11/6:ナイス・夕陽 @ 新橋駅
塩川いづみさんの展覧会「Mythos」を見るため、死後くんの展覧会
以来・2度目の「月のはなれ」へ。 移動中と、喫茶店(?いや、
バー?)でもある会場で、呉明益さんの・故人の茶飲み友達、
天野健太郎さんの最後の訳書「自転車泥棒」を最後まで読む。
今日読んだ部分は、走馬灯のようなスピード感。翻訳物を読む
時に陥りがちな、「え、〇〇(外国語の名前)って誰だっけ」
は多少ありつつ(ごめんよ天野さん)。塩川さんの展覧会は、
ギリシア神話をテーマにしたもので、中でも一番好きだなと
思っていた絵がギリシャ神話のプシュケーだったのですが、
ん?「自転車泥棒」にも出てきたな、プシュケー…と不思議な
偶然もありました。もうすぐ一周忌、というタイミングで読み
終えられました。他にも未読のもの何冊もあるので、その内、
読んでみよう。って、検索してみたら、結構あるなあ。
まずは猫ものか、絵本とか。
*
読み終わった本は、誰かにあげたりすることが多いのだけど、
天野さんが亡くなる直前に出た「自転車泥棒」は、著者の呉
明益(ご めいえき)さんの直筆のサイン入りのものを手に入れ
たので(その時の日記的なブログはこちら)、うーん、どう
しよう、と思っていたら、先日(その時のブログはこちら)、
一緒に出掛けた台湾生まれのお友達がもらってくれることに
なっていたので(前もってお話ししておいたので)、読み終え
た帰り道に郵送して送りました。人の手から手へ渡っていく
自転車の話だし、台湾に縁のある人だし、と。私が日本語で
書かれた小説を英語で読むような感じなのかなーと想像して。
一緒に写真に写っている、台湾通の日本人の方は天野さんの
開催していたトークイベントに列席していたそうで、世の中
狭い。ところで、もう新刊の翻訳書が出ることはないんだろう
と思っていた天野さんですが、俳句集をご遺族がまとめたと、
ツイッターで知りました。どこか出版社〜と、死後までお節介
(お節介ばばあ的なことを言われてムカッ!として疎遠になった
んですけど!)。読んでみたいものです。
#天野健太郎 句集電子書籍は出版依頼完了。— 花りぼん岡崎 (@makkanimoeta65) 2019年11月8日
天野健太郎句集を出版してもらえる出版社をどうさがせばいいのか、さがす方法も分からない。
【募集】
47歳で早世した翻訳家天野健太郎の残した句集を出版して貰える出版社の方連絡をください
こんなんで連絡をくれる出版社がいるというキセキ #出版
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