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2019/09/08

アーツ千代田3331で福音館「かがくのとびら」展







8/23〜9/8、アーツ千代田3331で福音館の月刊絵本
「かがくのとも」関連の展覧会「あけてみよう かがくの
とびら」展が開催されるそうです。原画など、私の
作品の展示予定はありませんが、「かがくのとも」
として刊行された2冊の絵本が飾られたりするのか
な、どうなのかな、と。詳細また更新いたします。










私の手がけた2冊が掲載された「かがくのとものもと
と入場券がセットになったものもあるようですよ。





後日追記





7月20日の朝日新聞に、「かがくのとびら」展の新聞広告が載っていて、


よーく見ると、わ!私の絵本の表紙もある!新聞にカラーで
自分の絵が載ったのって初?かもしれません。


会期が重なっている、nienteでの辻恵子作品展の会場にも
チラシをコピーして貼っていました。



8/28:自分の作品展の会場がお休みの日に絵描き仲間と
一緒に、「研修」と称して出かけてきました。



「かがくのとびら」展は、月刊絵本「かがくのとも」の50周年を
記念した展示でもあり、入り口近くにズラリと並ぶ歴代の表紙の
中に・・・お分かりでしょうか、    \ここと、ここ!/



かくれた かたち 1 2 3」(2008)の表紙も。

 






会場出口近くの図書室には、歴代の「かがくのとも」もあり、


その中には「かくれた かたち 1 2 3」(2008)も。約10年前の作品なんだな。



入り口の写真コーナーにて。色々とお子さんも楽しめる展示物が並んでいます。







2018/11/04

合同展「ILLUSTRATION WAVE VOL.1」に参加








合同展 ILLUSTRATION WAVE VOL.1に参加。総勢222名が参加。
*辻恵子の作品は個展「20」にも出品した切り絵1点です。
個人的に作成したFBイベントはこちら






 ILLUSTRATION WAVE VOL.1
2018年10月27日(土)~11月4日(日)
11:0020:00 (最終日は18:00まで)
料金:一般800 / 65歳以上、高校生以下無料
障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料


会場 アーツ千代田3331
101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14


協賛
株式会社アマナイメージズ カゼプロ株式会社 株式会社ケンエレファント

猿田彦珈琲 宝塚大学東京メディア芸術学部 
デザインボーイ株式会社 トーキョーカルチャート by 
 BEAMS   FLATLABO








予告動画

(実行委員会・制作)









初日の様子など









ILLUSTRATION WAVE Vol.1の初日に出かけてきました。
私の作品は、一番広い部屋の一番大きな壁面の…



右端の一番下にあります。




ここですっ!





先日の個展「20」で展示した作品です。



プロフィール分も撮影してきました。
一つ点の辻でお願いしますっ、という
の、反映してくださって感謝です。:) 



4枚の切手から人物像を切り出した小さな作品。





ほら、ここから出てきてるんだよ、と説明してくれてるのは
TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)理事長でもある
南伸坊さん。*このイベントはTISのメンバーの出展が多め
ですが、ILLUSTRATION WAVE展実行委員会の運営です。


 

大きな作品が多い中、こんな地味なの、みてくれる

人いるのかしらと、やや心配になりつつも、南さん
がニコニコと絵を見てくださっている光景で、ああ
充分うれしい!そして、この地味さ・ささやかさが
が私の作品の味でもあるのかな、とも思いました。
これを大きく拡大しても面白いかもね、と言うのは
そうかもな。本来は小さな切手が大きくなってたら
別の驚きがあるのかもしれない…などなど。人に、
作品を見てもらうという行為は、自分だけでは気づ
けないことを教えてもらうことでもあります。  

*私の切り絵も最初は切り出した人物像だけを飾って

いたり、今よりも加筆が多かったりしたのを、 
そうでない方が、よりあなたの作品らしい、と 
展覧会を見てくださった方に教えて頂きました。



ちなみに、南伸坊さんは2004年に「BRIO」と

いう雑誌で、私の作品について美術評を書いて
くださったことがあり(写真は昨年の佐渡での
イベントにて)、とても背中を押して頂いた方
でもあります。              









話をILLUSTRATION WAVEに戻すと…
先述の南伸坊さんの作品も展示中です。



可愛いなあ〜。



先ほどの写真で南伸坊さんの絵を見上げているのは、
南さんと同じく佐渡でのイベントなかまでもある、 
いぬんこさん。当時は知り合いではなかったけれど、
2009年にテレビ番組「シャキーン!ザ・ナイト」で
切り絵コーナーで数回関わった時は、エンディング
曲の絵がいぬんこさんだったねーなんて話もして 
いました。いぬんこさんの作品は今も朝の番組  
「シャキーン!」で見られます。         





