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2014/10/11

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:ランス→ フレンチ・ランチ







「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)ランスのルーブル美術館・分館、
あー、楽しかった。滞在地/画廊のあるワヌアンからランスへの道中、大雨
だったのが嘘のように晴れました。透明な外壁と雨で濡れた地面。いいな。




ルーブル美術館分館の、じゃなくて私も参加している「PAPIER - 紙」の会場、
Le Poulailler(ル・プーライエ)の画廊主パトリックさんと。最初、作品を送る
だけでもいいから、とオファーがあったけれど、以前から交流のあった彼にも
参加アーティストのひとり、マールチェさんにも会いたかかったので、行く!
と自分から言ったのだった。一生、ヨーロッパには行かない気がしてたけど、
今いかなくてどうする!と思って。来られてよかった。会えて良かった。  




…なんて劇的に、ここで、感動していたわけでもないのですが(笑)、さー、
ワヌアンに戻ろうねー、と並んで歩く皆(左からユーディット、マールチェ、
パトリック)の背中を不思議な心地で眺めていたのは本当。んー、なんで今、
ここにいるんだろうなあ。無鉄砲に、来ちゃいましたね、私、と。     
 

     \うふふ、いいんだよ/

°  。 °






わー、すっごい角刈りにされてる木だね〜。





 あ、とんがった山!(この一つ前の記事でも書きましたが、鉱山で掘り出した
土を盛ったものです)マールチェいわく「富士山みたいじゃない?」私「んー
富士山はあんなに、とんがってないよ」マールチェ「そうだったかしら」? 




並んで走る車が、山ほど牧草を積んでいて(こんなの初めて見た)、
ここは確かに異国だった。何か事故があったらしくて、やや渋滞。 



かわいらしい雲がぽかん、と浮かんでいました。オランダ人のマールチェさんは
フランス語が達者なので、車内で聞こえる会話はだいたいフランス語だった。 
学生時代、英語と並行して勉強するのは無理だ・・と諦めてしまった言語だけど
画廊夫妻と分かり合うために、たまに記憶の片隅から単語を引っ張り出して  
使ったりしたとき、ああ、言葉、勉強、大事!と思う。(がんばろう)    








ともあれ、遅くなったけど、ただいまー。滞在先/画廊にもどりました。フランスに
到着した時の日記にも書きましたが、道路に面した壁にはこの建物が建てられた年、
1808」の文字が。そして、手前にはたわわに実るリンゴが。素敵な光景。    








たぶん2時過ぎだったとおもうけれど、私達を待っていてくれたマダム。なんて
優しいのかしら。お昼ごはんにしましょうね、と、用意をしてくださる。食事を
とる部屋は、バーのようになっていて色々なものが置いてある。古いトランプの
山があり、ざくっと数枚まとめて引き抜くと、ハートのエースが。…吉兆? :) 





じゃーん。あれこれ美味しかったのだけれど、オランダ人アーティストの
ユーディットも同じ意見だったのは:マダムのドレッシング、さいこう!
翌日、時間差で「そういえばあのドレッシング!すんごい美味しかった!
レシピを知りたい」とお願いするほどに。エシャロットがミソ、らしい。
左下の写真は、お米と人参と、下にみえるのは細かくしたセロリ、そして
トマト。右下の写真は、グラタン。オーバカナルのクレームブリュレの 
お皿、を思い出す、浅いお皿=だから、ぞんぶんに焦げ目を楽しめる!)
至福の時でした。食文化のゆたかな国だなあ。フランス。       












長々、あれこれ。ようやく「PAPIER - 紙」の初日10/11まで更新できました。
今夜から、展覧会が始まります。日本だと展覧会は初日、通常どおり朝から 
または昼からオープンして、夜にパーティーを開いたりするけれど、こちらは
夜から始まるのね。しらなかった。昼ごはんのあとは、あれこれキャプション
つくったり、打ち合わせをしたり。さ、いよいよだ。(旅日記、つづきます)






この展覧会のための欧州への旅でした:                     




「PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    




「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:ルーブル美術館の別館 in Lens










「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)「PAPIER - 紙」に参加するために
来たフランス、自分たちの展覧会の前に、車で30分くらいのところにある街・
ランスに出かけました。目的地はLouvre-Lens。ルーブル美術館の分館!  
画廊主のパトリックさんが、皆で行こう、と提案してくれて初めて     
私はその存在を知ったのですが、                    
↓                 



なんと、その建築は日本人の建築家が手がけたそうです。
そして2012年の年末にオープンしたばかり。      





カーブがきれい。日本人の建築家が設計した、できたてほやほやの「あの」ルーブル
美術館の別館、だからかワヌアンでもリールでも見かけなかった日本人の旅行者を、
5人くらい見ました。旅行会社のツアーの一環ではなく自分たちで選んで(わざわざ
パリからも遠いのに)来ているかんじの人々。すごいな。えらいな。アンテナ良好。


建築についてはこちらの記事をどうぞ:ma-che-rie.com/sanaa-louvre-lens/ 





窓の外に見える、とんがった山は鉱山を掘ったときに出た土を盛ったものだとか。
鉱山が閉鎖され、失業者が増え、さびれていく町。なんとかせねば。名所的な  
何かをつくろう!となって、この美術館を作ることになったのだとか。     








入り口には、空港にあるような金属探知機のゲートがあり、ちょっとドキドキ。
入り口のカウンターでオサイフだしつつ、パトリックに「入場料おいくら?」と
尋ねると、オープンしたてだから無料だと。えー。そりゃ文化も栄えますわ。 
入場券は皆ちがう絵柄だった。展示室で、実物を探すのも楽しいね。     




あっ!私のチケットの作品は、これだ!




