2017/12/09

叔父との二人展の案内状届く・ツリーを持って忘年会へ





12/9:叔父・山本高史(絵付けの作家としての名前は
羅介:らかい)より、来年2月の・我々の初共演?の
二人展の案内状が届く。写真は叔父、デザインは会場
関係者のかたが手がけてくださったそうです。あまり
三重に友人知人が多くない(ほとんどいない)ため、
少量いただいただけなので、ネット経由でのお知らせ
が主になるかと思いますが、お近くの方は、遠くから
も、是非お越しくださいね。★詳細はこちらを:  





いつもながら、後日更新していますが、この日は
ものすごく移動しました。まずは前日、自作の 
カレンダーが品切れになっていることが分かった
神楽坂のお店に再度お邪魔して、納品、その後、
有楽町線で有楽町、某お買い物。時間、間に合う
かな?と少々早足で(じっくり見られなかった 
けれども)駒場東大前近くで、ミロコマチコさん
個展。ダイナミックな動物だとかを主に描いて 
きた彼女、今度は体内に。細胞を描いたような 
細い布の作品が良かった。ミクロマチコ!などと
ダジャレのような言葉が脳内に浮かぶ。画廊を 
出たところに「止まれ」の標識が印象的だった。
そして、経堂に移動、ものすごく早足で芝生に 
ぞうさんぽ」を納品。「よいお年を!」と挨拶。



芝生の近くの名店で、友人たちと忘年会の
ようなことをする。母親になった友人の、
久しぶりに外でお酒が飲めて嬉しい!って
雰囲気が可愛らしかった。初めてこの店を
ご一緒したユカワさんやっと著書に  
サインをいただけた坂本さんとも楽しい 
ひととき&美味しいって偉大だ。と感動。




帰宅後、買ってきたクリスマスツリーを
設置する。先代のは、ちょっと幹が斜め
になりつつあったのでした。大きな荷物
抱えて、どうしたの辻さん?と言われて
「ク、クリスマスツリー・・・」と答え
た時の「わー、メルヘン!」みたいな 
会話も面白かったな。新しいお家だよ、
モールで出来たサンタさん、などと深夜
作業をしていたら、バキッ!と天使を 
踏んで羽を折ってしまって治したり。 
いやあ、濃厚な1日、濃厚な夜でした。 
他愛もない話の重要性を思う。全部が 
全部、必要なものだけで出来ていたら 
いかに息苦しいだろうか、と思う。  



「栄養と料理」1月号・連載「思い出の味」の題字を制作









女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」1月号は12/9発売です。 
連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。 
第49回目は「魔女の宅急便」の原作者・角野栄子さんの記事です。 


栄養と料理 2018年 01 月号 [雑誌]










2017/12/08

ひのな漬けとガラスの器






12/8:ガラス作家の石川昌浩さんの展示 @ jokogumoへ向かう道すがら、
視界に「あれっ?えっ?ひのな漬け?」と吸い寄せられるように食品店に
入ると、(ひのな漬け自体は他の県にもあるようですが)私の親の故郷・
三重県産のものをみつけて、小躍り。東京では、滅多に見ないのです。 


目的地だったjokogumoでは、岡山を拠点に活動している石川さんにも
会期始まりの時期だったので久しぶりに(?でもないか、銀座での 
催し・9月以来)お会いできました。会場のオーナーと話していると
今年初めてお取り扱いいただいた私のカレンダーが売り切れとの事。
お買い上げ感謝!少量ですが、早速次の日に補充しましたので是非。
地図や営業時間などは、下記・お店のホームページをご覧ください。
 ↓


2017/12/07

熊谷守一展へ






12/7:東京近代美術館での熊谷守一展へ。撮影禁止の展覧会の場合、
これはもう二度と見られないかもしれない!と思って、さりとて凄く
まじめに描くのでもなく、スケッチするのだけど、会場を出てから、
その絵の絵葉書を売店に見つけると、嬉しい反面、なぁんだ〜、ある
なら教えておくれ、と思うこともある。図録は滅多にかわないので。