いろんなタッチの、いろんな個性の、いろんな絵がいっぱいあって、脳の 
処理が追いつかないほど(笑)、たまにボーッとして頭をリセットしてから
もう一度巡ってみると「はっ!これもおもしろーい」というように、新たな
発見がある展示空間です。ゆっくり時間をとってご覧くださいね。    



描きこまれた濃厚なタッチのものもあれば…



白根ゆたんぽさんの作品(タテ3つの作品、可愛い!)など
ポップなエリアや、大きな作品や、現代美術的なエリアも。





広告の仕事をしていて美術書などを沢山
持っていた父の本棚の雑誌か、画集かで
親のあった方で、まさか本物(原画)が
見られる日が来るとは、しかも自分も 
参加している展覧会で…と感慨深い。 



北見隆さんも



山口はるみさんの作品も。


レセプションの様子



ある程度作品を見終わって運営の方々の
挨拶などが終わってから、地下の別室で
レセプションが。今回の展覧会に御支援
頂いている猿田彦珈琲のコーヒーも。 :)



参加作家たちに配られた缶バッジも格好良かったです。これつけてたら
防犯になりそうでもあります?? *例えばスリとか、ちかんとか。 
かなり余談ですが、目のモチーフのアクセサリーについて調べたことが
あって、トルコでの言い伝えだったように思うのですが(この記事が 
詳しいです)、目のモチーフのアクセサリーやお守りのようなものを 
身につける意味というのが、嫉妬の目線を避けるというか対峙すると 
いうか、邪視を避ける意味合いがあるんですよね。 見せる仕事の人は 
当然ながら、見られる、見られるために作るものを作る人、もしか  
したら目立ってしまう、嫉妬されたりもする…かもしれない。目の  
モチーフのものを身につけ、邪視を防ぐ。絶対そういう意味合いでの 
チョイス(目をメインのビジュアルに持ってこよう、という理由)では
ないと思うけど、面白いなあ〜理にかなってる!結果的に。   <●>   




軽食をいただきながら、辻さん「なごみ」に載ってましたね
と声をかけてくださった伊野孝行さん、あああ!先日、TIS
公募展の画廊受付のお手伝いをしていた時に(関連ツイート
こちら)、北海道地震のための募金をするともらえるハガキ
のなかに、直筆サインと絵が入ったものがいくつかあり、 
「わあ!Eテレの"オトナの一休さん"」の絵の人だ!と思って
いた伊野さんで、びっくりでした。          




たまたま似たようなお召し物で双子みたいだねー
と、いぬんこさんたちの写真を撮ったり。作家 
だからこそ「わかるわかる!」とか「大変だよ 
ねえ」とかいう話をしたりも。        




私にしては自然な笑顔で写れてるのは同業者
同士の何か心を開けるかんじなのかもなあ





ともあれ、ILLUSTRATION WAVE Vol.1は3331アーツ千代田で、
11/4まで開催。辻恵子は、在廊といいますか受付などの
お手伝いを11/1の11時〜14時にする予定です。



後日、受付をお手伝いに行った日に、
作品と一緒に撮っていただきました。







2018/05/24

休みにした日:朝から映画






5/24(木):ここのところ、連日コンをつめている感じがしたので
「今日は休みっ!」と決める。自営業なので自由なのですが、それゆえ
仕事をし続けるってことだってあるのだ。暑くなるという天気予報
だったけど、雨上がりだからか朝はひんやりとしていた。    



出張や、来月のイベントもあるので午前中から出かけることに
体を慣らしておかないと、と思っていたのでちょうどよい。 
目的地に向かう道すがらツツジの花が複数、落ちていて、  
その一つが妙な浮遊感を醸し出していて、目を引いた。   
んー?                         


…と、近づいて見ると、絶妙なバランスで
縁石のフチにぶら下がっていました。  







目的地は映画館。まあ、平日だし、席を予約して
行かなくても大丈夫かなー?なんて思ってたのに
結構な行列になっていました。良きことなり。 
*ちゃんと、座って観られました。      




観たのは画家・熊谷守一(くまがい もりかず)を
主題とした「モリのいる場所」。




熊谷守一展で、この映画のことを知り
気になっていたのです。*上の写真は
熊谷守一、本人。         




「今日は何も(仕事を)しないぞー」と思って出かけた日に観るにはバッチリの映画でした。

私の言う「何もしない」など、モリ(熊谷守一)に比べたら甘いものだ、人はなんでセコセコ
しちゃうんだろう、と庭の植物や昆虫や猫や鳥を、時には石を、池を、ひたすら、「普通」の
ペースで暮らしている人たちから見たら「何もしていない」ように見える行動をする主人公を
観て思う。例えばアリを、ただただ見つめる、観察する、感じる。私自身も絵描きなので、 
わかるわー、と思ったのは、その、見つめる時間の長さと創作の時間のバランスだ。見つめる
のが9割・創作が1割ぐらいかもしれない。それで抽出されたのが作品だ。頼まれ仕事をする
時に、描いたことがないよー、というモチーフだって、普段から(頼まれる前から)、見て 
おけば、自分の中でパッと出てくるように、普通に生活していることだって勉強とも言える。

