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2023/06/25

うきわうさぎのミニカードと、犬のバースデーカード葉書

 



2023年6月:コロナ禍で延期したままの個展(@HATOBA)のための制作のことも視野に入れつつ、今年は、ちょこっとづつ以前に作った雑貨などを復刻したり、新作雑貨を展開したり(もちろん作品を作ったり)活動を再始動していこうかなあと考えているところ。

先日、1月に復刻・新展開した鬼グッズの次に、新作で制作したウサギとハートのミニカード、そして2月に新作の雛人形のグッズを制作しました。


そして、少し間があいて6月。今度は2種類?3種類?うきわうさぎ(大人と子供のうさぎ、二つ絵があります)の二つ折りミニカードと、犬のバースデーカードと絵葉書を発表します。

実は両方ともリバイバルといいますか、以前作っていた雑貨で、犬のグッズは、二つ折りのミニカードに「HAPPY BIRTHDAY」の文字を新しく書き入れたものを作りました。

当初は、ちょっと横幅の狭い小ぶりのハガキだったのですが、サイズを調整し、角を丸く仕上げています。

本当に手作業で作っているため、少量づつ取り扱いいただいています。在庫状況などは各店舗にご確認ください。


2023/12/04現在:

  • 東京・駒込 hono bono(仄仄) http://www.honobono-omise.com.. *うきわうさぎのミニカード(白、二つ折り・封筒付き)、犬のバースデーカード(茶色、二つ折り・封筒付き)、犬の絵葉書(白)*12月に追加納品しました
  • 神奈川・鎌倉 pájaro(パハロ) http://makotokuroda.com *うきわうさぎのミニカード(白、二つ折り・封筒付き)、犬のバースデーカード(茶色、二つ折り・封筒付き)、近日中に犬の絵葉書(白)入荷予定
  • 東京・経堂 ハルカゼ舎 https://harukazesha.com  *うきわうさぎのミニカード(白、二つ折り・封筒付き)、犬のバースデーカード(茶色、二つ折り・封筒付き)
  • 東京・高円寺 Amleteron(アムレテロン) http://amleteron.blogspot.com*うきわうさぎのミニカード(白、二つ折り・封筒付き)、犬のバースデーカード(茶色、二つ折り・封筒付き)、犬の絵葉書(白と茶色) 

2019/09/11

ハイジの里からの絵葉書 〜 高畑勲展 〜 小田部さんと再会




2019/9/11:1年半続いたシリーズ物の最終回の作画制作で家にこもりきり。夕方に出かけて少し散歩。ポストに嬉しいお手紙が届いている。先日の作品展で入れ違いでお会いできなかった(けれど、だからこそ渡せなかった台湾関連本等をお送りできた、そして前日にお葉書を送ったばかりっていうのも嬉しい)方からの絵葉書。あれ、ハイジ?わっ。



「アルプスの少女ハイジ」のキャラクターデザインを手がけた小田部羊一さんから、物語の舞台になった地の絵葉書なんて、嬉しいなあ。記事になってるかな?と探してみるも、そもそもスイスの公用語ってなんだっけ?ってことから調べるという無知さ。いつまで閲覧できるか分からないけれど、ここに記事がありました:https://www.srf.ch/news/regional/graubuenden/ 

音声ニュースには小田部さんの声も。想像するに、あの高いクオリティのアニメーションを、ほとんど手作業で(コンピュータ話もない時代に) 作画したりセル画を塗ったりして、ぜったいに身を削るような、心血を作品に注いでヘロヘロになってしまうような作業だったろうな、私の場合でいえば「とと姉ちゃん」OPの仕事の頃の忙しさ(頑張ってるはずなの だけど、あれー、作っても作っても終わらないぞー?という途方もなさ)をずーっと続けるようなものだろう。それがきちんと、同時代人のみならず後世の人にも評価されて、名作と呼ばれて、海外の人にも良い作品、ハイジゆかりの地だと観光客がきてくれたりして、感謝されてって、素晴らしい。大先輩にいうのもなんだけど、本当、"よかったねー"と思う。それはそうと海外の絵葉書の香りってあるよなぁとクンクン嗅いでしまいました(笑)。洋書店のものに似てるから、紙かインクの匂いなのか。それは日本のものとどう違うだろうか、なんてことも考えていました。奥様の奥山玲子さんがヒロインのモデルになった朝ドラ「なつぞら」も、あとすこしでおしまい。 奥山玲子さんは私の初個展の時に運命的に出会えた素敵な方。(何度か書いているので詳しくはこちらを)。画集も楽しみ。          


インターネット記事は、なかなかブックマークなどせず、読みそびれるのでFRIDAYのサイトでの小田部・奥山夫妻の記事もメモがてら:コチラ。*ざっと見られるよう、検索結果のリンクです。個々のリンクも一応(いつまで閲覧できるか、リンク切れになるかは不明ですが)→(       )。



後日追記


9/21:東京国立近代美術館での「高畑勲展」に出かけてきました。撮影可能な、「アルプスの少女ハイジ」のジオラマがありました。


「うわぁ〜〜い!」(ハイジの声優さんの声で脳内再生)






