5/26:パールブックショップ&ギャラリーでの渡邉紘子さんの
展覧会へ。会場のグレーの棚とピンク色が良く合ってた。作品
自体の魅力を損なわないよう、より良く見えるように飾るのも
センスというか技量というか展示作業って大変なんだよなー。
左上の、ベージュ色で作られた花の根っこ(写真右下)の
ピンク色が生しいというか「生きている!」感があって素敵だ
とアーティスト本人に話す。美は細部に宿るというか、でも
策略のような計画性とはちがうんだよな、「そんなとこ見ない
でしょー」と普通の人なら多分てきとうにしてしまう細部に
細かく気を配ったり、ほんとにこの形で・色でいいのかとか、
考えたり工夫したりして手を抜かないのは良いアーティストで
あると思う。そしてそういうのはちゃんと見てる人にも伝わる
んだと思う(たぶん)(そう思いたい)。自分の作品も。
ところで、今回の展覧会のタイトルは「目はいづこー箱はここ」。
写真の、古いスタンプの詰まった箱にインスぴレーションを得て
制作された作品群。たまたま、いや必然的に?「わたなべひろこ」
とアーティスト自身の名前と、写真には写っていませんが会場の
会場の「パール」の入った文字のスタンプも。多くが(活字では
なくて)手書きのレタリングを手彫りしてあるようだった。物との
出会いも「引きが強い」とかあるよなぁ、と思う。
*
渡邉紘展覧会の案内状に登場している作品、の、御髪(おぐし)を直す
アーティスト。自分で作ったものを愛おしく語れる人はいいなーと思う。
私もわりと同類というか、こないだ久しぶりに打ち合わせがあったとき、
前に提出したラフを見て「いい絵〜!」なんて言ってました。まるで
他人事のように。
今回の展覧会で、とくにグッときた作品は「記入済」。
繊細さと物語性と遊び心を感じて好き、渡邉紘子さんの
作品世界。ワールド。6月9日まで開催中だそうですよ!
*ブログ更新、間に合った!(6/3に書いてます)
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