3/6:前日に、愛知での佐渡のイベントのための作品を制作したので
"出力"(創る時間)の後の"入力"(鑑賞する側になる時間)というか
"充電"もかねて、谷川俊太郎展へ。三重への出張から帰京したら、
すぐ行くぞ!なんて思っていたのに、なんだかんだで遅くなった。
最初の展示室のインスタレーション作品が
おもしろかった。"かっぱ かっぱらった…"
などの詩を読み上げる声が、鑑賞者を取り
囲む壁(4面)に備えられたスクリーンと
スピーカーから、ぱかぱかと表示される。
この絵本は、文化学院に在学しているときに、
事務室の女性(以前、私が取材を受けた書籍
「手紙のある暮らし」で、サリバン先生のような
方、と登場する方)が下さった思い出の一冊
だったりします。恩師とも、関わりのある。
*
会場は、若い人が多い印象だった。谷川俊太郎さんなどという、
偉大な人と自分を重ねるのはおこがましいけれど、こうやって
作品以外のもの(夏はほとんどTシャツで過ごす、と言って
私服が展示されていたり、コレクションの古いラジオなど)を
見ていると、朝ドラの仕事の直後の取材ラッシュを思い出し、
媒体に・みなさんに興味を持っていただけるということは本当に
ありがたいことでもありながら、作品が評価される→その作者
自身のことを知りたくなる→作品以外の背景や日常や趣向など、
さらけ出さないといけないような感じなるのはアレよね、でも、
仕方ないことなんだろうか、ね。などということも考える。
何もかもさらけ出さないといけないってことでもないけども。
*
アートワークを手がけたことがあります。その発売記念公演の
際に、舞台上から偉大な詩人にお礼を言われた(それが、
いわゆる初交流というか「初めまして」の瞬間だった)ことは
わあ、生きててよかったぁ、こんな信じらんれないことが
起こるのか!と思ったいくつかのこと(それは朝ドラの仕事、
宇多田ヒカルさんの仕事も然り)の一つでもあります。
*
ところで、この日、新宿方面に出かけた理由は
もう一つありました。今月はなぜか、愛知と
東京と、二つ佐渡関連のイベントがあり、
私のグッズも販売されるのですが、その東京の
会場を下見というか、どこにあるのか見物に。
ルミネ0(ゼロ)、この時は確定申告の会場に
なっていました。新宿駅の南口を出て、向かい
にあるバスタ(高速バスなどの発着地)のビル
の向かって左側、ニュウマンという商業ビルの
入口がある通路を突き当たりまで行って、右へ
行くとルミネ0に行けるエスカレーターあり。
*
別のルミネに置いてあった「旅ルミネ meets 佐渡島」のチラシと、
冊子も、もらってきました。小さな写真 集みたいで、紙もしっかり
していて綺麗。企画編集と執筆は編田博子さん、デザイン、アート
ディレクション、写真は黒野真吾さんだそうで す。
ご夫妻の記事や、「貼リ切ル」の出版記念展をしたカフェ日和山と同じ建 物内に
ある南書店、昨年泊まった(高熱だしちゃったけど…orz)On the 美一、ハロー!
ブックスなかま?でもあるタガヤス堂の関連写真も載っていて、嬉しくなる。
数年前まで何の関わりもなかった佐渡島ですが、一度行くと何か、病みつきに
なるような魅力がある場所です。*それは、今回「旅ルミネ」でのトーク
イベントでも東京にいらっしゃる、ハロー!ブックスの主催者の田中藍さんの
魅力でもあるのだけれど。例えば、金沢における岩本歩弓さん(私のブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