ヨーロッパの素敵な風景の映像を見るたびに、「安野光雅さんの絵みたいー」と感じたりしていました。
自分自身の作家活動を始めた頃、確か「MOE」に展覧会の情報を載せていただいた時に、同じページに「安野光雅」のお名前を見つけて「なんたる光栄!」という気分になったりしたことも思い出の一つです。享年、94歳。
安野光雅さんといえば緻密な絵も素敵だけれど、ホワホワっと軽いタッチで描いた絵がとくに好き。上品さや背景のシンプルさ、余白の使い方など、影響を受けているのかもしれない
(…と、画像をここで引用するのもおこがましいので、気になる方は絵本「かげはどこ」の関連記事などご覧ください)。
上の写真の「あいうえおみせ」は月刊絵本として出たものを手に入れましたが、今は単行本で刊行されているようです。
小さい頃に親が買ってくれた「あいうえおの本」も、すっと出せるとこに置いてありました。改めて見ると、「み」のページに「み」こし(おみこし、神輿)の中に、「み」かん(蜜柑)が入っていたり、これは大人も楽しめるやつだ!と発見がある。
安野光雅さんといえば緻密な絵も素敵だけれど、ホワホワっと軽いタッチで描いた絵がとくに好き。上品さや背景のシンプルさ、余白の使い方など、影響を受けているのかもしれない
(…と、画像をここで引用するのもおこがましいので、気になる方は絵本「かげはどこ」の関連記事などご覧ください)。
上の写真の「あいうえおみせ」は月刊絵本として出たものを手に入れましたが、今は単行本で刊行されているようです。
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小さい子は頭が柔らかいというか、神輿の中に蜜柑が入ってることが、どれだけ「ありえない」ことかのケーススタディは少ないものね。端正な絵で、おかしみのある風景が描かれて
いるのにグッと来たり、美は細部に宿るなあと再認識したり。
いるのにグッと来たり、美は細部に宿るなあと再認識したり。
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