「高畑勲展」、ものすごい作品点数が上手に体系づけられている展覧会でした。濃厚!見所たくさんでしたが、私は特に、初期の展示物が興味深く、奥山玲子さんと小田部羊一さん ご夫妻のキャラクターデザインなどをスケッチ。右が奥山さんの、左が小田部さんの(の絵を私が写したもの)。  


奥山さんは、ご存命中は銅版画の世界観しか知らなかったので「わあ、こういう線を描く人だったんだあ」と今頃(朝ドラ「なつぞら」効果で展覧会があったりして)知ったのですが、なんとなく私の好みのライン、真似してるわけではないけど、あ、この感じ、描いたことある!と通じるものを感じて嬉しく思ったり、あとで(このブログの記事の後ろの方に)書く奥山さんの展覧会でお会いできたご子息が、私・辻恵子の展覧会に奥山さんと一緒に出かけた時に、私の絵のことを:いいのよ、と言ってくれていたのも、なんとなく納得がいく感じがする。もっと絵の話をしたかったなあ、と今更言っても仕方ないけど宇多田さんしかり、作品で対話するっていうのもある、多分。





こちらは小田部さんによる「アルプスの少女ハイジ」のオープニング映像のためのスケッチ(を、スケッチしたもの)。なんというか、嫌味がなくて朗らかで、いい。



つい、スケッチの横に「線が きもちいい」なんて書いてしまうほどに。





「高畑勲展」へ、一緒に行ったSさん @ もう一つの撮影OKスポット。実は数日前に会いそびれて再度セッティングしなおして、この日に行く事になったんだけど、いやー、よかったー。というのは…。 


高畑勲展のあとに、吉祥寺・「一日」での奥山玲子展に伺ったら、 先日のニエンテでの作品展にもお出かけくださった(けれど入れ違いでお会いできなかった)小田部さんにお会いできたのでした。葉書を出しておいたこともあり、お会いすることが出来、嬉しかった。私の嬉しそうな顔が全てを語ってますね。他愛ない話を大先輩とできるという幸せ。なんとなく温泉気分、癒される。奥には、奥山玲子さん(小田部さんの奥様で、私の初個展の時から応援してくださっていた恩人の一人)のセルフポートレートが「あら、会えたのね」とでも言わんばかりに微笑んでます。                    



この日、購入した本。前は奥山玲子さんについて説明するときには「『アルプスの少女ハイジ』のキャラクターデザインの小田部さんの奥様で〜」などと言わないといけなかったのが、朝ドラ効果、おそるべし!と、帯の文句を見て思う。     





ちなみに、私が伺ったのは9/1に出たばかりの、奥山玲子さんの銅版画集の出版を記念した展覧会でした。




私は、奥山さんがご存命の間は、この銅版画の世界しか知らずあとでアニメーションの世界の人だったことを知りました。近日、ANIDOからアニメーションの作品集も出版されるとか。楽しみです。



このブログ記事に出てきた本が気になる方はこちらをどうぞ(ブクログ?Amazonへのリンク)
漫画映画漂流記 おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一 奥山玲子銅版画集



追記:文中にある、アニメーション画集はこちらです
     ↓


2018/12/26

積水ハウスのWebコマーシャルの絵を制作:「クリスマスにもってこいの場所」



2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの
Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2018年12月18日の更新はクリスマスにもってこいの場所」です。  

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。


*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)


このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く


















2018/11/19

積水ハウスのWebコマーシャルの絵を制作:「パイを焼く」







2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの

Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2018年11月19日の更新は「パイを焼く」です。           

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。


*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)


このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く




















2018/05/24

休みにした日:朝から映画






5/24(木):ここのところ、連日コンをつめている感じがしたので
「今日は休みっ!」と決める。自営業なので自由なのですが、それゆえ
仕事をし続けるってことだってあるのだ。暑くなるという天気予報
だったけど、雨上がりだからか朝はひんやりとしていた。    



出張や、来月のイベントもあるので午前中から出かけることに
体を慣らしておかないと、と思っていたのでちょうどよい。 
目的地に向かう道すがらツツジの花が複数、落ちていて、  
その一つが妙な浮遊感を醸し出していて、目を引いた。   
んー?                         


…と、近づいて見ると、絶妙なバランスで
縁石のフチにぶら下がっていました。  







目的地は映画館。まあ、平日だし、席を予約して
行かなくても大丈夫かなー?なんて思ってたのに
結構な行列になっていました。良きことなり。 
*ちゃんと、座って観られました。      




観たのは画家・熊谷守一(くまがい もりかず)を
主題とした「モリのいる場所」。




熊谷守一展で、この映画のことを知り
気になっていたのです。*上の写真は
熊谷守一、本人。         




「今日は何も(仕事を)しないぞー」と思って出かけた日に観るにはバッチリの映画でした。

私の言う「何もしない」など、モリ(熊谷守一)に比べたら甘いものだ、人はなんでセコセコ
しちゃうんだろう、と庭の植物や昆虫や猫や鳥を、時には石を、池を、ひたすら、「普通」の
ペースで暮らしている人たちから見たら「何もしていない」ように見える行動をする主人公を
観て思う。例えばアリを、ただただ見つめる、観察する、感じる。私自身も絵描きなので、 
わかるわー、と思ったのは、その、見つめる時間の長さと創作の時間のバランスだ。見つめる
のが9割・創作が1割ぐらいかもしれない。それで抽出されたのが作品だ。頼まれ仕事をする
時に、描いたことがないよー、というモチーフだって、普段から(頼まれる前から)、見て 
おけば、自分の中でパッと出てくるように、普通に生活していることだって勉強とも言える。

