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2016/02/23

出光美術館〜画廊巡り、花が頭からハナれないハナシ ✿







数日前の東京国立博物館に続き、無計画美術館入館。
地下鉄の駅で見かけたポスターに導かれ、多分初めて
出光美術館へ。静かで、ほの暗く、皇居が見渡せて、
品のいい美術館だった。また来よう。       




展示されていたのは、肉筆画の美人画が
メインでした。ポスターにもなっていた
この勝川春章の作品はちがうけれど、 
展示されていた日本画の美人画の多くは
背景が無地のままで、それは私の切り絵
作品や貼り絵作品にも言えることで: 

(上の画像:気になる二人を切り出してみました)
(下の画像:左は切り絵、右は貼り絵の作品です)


 

描く対象物意外を無地にして、余白も楽しむのは日本人的と 
いうか、日本らしさなのかな、などと感じる。       




はじめに入った展示室でスケッチしたのは、
宮川長春みやがわ ちょうしゅん)だった。
 あ、いいな、と見るだけでいい絵もあるし、
描きたくなる絵もあるし、その違いは何だか
わからないけれど、           



右側の絵は(絵葉書を買いました)、なんだこれ
すごいなあ。と描いてみて、うまくいかず(笑)
展示室を出る前に、あ、アノ絵はどなたの作?と
名前を確認すると、じゃーん。喜多川歌麿!流石
だなあ。この絵のよさを写すなんてムリだよー。
たっぷりと結い上げられた髪、細い身体、足元に
衣。エミール・ガレのガラス作品(出典はココ
を連想して、ジャポニズムだとか、日本美術の 
影響で「あの形」ができたってこともありえる 
よなあ、とさえ思ってしまう。        





出光美術館は無計画に入ったのだけれど、 
今日はエルメスのギャラリー(Le Forum) 
が目的地でした。シャルル・フレジェの  
写真展「YÔKAÏNOSHIMA」。展示作品も  
興味深かったけれど、雪国の写真の展示室に
入ると、足元の敷物が毛足が長い化学繊維?
なのでしょうか、雪の上を歩いているかの 
ようなキシキシ感?ザクザク感?が面白く、
印象的でした。昨年秋に同所で見た展覧会
素敵な冊子も頂けて、ほくほく。他の画廊も
巡ってみるもgggは改装中。チョコレート店
の店先に、ウサギ。イースターかあ。これは
日本に根付くのかなあ。どうなのだろう。 





Wi-fiを使いたくて、ソニービルの上階へ。  
エレベーターのボタンがすごく大きくて愉快。
無料で入れるシアターでは今、音楽の映像を 
流していて、私が着いたときには電気グルーヴ
のライブのようすが観られました。ラッキー。


[動画が削除されてしまいましたが、
電気グルーヴの「少年ヤング」MV】

進行中のプロジェクトの制作の終盤に、YouTubeでよくこの曲を聴いていた。 

(後日追記:プロジェクト=連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のことです)。  

自分が作っている絵と共演(?)をする曲も脳内再生していたけれど、音源が 
なかったので、その後「お世話になりました」気持ちを込めて、このビデオ 
の曲も入っているアルバムをポチッとiTunesで購入したっけ。このPVも凄い。 

(そして、後で思い返せば、電気グルーヴのピエール瀧さんも「とと姉ちゃん」に
ご出演なさっているのです、主題歌・宇多田さんへの微かな罪悪感、払拭:笑)。

80年代の美意識や要素が詰まっている!…で、進行中のプロジェクトといえば…
   ↓




駅で花の模様を見て、私が作った絵にも似たような 
花の形がキーアイテムとして出てくるので、反応して
しまう。今日は休日!と通りすぎ、いや、やっぱ、と
戻って、撮る。すっかり花に「オブセストだな。頭
から離れない。デッサンを描く時のように、いっかい
はなれて、頭をクリアにしたほうがいいな。今は、 
アニメーターが頑張って私の絵を動かして下さって 
いるところ。仕上がりまで、あと少し(?)です。 
がんばれ、Sさん!               
 
