
ようです。近日公開?のブログには私達(ちえさん、などなど)の姿も??
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