それから、モリが美術館に行って絵を見てインスピレーションを得て絵画にするのではなく、

植物や昆虫などを見つめたのもポイントで、絵描きになるために素地は必要かもしれないが 
(実際、モリも若い時は写実的な絵を描いていたし、言うたらすごく「上手」だ)、芸術家の
周りにあるものは全て、自然だって、食べることだって、何かの創作意欲の源になったりする
もので、医学部に行って医者になる、のは当たり前だけど私みたいに文学部に行って絵描きに
なるような人も、結構いる(建築科を出てグラフィックデザイナー、って、どなただっけ)。
私も基礎は大事、と思っていたので手習い程度には美術学校には通いましたが、文学部で  
詩人たちが身の回りの「世界」をどのような視点で眺めていたのか、解釈したのか、と言う 
ことを知ることは、後々、創作する上でのヒントになった・私を形作るものになったと思う。

終盤まで観て、「あ、そうだ、これ、画家についての映画だった」と気づかされるほどに、 

この作品の中に実際の創作のシーンは少ない。自分の創作は夜だけで、仕事を依頼された時も
描きたくなければ描かない。それに反して、日中飽かずに見つめたものから受け取ったものを
頭の中から取り出して、他者が見られる形に・具現化しないといけない、というような、  
「頼まれ仕事」ではない・自分に課された画家としての役割のようなもので絵に向かう際に、 
いいなあ、みんなは"学校"に行かなくてよくて、と言うような台詞を残して、妻と対戦して 
いた碁盤を離れてアトリエに向かうモリが印象的だった。描かねばならないものと向き合う 
事は、もう、なんと言うか「見る」時と同じように一対一の真剣勝負のような感じがある。 
それは文章、音楽、美術、あらゆる表現者に任ぜられた、逃れられない使命みたいなものだ。

いくつか、えええ、と思うような演出はあったけれど(ネタバレになるのでモゴモゴ…)、 

全体的に淡々として、力が抜けていて、ところどころ笑いが起こるような良い映画だった。 







映画の余韻に浸りながら散歩。紫陽花が今年は早く見頃を
迎えているそう。砂糖菓子が沢山、詰まったようなのを 
写真に収める。映画の中にカレーうどんが出てきたので 
影響されてカレーうどんを食べる。盛岡書店を少し覗く。



後日、別の場所で「砂糖菓子」のような部分が
開いた紫陽花を写真に撮れました。



ちょっと歩き疲れたので、銀座四丁目交差点に
出来たばかりのビルに初めて入って見る。  
犬型ロボット・AIBOがいた!        




銀座線で末広町の3331に移動して「もしもSNSがなかったら」展を
サラリと拝見。なかったら、私の場合…いっとき使っていたFlickr
(フォト・シェアリング・サイト)のおかげで、オランダの絵本作家
ハーティさんヒッテさん)やアーティスト(ハーティーの姉妹の
マールチェ)、初めて欧州に行くきっかけになった合同展を企画
してくれた、フランスの画廊主パトリックにも会えていない。  




SNSの歴史の年表を見ていると、わー。過渡期に学生時代を過ごしてるんだな!
と気づく。先述のオランダ在住の友人から、まだ日本でフェイスブック使用者が
さほど多くない頃に「招待」してくれて、なんだこれ?って感じて使い始めた 
(けど日本人の 「友人」がいない…)こととかを、懐かしく思い出す。    

ツイッターは、やるもんか!と思ってたのけど、8年前の大阪での合同展の時に
やってみようかな…と始めたことだとか。会場で実際に、インターネット越し
ではない展示作品を鑑賞して、それをさらに写真に撮ってツイートしたり、 
インスタグラムに放つような動きが面白いなとも思う。人がインターネットを
通じて発した生のもの(絵や写真や言葉や)を、実物で感じて、元のインター
ネット社会に戻す、それを見てまた誰かが会場に足を運び…くりかえす波。 






末広町の会場から、どうやって帰ろうかな、と
とりあえず秋葉原の方に向かって歩く。探し物
で量販店などにも寄ってみた。外国人観光客が
多いせいか、対応してくださった店員に中国語
で私に話しかけられて「に、日本語で…」と 
いうような事も。今日は休日!と決めた日、 
映画に、展示に、電気街にと盛り沢山でした。

イベントの準備や、二人展の巡回展や、出張の
事もあり手や頭の中が忙しいけど、いったん 
それらから離れて、いい時間が過ごせた。あ、
明日もまたお楽しみ(コンサート)が待って 
いるんだった!しっかり休んで、心身ともに 
充電完了したら、また手と頭を動かそう。