8/2:サントリー美術館の「おもしろびじゅつワンダーランド」へ。
普段は撮影禁止ですが、今回の企画展は子どもたちにも身近に美術を
楽 しんでもらおう!というような内容だったためか撮影可能でした。
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美しい方々
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美術館の額のガラスに映る自分と
着物姿の陶の人物像、記念撮影。
ネズミのお姫様と人間の旦那さんの絵巻物は、
「見ないでって言ったでしょ!」というような
セリフを目にして、一瞬「鶴の恩返し」かな?
と思いました。西洋の油絵と比べて少ない線、
シンプルな構図、塗り方。どっちがいいという
わけではないけれど、すうっと抜けて心地よい
空気感でした。また行こ(年間パス持ち)。
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8/17、再訪。マリさん撮影の私の後ろ姿(シルエット)。
この日は展示室のみならず、茶室でお抹茶頂きました。(写真は、
茶室ではなく、建物の窓の外です)。お茶を点てる、器を運ぶなど
一つ一つの所作の美しさに見とれる。無駄がなく、優美。十人程の
客にそれぞれ違うガラスの器が配られたのだけれど、私が手にした
ガラスの器が、作家仲間というか、私がご夫妻と知り合う前から
父がコレクション?していたほど好きな松岡夫妻のもので、仰天。
松岡さんと共通の知り合いの画廊主いわく、作風から、おそらく
奥様の作ではないか、と。旦那様の方は、お菓子を乗せるための
大きな皿としても登場した。お菓子は「花火」という名前だった。
濃い小豆色の生菓子の円の外側に、チラチラと小さな黄色などの
暖色が配されていた。大きなお皿に数人分が乗せられたのを、
一人づつ、お箸で懐紙の上に取り分けていく時に、作法をご存知
らしいご婦人が懐紙の端っこを犬の耳のように折って(画像参照)
いるのを見て、ん?そういう風にするもの?と後で形だけ真似た
けれど、後々の方を観察してみると、大皿から取り分けたお箸を、
懐紙の端っこを折って・挟んで拭うのだ!と理由が分かって、
今回はトンチンカンな真似っ子になってしまったけども(笑)、
ああ〜、そういうことか!と、ひとつ、学べた気がしました。
アジア系外国人の男の子が、苦い・慣れない味に頑張って
飲み干そうとしていたのが微笑ましかったり。自国の文化ながら・
我流で家で抹茶を楽しむことはあれど、お稽古事の気分で楽しい。
2度目の同じ展覧会、前回気づけなかった
コレ(「3」の中に、ネズミが隠れてる!)
も、見つけられました。
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