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2014/10/06

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記: 「生きる」、初期の作品






 

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)Naardenから紀子さんの家に戻ると、
ででーん、とニャンコがベッドの上に鎮座していた。出かける前に家の中に入って
きていた、ご近所の猫。数時間の外出から戻っても、まだ居りました。笑。   




お帰りのようです。じゃーねー。





オランダ滞在中、二つのお家にお世話になるので、紀子さんのお家での夕食は
今夜が最後。オランダらしい料理を作ってくださいました。日本だと、ザワー
クラウト(こちらではZuurkoolというようです)は、それだけで食べる印象 
ですが、マッシュポテトに混ぜたもの。へー。初めての美味しさ。もぐもぐ。
日本でもやってみよう、もぐもぐ。                   



食後に、appelflap(複数形:appelflappen)。アップルパイなのかな。
あたためてくれて、外側カリッ!として、とても美味しかった。   




また会うけれど、滞在させていただく最後の夜なので、感謝の気持ちを絵に込めて〜
…じゃないけれど、(ドラマ「裸の大将放浪記」の中の)山下清みたいに絵を贈る。
紀子さんの娘のひとりが、絵を描くことが好きなのだそうで、私はこうやって描くん
だよ、というのを見せる意味合いもあり。素描を手が動くにまかせて描く。    



そして、切り絵も。「生きる」は「鎌倉時代のセンス、現代に生きる」と書かれた
チラシから。日本美術とかデザインに興味あるかなーと、お土産を買いに入った 
奈良の物産店でもらったもの。                       
       ↓                        




チラシの全体図はここで御覧いただけます。海龍王寺の十一面観音菩薩立像が、
どーん。その上に「MERCY」の文字。後日、オランダ人のイラストレーターと 
の名前の意味について話す時、恵子のケイはMERCYとかBLESSED、って意味  
だよ、と話していたのとリンクする。                   




絵が上手な紀子さんの娘に、彼女が、私が来る前にGertie(ハーティ)さんの
ワークショップで作ったスタンプを押してもらう。EYEで買ったばかりの、  
まっさらなモレスキンの手帳の最初のページに。             




紀子さんのお家には、ずっと前に作った私の作品がありました。たぶん、
この展覧会の時だったのではないかな。2003年、11年も前。そのぐらい 
経つと、もう他の人の作品みたいに「わー、右下のこの人のポーズ、  
すごいねえ」なんて言ってしまう。作風含め、ずっと変わっていない  
つもりだったけれど、いや、変化している、私。と思う。       




ちなみに、その時、紀子さんの娘たちは、こんなに小さかった。
画廊の椅子で遊ぶ姿が可愛かったなあ。          




そして先ほどの作品よりも、お姉さん。1999年の貼り絵作品も。こんな額を使って
いたんだー、へえー。とか、私、作り手・母親なのに、ごめん、忘れてたわけじゃ
ないんだけれど、改めて懐かしく思う。遠い国に来たんだね。居るんだね。娘よ。

                 
旅日記、つづきます)



この展覧会のための欧州への旅でした:            


「PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    





2014/10/03

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:空港から街へ








スキポール空港に着いて、友人と合流。駐車場へ。看板の絵も日本ではない感じ。
リアルというか、媚びてないというか。(この絵は、ね)。東京はどこもかしこも
マンガ調が多いから、ちょっと大人っぽいというか落ち着いていて好印象。   




オランダ滞在中、前半は日本人の友人(いつぞや、おばあちゃんが書いた
楽譜を弾いてくれたピアニストの矢部紀子さん)のお宅にお世話になる。
娘といっしょに迎えにきてくれました。外国の空港に着いていきなり  
日本語で会話できることに、あれっ、イイノカナ、と戸惑いつつも。笑。


 *




図書館(OBA)を覗く。街の風景は東京にくらべて仄暗く、灯りは
オレンジ色っぽい暖かい色合いの光が多い印象だったけれど、この
図書館の中は白くて強い光だった。児童書のコーナーをぐるり、と
見物する。またあとで(後日)来よう。            



アムステルダム中央駅、どーん。ん?既視感が・・と思ったら、東京駅は
この駅を参考に作られたという説があるらしい。どうりで、ね。親近感。
オランダではトラムに乗るにも電車に乗るにも、OVチップカード(Suica
みたいなもの)が必要/小銭も使えるぽいけれど、あると便利で、それを
手に入れる。のに一苦労(してくださる、紀子さんが。すみません)。 




暗い写真だったので絵の中のセントラル駅もどうぞ。東京駅にも、似ているし
また、後ほど紹介するライクス美術館(国立美術館)の建物とセントラル駅の
建築家が同一人物らしく岩手の旧盛岡銀行と東京駅みたいに似てるのです。 
*東京駅と旧盛岡銀行の建築家も、同一人物               




機内食たべたし、夕食はケバブ屋でファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)と、
チョコメルというココアのようなチョコレートのような缶飲料を頂く。   
辛いの(ホットチリをいれてもらいすぎた)と、甘いのを交互に、     
歩きながら、食べる。笑。トラムに乗って、マールチェさんの家に移動。  

 *




今回の旅は、フランスでの「PAPIER - 紙」展に参加するため。同展示で
ご一緒するアーティスト・マールチェさんのお宅に伺う。待ち合わせとか
迷子とかの時のに必要であろう・携帯を借りるためだったのだけれど、 
オランダ滞在中の後半にお世話になるお宅でもあるので、滞在させて  
いただく部屋(アトリエ)を見せて頂く。ステキすぎでした。     



じつはお会いしたのは初めてだったのですが、作品はお互いに知っていたりと
何だか初めての気がしない。「Finally I could meet you!」と口から出て、
訳すと元・配偶者に出会ったときの辻仁成のセリフじゃん、と赤面する。 





「PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    






さあ、車に乗っておうちに向かいましょう。青い光と赤い車がいい色合いだった。





ノリコさんのおうちに到着。一休み。会わないうちに、ずいぶん大きくなった




(以前のようす)


…娘たち。すっかり、思春期。古本を笑いながら見て、彼女たちが生まれる前の
思い出話をする。そして、飼い猫たちにもご挨拶。よろしくどうぞ。    






金色のボウルで水を飲む黒猫。神々しいです。滞在中、他の日はそんなこと
なかったのに、初日だけ二回も小さな・可愛いネズミを捕らえてきました。
"恵子ちゃんいらっしゃい、これどうぞ"だったんじゃないかなあ、と笑う。
あ、ありがとうね。お気遣いなく・・。笑。             

(旅日記、つづきます)







2003/06/24

個展「KIRIE + EHON」@ギャラリーf分の1













辻恵子 個展「KIRIE + EHON」@ギャラリーf分の1 (東京・お茶の水)
2003年6月24日〜7月5日

TSUJI Keiko exhibition at Gallery 1/f (Tokyo, Japan).
June 24th - July 5th 2003 




辻にとって初の絵本「かげはどこ」 (福音館書店「ちいさなかがくのとも」
2003年7月号、文/木坂涼、絵/辻恵子)の刊行を記念した展示です。



展覧会情報をご紹介頂きました:                  



  •  [新聞] 読売新聞 6月25日 [雑誌] etc, 6月号 [フリーペーパー] FIRE FLY 15号





小さなお客さんたちも来てくださいました。
(→ すごく後に、オランダで再会できました)


この作品は、オランダに旅立ちました。



2018年に発見した写真より:Y田M子さんが撮ってくれた一枚。