2013/10/27

Book! Book! AIZU 第三回









福島県・会津地方のブックイベント「Book! Book! AIZU」のロゴや

アートワークを初回から担当しています。第三回目の今年のテーマは


「扉をひらく、街をひらく」






10/12 〜 10/14に、メイン企画の一箱古本市や、トークイベントなどが開催されます。

上の写真とスクリーンショットは、前宣伝のチラシとホームページでの告知。切り文字を
辻恵子が担当しました。絵の入った案内状も制作されます。デザインは会津木綿の模様が
印象的だった初回の案内状や、私のK for KIRIE」と同じく、佐藤温志さんが担当。

当イベント発起人の oraho の山本晶子さんや、昨年の辻恵子展の会場でもある喜多方の

食堂つきとおひさま、その他地元の皆様もイベント開催に向けがんばっているようです。
私は会津出身でも何でもないのですが、縁あって初回から関わっています。      

初回の Book! Book! AIZU は、震災直後といってもいい2011年6月に開催されました。
東京在住の会津っ子であるoraho晶子さんが中心となってこのプロジェクトが動きだし
その後に震災があり、果たして続行できるのか、実現するのかと思ったほどでしたが、 
皆さんの働きで、とてもいいイベントになりました。本と向き合う「普通」のことが、 
特別なことに思える時期でした。                         



余談ですが、その時、駅に向かうタクシーの中で晶子さんに新島八重がいかに格好良いか
という話をしていて、帰った途端、大河ドラマに会津(の八重)が選ばれたと聞いて  
驚いたのでした。今年は、そのドラマの放映中の開催。八重関連で秋の会津へ観光に  
お出かけになる方も多いかもしれませんね。                    

昨年、第二回は発起人の晶子さんはお休みで、喜多方にUターンして震災後に店を開いた 
つきとおひさま五十嵐ご夫妻がイベント中心人物となり、会津若松と、喜多方会場での
同時開催といった形で、また違ったおもしろさが生まれました。今年、第三回は晶子さんも
復帰、どんなイベントになるのだろう、とわくわくしているところです。        

地元や、お近くにお住まいの方にイベントを楽しんで頂くだけではなく、まだ会津を訪れた

ことがない方々にも、Book! Book! AIZUをきっかけに「あ、行ってみようかな」とか  
「こんな場所があるんだ!」と知っていただける糸口になったらいいな、と思います。   
かくいう私も、初回に訪れた会津が初めての東北だったのですが。           







春に刊行した画集「K for KIRIE」と、10月11日に出たばかりの「日めくりの日々」も
会期中にBook! Book! AIZUギャラリー(会津若松市でのイベント)と、喜多方の食堂
つきとおひさまで販売。「K for KIRIE」のブックデザインは、Book! Book! AIZUの
案内状と同じく佐藤温志さんです。                       











 

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