2022/05/05:神保町の三省堂へ。もうすぐ建て替えで、お世話になった店舗は一時閉店になるらしいと言うのはニュースで見かけていたのですが、あれ?まだやってる?あ、そうだ、(5月1日にお亡くなりになったばかりの)オシムさんの本とかあるかな、と入ると、あちこちガラガラの棚もあり、セールや絶版のものも並んでいました。
オシムさんのは検索機で探しても在庫なしみたい、さすがに追悼フェアするには営業日の残りが少ないんだろう。検察窓に「おしむ」とひらがなで入れて、「惜しむ」の意味の本もズラリと並んで、お世話になった書店を「惜しむ」と重なって胸熱でした。
オシムさんが脳梗塞で倒れた後、リハビリ施設に来てた頃、家族もそこに通っていて、何度も見かけたことがあるそうで、すごく格好良いって聞いていたお方。背が高くて、ピシッと、シックな色合いのスーツを着てたとか。
私自身は運動音痴なので(サッカー界での功績、ぜんぜん分ってないけど)、よく、スポーツ選手が「勇気を与えたい」とか言うのが理解できなかったりするんだけれども、例えば長嶋監督だったりオシムさんみたいな存在、いてくれること、生きててくれてること自体がなんか、こう、一言でいえば勇気を与えるというか、影響力ある人もいるんだと思う。
それはたぶん、おのれの体や精神との闘い、対戦チームとの対決を、ふわふわしないで、やることやって(トレーニングとか技術みがきとか)、ズン!と構えて導いたりする人がいてくれることは本当、何にも代え難いことなのだろうなぁ、スポーツ疎いけど、と思ったりする。今更ながら、オシムさんの言葉をまとめた本とか読んでみたくなっています。
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