実物。うつくしい青でした。ガラスケースに入っているものもあるけれど、
ナマで、直に見られる作品があるのが素晴らしいとおもう。       




展示室の中は、霞のかかった鏡のような銀色の壁で、かなりモダンです。 
パトリックさんが教えてくれたこと:壁には、年号が入っていて、手前が 
古代、奥に行くほど近代の作品になっていくのだ、とのこと。なるほど! 
あまり目立ち過ぎないように入れてあるので気づきにくいですが、    
お出かけの際は注目してみてくださいね。               





「ほら、ケイコ、みてごらん」とパトリックさん。なんだろう?と見ると、
そこには猫が鎮座していました。さっきも(本物の)猫にキャッキャして
しまったし、画廊の庭に来た猫・ゼゼットのこともあるし、すっかり  
「ケイコ=猫好き」と認識されているんだわ。ふふふ。         







バルラハってこういう時代の彫刻に影響を受けたのではないかしら、と思う。






ふわぁ、と空気を感じる天使像。15センチくらいだろうか、かなり小さい。
手帳に鉛筆でドローイングをする。自分の手で描きたくなる作品と、写真に
収めたくなる作品とがあって、その違いはなんだろう?と思う。     





手と足

さわっちゃダメなんだろうけど、像を目でさわる。






ふおー、このモザイクもすごいね。と描いてるところ。
*撮影=Le Poulailler・パトリックさん       






わー。ラ・トゥール!まさかホンモノが見られるとは。

これは目に焼き付け、スケッチはしなかった。    
そういう絵もある。                






とてもリアルで、どきっとした作品。静かな存在感。キャプションには
"Saint Francis dead"とあり。聖フランチェスコのことだろうか。  





幼い少女を見つめる母親のような展示の位置関係が素敵と思ったところ
実際は関係のない:モデルが母娘とかではない作品だけれど。    





聖母子像も、絵画から彫刻、レリーフに至るまでいろいろ。母(あるいは聖母)と
いうのは、大丈夫よ、と静かに微笑して見守る存在なのだなあ、と感じる。   





\ねえ、なんで私ここにいるのかしら/                   

…と、言っているように見えた作品も(笑)。私もまさに同じ心地だったけど、
いい意味で。ああ、なんでここにいるのかしら私、だった。右の写真は、展示室
ではなくミュージアムショップにて撮影。兵馬俑のようにズラリと並ぶ小さな 
イビス像(?)。自分用の記念品として一つ、手に入れました。絵葉書も、  
この作品いいなあ、とおもったものがあって(写真・左の子も)、嬉しい。  






何時まで見てもいいよ、と聞いていなかったので予定よりも長居して 
しまったのではないか、と心配になりつつ美術館を後にする。    
さいごに"目が合った"のは、タコみたいな、あるいはドレッドヘアの 
お目目ぱっちりの女の子みたいな元気なお顔。旅日記、つづきます)






この展覧会のための欧州への旅でした:            


「PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    




「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:置物じゃなかった猫 in Lens, France






「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)フランスの北部のワヌアンにある
画廊・Le Poulailler(ル・プーライエ)での展覧会「PAPIER - 紙」の初日
午前中はちょこっとお出かけをしました。車で30分位のところにある街へ。
車を降りて、目的地に行く途中、窓辺に猫の置物がある家がありました。 
窓の前にも置物…??いや、ホンモノの猫だーー!!          





うりうり。トレ・ミニヨ〜ン(ちょーかわいい〜)。
*撮影:Le Poulailler・画廊主のパトリックさん 






後ろから(自分が)撮られているとはしらずに撮った写真がこちら。







パトリック、パトリック、これで撮って撮って。と
自分の端末だかカメラを渡すと猫、手にスリスリ。
わたし、メロメロ。              





 知らん顔していた隣の猫も、ちょっとは気になるようで寄ってくる。オランダの
ノリコさんちの猫、マールチェさんちの猫(終始、警戒されてたけど)、そして
フランスのゼゼットと、このコたち。なんて、猫に恵まれた旅だろう。    




あー、かわいかったぁ、さあ、目的地に急ごう。  
 滞在中、ずっとレンズ、レンズ、と言っていた  
地名「Lens」は「ランス」と読むらしいです。  

旅日記、つづきます)



この展覧会のための欧州への旅でした:            


「PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)         
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France