2015/11/24

木枯らし、桜色のポスト、再来年の切り文字







少し風が強い夕方、





鳥の群れが飛び立ったのと交差して、コウモリが飛んでいる
ように見えたのは強風に煽られバラバラと落ちる葉でした。






東京ではまだイチョウが真っ黄っ黄にはなっていないのだけれど、
あちこち、もうクリスマス仕様になりつつあります。ちなみに  
こちらは(お世話になっております)フレーベル館の飾り。   





夕暮れのグラデーションがきれいでした。チーズケーキとコーヒー
数日前にも別の店でこの取り合わせだったなあ、と思いながらも、
ちびちび楽しみつつ、今日は読書ではなく、手紙を書く。    




駒込はソメイヨシノの発祥の地なのだそうで
駅前には、桜色のポストがあります。    
珈琲のみつつ書いた手紙を入れて帰る。   




駒込といえば、私のカレンダーや絵本などを 
お取り扱い頂いている仄仄)という雑貨店が
あります。その姉妹店というか母体のお店・ 
cha-no-maで店主と立ち話。気になった黄色い
缶(と、上に乗っけたフェルトのブローチ)を
かいました。どこかで見たことがある気がして
絵の作者を尋ねると、お会いしたことはない 
けれど経堂にある芝生)の作家仲間として
お名前を聞いたことがある木下綾乃さんの作だ
そうでした。早速使お。帰り道、月が明るい。
もうすぐ満月かなあ。           




芝生といえば、12/1まで「カレンダー展」を開催中。
カレンダーや切り絵(ハルカゼ舎の日めくりで作った
作品)を出品している他、ドアの窓に、展覧会の題を
切り文字で制作したものも貼ってあります。今日は、
カッテイングシートの裏紙を残してあったな、と  
スケッチ・ブックに貼り付けました(送りますよ、 
画廊主さん!)。「1」は捨ててしまったみたい。 


トレーシングして「2017」に使えるかもね、と思い、
「7」も作り足す。来年のことをいうと鬼が笑う、って
いうけど再来年のことをいうと、大爆笑なのだろか。
という主題のページで、(以下、引用)      

大辞林によると「現実性のないことをからかっていう
語。」ということで、まだどうなるか分からない  
先のことを、話してもしょうがないことを、現実には
存在しない「鬼」が笑うというたとえで表しているん
しょうね。                  

というコメントが、腑に落ちた。先のことは、   
誰にも、分かんない。              





長めのいい部屋 (中公文庫―てのひら絵本)

眠る前に、SNSをざっと読みして、漫画家の
フジモトマサルさんが亡くなった事を知る。
面識はないけれど、本を沢山持っているわけ
でもないけれど「長めのいい部屋」だとか、
言葉のセンスも含めて、ひょうひょうとして
かわいく、でも甘すぎず、すてきな世界感 
だった。46歳だったそう。先日訃報を知った
写真家の神村さんと、ほぼ同い年だ。やはり
(個人的に)冬に向かうこの季節はメメント
季節だ。不甲斐ないことも多いけど、生きて
いるだけでもスゴイんだぜ、分かってる? 
…と、自分に問いかける季節。      






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