✿ ✿ ✿




2015/11/16

銀座へ:黒い太陽、生けるマネキン





右上の作品を新聞で見て、気になっていたローラン・グラッソ(Laurent Grasso)の
展覧会「Soleil Noir」(黒い太陽、の意)を見に、銀座のメゾンエルメスにゆく。
映像も立体も、平面も、全体も、細部もよかった。つまり良い展覧会だった。  
山や波、遺跡を撮った壮大な映像作品を、身を委ねるように無心でみていて、先日
仕事と仕事の合間の「充電」に、大きなもの(大木だとか)を欲した理由が、  
わかったような気がした。自分のちっぽけさは、時々自覚しないといけないんだ。



画廊を出て、遠からず、のお店(ドルチェ&ガッバーナ)のウインドウに人だかり、
というか撮影中。ふと見ると、マネキン?いや、ナマのファッションモデルたち! 
やー、銀座だなあ、プロだなあ、美しいなあ!と感嘆して、背筋がシャンとする。
銀座は、高級なバーが沢山あるので、夕方に着物やドレスを着たが歩いているのを
見ることもあるのだけれど、それもまた銀座らしく凛として美しいのです。   






2014/12/03

黄色い木・「日めくりの日々」第4版・銀座散歩





クリスマスツリーにまけずおとらず、お美しいですよ。今日は、横浜での
絵・本・展」の作品や絵本などの荷造りを終え、送り出しました。ふー、
と一休みして、気分転換も兼ねて少し外出。紅葉がきれいだったんだ。
ちょっと感動ものでした。*しばし屋内仕事多めの日々でしたので。 






今朝は「日めくりの日々」の第四版がとどきました。ハルカゼ舎の日めくりに 
ハサミをいれて製作した書籍。2013年10月、東京のcafe+gallery芝生での  
同題の個展で初お披露目。少しづつ刷りたせることもあり、同年11月始め  
大阪展前)に第二版、11月下旬(山口展前)に第三版、少し間をあけて   
今回・2014年12月に4版を増刷しました。                



上の写真は初版と3版か、2版と3版。この本の
ブック・デザイナーで、cafe+gallery芝生の 
店主でもある遊佐さんが発見した色味の違い。
第四版は今までで一番、強めで元気な色に  
なっているようです。お楽しみに。     



まずは、12/10からのFEI ART MUSEUM 
YOKOHAMAでの「絵・本・展」と、  





  そして、古書ウサギノフクシュウで開催中の「Cut!」巡回展で 
第四版、お披露目予定です。*輸送にしばしお時間頂きます





そして話はもどって、今日の出来事、つづき:紙を買いにいきました。 
申込受付最終日にエントリーした、岩手・盛岡のshop+spaceひめくりでの
ぽち袋展」のための試作用。もっとアホみたいな(いい意味で、ね)紙も 
探せたらよかったけれど、まずはこれでつくってみよう。よしっ。   






銀座の街も、あてもなく散歩。教文館(キリスト教系の書籍のフロアもある書店)の
クリスマスは、さすがというか渋い、浮ついてない!と感動。藤城清治さんの絵が、
柱に。上の階で展覧会でもしてるのかしら?→(そして、先述の紙を買って)→  
帰ろう、と思ったら地下鉄の通路にあったポスターが素敵だったので、エルメスの 
上階にある画廊に立ち寄る。先日のディオールの展示で、あ、そういえばディオール
着たことも、お店に入ったこともないかも、と気づいたのですが、エルメスは中に 
画廊があるので何度も入ったことがあります。画廊って、そういう意味というか  
役割もあるんだなあ。(高級なお洋服に縁遠い人でも入る口実になる、というか)。
開催中の展示は、床がすべりやすいです、とパンフレットに付箋で注意書きが   
されている通りスケート気分で、すべりやすかったです。小学校のときに廊下で  
走って、つつつーっ、と滑るの、あんなかんじ。懐かしいなあ。なんて。それと、 
藤城清治のサンタさんの絵を見たあとだったので、現代美術とイラストレーション、
というか、そんなことについても考えていた。とかく、そっけなく気難しくしちゃい
がちだけど、わかりにくい=藝術、ではないんだよなあ。わかりやすくて、それでも
陳腐じゃなくって、ぐっとくるものだってある。「藝術をわからない世間の人達」と
藝術家、という図式ではないのではないかしら。と。たとえば世俗的だとしても、 
ロートレックしかり(ロートレックの絵だって、当時は単なるイラストレーション:
挿絵画家だったろう)、歌磨呂しかり、竹久夢二しかり、時代を超えて残る藝術と 
なるのであって………なんてことを考える。自分自身が説明的なイラストを作ることも
ある職業なのにくわえて、が広告業(TVCMだとか、紙媒体広告だとかを作る人) 
だったので、小さな頃から、伝えること、伝わること、伝えるには、について   
よく考えている気がする。それが実践できているかどうかは、また別として。   

(写真の矢印があっちゃこっちゃなのは、単に間違えた&"もうこのままでいいや!"ですw)