それから、モリが美術館に行って絵を見てインスピレーションを得て絵画にするのではなく、

植物や昆虫などを見つめたのもポイントで、絵描きになるために素地は必要かもしれないが 
(実際、モリも若い時は写実的な絵を描いていたし、言うたらすごく「上手」だ)、芸術家の
周りにあるものは全て、自然だって、食べることだって、何かの創作意欲の源になったりする
もので、医学部に行って医者になる、のは当たり前だけど私みたいに文学部に行って絵描きに
なるような人も、結構いる(建築科を出てグラフィックデザイナー、って、どなただっけ)。
私も基礎は大事、と思っていたので手習い程度には美術学校には通いましたが、文学部で  
詩人たちが身の回りの「世界」をどのような視点で眺めていたのか、解釈したのか、と言う 
ことを知ることは、後々、創作する上でのヒントになった・私を形作るものになったと思う。

終盤まで観て、「あ、そうだ、これ、画家についての映画だった」と気づかされるほどに、 

この作品の中に実際の創作のシーンは少ない。自分の創作は夜だけで、仕事を依頼された時も
描きたくなければ描かない。それに反して、日中飽かずに見つめたものから受け取ったものを
頭の中から取り出して、他者が見られる形に・具現化しないといけない、というような、  
「頼まれ仕事」ではない・自分に課された画家としての役割のようなもので絵に向かう際に、 
いいなあ、みんなは"学校"に行かなくてよくて、と言うような台詞を残して、妻と対戦して 
いた碁盤を離れてアトリエに向かうモリが印象的だった。描かねばならないものと向き合う 
事は、もう、なんと言うか「見る」時と同じように一対一の真剣勝負のような感じがある。 
それは文章、音楽、美術、あらゆる表現者に任ぜられた、逃れられない使命みたいなものだ。

いくつか、えええ、と思うような演出はあったけれど(ネタバレになるのでモゴモゴ…)、 

全体的に淡々として、力が抜けていて、ところどころ笑いが起こるような良い映画だった。 







映画の余韻に浸りながら散歩。紫陽花が今年は早く見頃を
迎えているそう。砂糖菓子が沢山、詰まったようなのを 
写真に収める。映画の中にカレーうどんが出てきたので 
影響されてカレーうどんを食べる。盛岡書店を少し覗く。



後日、別の場所で「砂糖菓子」のような部分が
開いた紫陽花を写真に撮れました。



ちょっと歩き疲れたので、銀座四丁目交差点に
出来たばかりのビルに初めて入って見る。  
犬型ロボット・AIBOがいた!        




銀座線で末広町の3331に移動して「もしもSNSがなかったら」展を
サラリと拝見。なかったら、私の場合…いっとき使っていたFlickr
(フォト・シェアリング・サイト)のおかげで、オランダの絵本作家
ハーティさんヒッテさん)やアーティスト(ハーティーの姉妹の
マールチェ)、初めて欧州に行くきっかけになった合同展を企画
してくれた、フランスの画廊主パトリックにも会えていない。  




SNSの歴史の年表を見ていると、わー。過渡期に学生時代を過ごしてるんだな!
と気づく。先述のオランダ在住の友人から、まだ日本でフェイスブック使用者が
さほど多くない頃に「招待」してくれて、なんだこれ?って感じて使い始めた 
(けど日本人の 「友人」がいない…)こととかを、懐かしく思い出す。    

ツイッターは、やるもんか!と思ってたのけど、8年前の大阪での合同展の時に
やってみようかな…と始めたことだとか。会場で実際に、インターネット越し
ではない展示作品を鑑賞して、それをさらに写真に撮ってツイートしたり、 
インスタグラムに放つような動きが面白いなとも思う。人がインターネットを
通じて発した生のもの(絵や写真や言葉や)を、実物で感じて、元のインター
ネット社会に戻す、それを見てまた誰かが会場に足を運び…くりかえす波。 






末広町の会場から、どうやって帰ろうかな、と
とりあえず秋葉原の方に向かって歩く。探し物
で量販店などにも寄ってみた。外国人観光客が
多いせいか、対応してくださった店員に中国語
で私に話しかけられて「に、日本語で…」と 
いうような事も。今日は休日!と決めた日、 
映画に、展示に、電気街にと盛り沢山でした。

イベントの準備や、二人展の巡回展や、出張の
事もあり手や頭の中が忙しいけど、いったん 
それらから離れて、いい時間が過ごせた。あ、
明日もまたお楽しみ(コンサート)が待って 
いるんだった!しっかり休んで、心身ともに 
充電完了したら、また手と頭を動かそう。