坂本さんは紙版画の作品を多く作る方で、モチーフの
形=版の形(って、言ってること伝わるかな?紙版画
とは、と検索してみてください:笑)。背景の白と、
黒や色で刷られたモチーフの部分がパキッとした感じ
や、余白が心地よく、毛一本一本ひっかいて凹ませた
(その部分にインクを含ませて刷るのですが)部分は
余白のシンプルさと逆の・細かな手作業、細密画の
ような世界。押しつけられた版の形に紙が凹んでいる
のは活版などのようでもある。紙版画、不思議。
あ、このフワフワの猫は、あの家の…など、何匹か、
モデルが分かる猫もいて興味深かったり、今回は猫の
作品がメインでしたが、陶器・カップの絵なども素敵
でした。「あの猫」、猫主題の作品がメインの展覧会
であるのに、なかなか手に取る機会がなかった絵本を
購入して、サインをしていただきました。
↓
左が坂本さん。この本の原画展じゃないのにね、と笑う私。
会場で待ち合わせた友人も同じ本を買って、娘さんの名前を
サインしてもらっていました。この日は会場のある商店街で
お祭りをしていたので、帰り道に出店でしばしおしゃべり。
五島うどん、肉どうふを食べながら、たまたま同じ時期に
手に入れた(というか私が買うべきだよ!と薦めたんだ)
食洗機のこと、たまたま同じ状況の歯の治療のことなど。
他愛ない会話のできることの嬉しさよ。
*
あー、いい1日だったな、と枕元に絵本を立てかけて
眠った翌朝、目覚めて最初に見えたのが赤いタコさん
ウインナーだったのも、なんだか面白かったです。
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