2015/11/21

食欲と藝術と読書の秋(を、一日で)






ハルカゼ舎)の日めくり、本日は「中世うまれの絵画を鑑賞する日」。
学生時代に神田の古本屋さんで手に入れた中世初期の画集を引っ張りだして
ぱしゃり。大津絵のような素朴さがあって、すきなんだぁ、この時代の絵。
技巧的にならなくても絵は、"伝わる"。                



ちょこっと宣伝:12/1まで、東京・経堂のcafe+gallery芝生で開催中の
カレンダー展では、私の切り文字のカレンダーの他に、ハルカゼ舎製の
日めくりで制作した作品も展示しております。是非ご覧くださいね。 






お昼時。女優さんが南瓜を切っていて怪我をしたとか、ゴシップニュースを
思い出しつつ慎重に皮をむく。深緑色に黄色いハート。あるいは黄色い兎。

 ♥   
  ♥  



お昼ごはん、パスタにするつもりが、野菜天ぷら蕎麦に方向転換。
人参、茄子、南瓜、舞茸、ピーマン、揚げていく。少し前に、  
天ぷらの衣に酢を少しいれるとグルテン生成が抑えられて良い、と
読んでから、美味しい天ぷらが出来るようになった。      



美味しい、美味しい、と言ってもらって、山盛りの野菜天ぷらが
ぺろりと平らげられるのを見るのは嬉しかった。録画しておいた
インタビュー番組(サワコの朝)で、平野レミさんが出演して 
いらして、美味しいものを作ることの楽しさについて、考える。
学校を辞めたい、といったときに御父様が何も問いただすことも
なく、そうしなさい、と言ってくれたことについて話すとき、 
あの明るいレミさんが泣き顔になった。           




美味しいご飯の余韻を楽しみながら、外出。数日前
「神田明神の近くの、あのへんだったはずだ」という
適当な脳内地図で辿りつけなかった場所へ向かう。 




3331 Arts Chiyoda、に一度きたことがあった場所。世田谷のIIDみたいに、 
小学校だった場所を画廊等にリノベーションした場所。写真右上、早川純子さんの
展覧会場が目的地。半年のインドネシア滞在からお戻りになって数ヶ月しか経って
いないので、滞在中のお土産話をお聞きする。インドネシアは、昨年私がでかけた
オランダの植民地だったので、その次代の建物が残っているのだとか。誕生日に 
インドネシアでもオランダでも、誕生日を迎える本人が料理を振る舞う風習がある
 (参考ブログ:ココココ)話、アムステルダムでインドネシア料理店に行ったこと
などなど。ちなみに、誕生日に振る舞うといえば、ハーティさんのこの絵本も、
誕生日が題材になっているみたい。オランダ語なので読めないんだけれど。  



早川純子「ゴロリ はんぶん はんぶん」。会期は12/6ま。詳細はこちら







帰り道、近くの老舗和菓子店へ。買い物をしたのは初めて。
長蛇の列の時もあるので、諦めたんだったかな。注文して、
名前を伝えておいて、用意ができたら「◯◯さまー」と  
呼ばれる。銀行のようなシステム。包み紙や、袋も可愛い。



帰り道、「立ち退き拒否」のような景色。この間のつづき、カフェでしばし読書。
昼ごはんの天ぷらで「食欲の秋」、早川さんの展覧会で「藝術の秋」、カフェで 
「読書の秋」と、盛り沢山な一日でした。                   









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