2016/12/24

宝石広告で原点回帰 / NAOTで湯川潮音さんの歌







親からのクリスマスプレゼントに添えられていたチラシは、私が3歳とか、
小さな頃にハサミで切って遊んでた(ような、悪趣味な、キッチュな、当時
もっとゴテゴテしてたけど)宝石の広告。曰く、お洋服よりもこっちの方が
メインね、原点回帰みたいなね、と母。おしゃれなプレゼントであった。 
何十万もする宝石が、ぺらぺらの紙の広告になってるっていうのも、なんか
子供心にグッときたのかもしれないなあ。何個ゼロがあるんだろう〜?って
金銭感覚ではなくて「なんかよくわからないがすごそうなもの」の紙。  




3歳くらいの時っていったら、もはや、おぼろげにしか
覚えていないんだけれど、大人でもちょっと怖いような
大きくてとんがった、ゾーリンゲンの(外国製の)父の
ハサミを3歳児が持って、こんなのチョキチョキ切って
遊んでたら、そりゃ、印象に残ってるよね。どんな風に
切って遊んでいたのか、と、子供が切るのってこんな 
感じ?と、大まかに切ったら「そうじゃない、もっと 
キワまで」と父。そうだったんだー、私。恐ろしい子!
緑のエメラルドはメロン味、赤いルビーはイチゴ味とか
イメージしていたのは覚えてるけど、新鮮な話だった。




クリスマスイブ、家でのんびり過ごそうかなあ、と思っていたら
6月に奈良で個展をしたお店(イスラエル製の靴のお店NAOT)の
東京店で、同じく今年:9月に佐渡でお会いした湯川潮音さんが
ミニライブをするというニュースがツイッターで流れてきて、
慌てて出かけて、観る・再会することができました。    
かっこいい佇まいの楽団でした。             




一つ前の写真だとフレーム外になってしまっているけれど
田中馨さんもメンバーの一人。そして、そのお隣(写真、
右から二番目)は、松本野々歩さん。ノノホとコーセイ
アルバムの絵と文字を私が制作したこともある方。世の中
狭い。そして野々歩さんたちとも「お久しぶりです」! 
でした。潮音さんの声は、(他に宇多田ヒカルさんとかも
そうだけれど:個人の感想です)鳥肌が立つ系だなあ、と
楽しげなクリスマスソングを聴きながら、鳥肌していた。




この日はあちこちを巡って演奏をする日で、
ナオトでの演奏は折り返し地点だったよう。
「ソリ」に戻って次の場所に向かう楽団を、
お見送りして、ナオトの店主さんたちに 
「良いお年を」を言って帰路につきました。 









もちろん、クリスマスソングのCDも、
手に入れて。           



後日、写真追加:小さい頃からクリスマスというと
出していたこのキャンドルスタンドは、この箱の 
写真)の少女も、きっともう妙齢なんだろうな。 
スウェーデンの少女。             


キャンドルを灯すと、上のプロペラが熱気で回転して、
天使か馬が(2種類、選べるのでした)回り、天使や 
馬のお腹につけられた棒がチャイムをならす仕組み。 
実は数年前から、いくつか部品がなくなってしまって。


「ついに捨てるか?」ということに。でもなあ、さみしいな、と、
飾りの部分(下の写真)に紐をつけて、ツリーに吊るす
オーナメントに変身させしました。










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