この絵は絵葉書がなかったもの。素描で大体は
思い出せたり、自分がどこをどう面白いと感じ
たか、など分かることがあるんだけど、はっ、
そうか、これはモノクロなんだな。色は言葉で
書き留めておくしかない、という。美術展で、
絵の具を広げて模写できる国があるというけど
「うち」はそうじゃない。          




以前、東京・豊島区にある熊谷守一美術館で彼の原画を
見たことがあったけれど、ここまで体系的な展覧会は 
初めてでした。青木繁と同級生だったという東京藝大の
時代に、親を亡くしたり、踏切に飛び込み自殺をする 
(見知らぬ)女性を見かけてしまったことなどを知る。 
そのことを絵にしたという、とはいえ何が・何か描いて
あるのかも分からないほど暗い・のっぺり茶色い作品 
「轢死」(れきし)という作品をはじめ、若い頃の作品は
暗め。そして、割と写実的に描いてあるものが多い。 
そのあとにタッチが少し明るく・絵の具をなすりつけた
跡が残っているような絵になる。5人の子供のうち、 
3人が他界してしまったということも知らなかった。 




1940年代くらいから、いわゆる「熊谷守一」と言われて
想像するような、整理された線と平坦に色を塗る感じの
絵になっていく。単純に明るい絵のようでいて、描かれ
ているのが二十代そこそこで他界した娘の骨壷を抱えた
娘(熊谷榧:かやさん)と、息子と共に焼き場からの 
帰り道の図だったりする。私自身も、そういうとこが 
ありますが(詳しくはご想像に)、わりと明るいだけ!
いいことだけ!みたいなのは信用しきれないというか、
表層的に思えてしまうところがあって、例えばティム・
バートン、バスター・キートンのような、凄く暗い所も
知った上での・ドロドロした部分や影の部分も経験した
からこその「上がってきた」ときの明るさ・まっすぐさ
深みや魅力というものがあると思うたちなのですが、 
熊谷守一もそうだったのか、なるほど。と思った次第。

鉄を鍛える時だとか、こう、叩いて強くするみたいな事
を想像したり、何度かツイートをしたことがあるけれど
大貫妙子さんが歌う谷川俊太郎さんの歌詞「まっすぐ
のことも考える。「まっすぐを生み出す力はまっすぐ 
ではない」。紆余曲折したり、壁にぶつかったり、人と
ぶつかったり、悶々と考えたり、悲しんだり、そうした
ウネリを経験した後に辿り着いた真っ直ぐさの強さ(と
いうのは人を負かす強さではなく、非力でどうにもなら
ないことも受け入れるような力)は、多分、生まれた 
ばかりの子供の純粋無垢な真っ直ぐさよりも強い。  




帰り道、公園をつっきって別の地下鉄の駅から
帰ることにする。始めて歩いた道。平日で人も
少ない。この階段を上ったら何が見えるのかな
と行ってみると、お堀が広がっていて、壮観。



こんな都心に、紅葉を楽しめる場所が
あったんだー!眼福・眼福でした。 




2017/12/06

仕事一段落、個展会場でイメトレ、二人展準備に舵を切る







12/6:前日制作した絵を、出版社にお届けしてから
来年の秋に個展をする会場:東京・阿佐ヶ谷にある
contextの、駒ヶ嶺三彩さんがキュレーション週の
画廊の呼び方「ing」へ。見事な紅葉。     



ka-ji-(かーじー)さんの作品展「満月に手が届きそう」。
缶などを加工した作品が多くて、同じように作品を作って
いた(作り始めていた、今年半ばに他界した)伯父の事を
思い出したりしていました。ちょっとしんみり。    




缶などを加工した作品。ところどころにアレンジされた 
植物が効いていた。                 



私がここで個展をするときにはどういう風な空間にできるだろう?と
想像しながら拝見すると、棚が沢山ある。それほど広大な(それこそ
私が三彩さんに出会った、ギャラリーみずのそらのように広い広い)
スペースではないのだけど、やろうと思えば、すごく沢山の作品を 
飾れるんだなぁ(それは2月の叔父との二人展会場も:こちらは、 
先述のギャラリーみずのそらよりも広い!)、頑張らないと!