5/18:画材や、イベント用の梱包品などを買い出しに行く。
あれこれ巡って用事を済ませたご褒美的に展覧会へ。写真は
先日初めてプロのファッションショーを見たときの日記的な
ところにまとめました(→ こちら)。上の写真は、そこへ
向かう途中に見かけたタイルの装飾。美しかった。
同じような壁は割とよく見かけるけれど、配色が絶妙。
展覧会を鑑賞した後、墨田川沿いに・上流に向かって散歩。
浅草橋(エリア)は梱包用品を買いに来たり、デザイン
(橋の方)」を、ちゃんと観察したことなかったかも。
この日は水かさが増していて、普段の姿が
どんななのか分からずでしたが、ロボット
みたいでかわいいな、この丸み。(具体的
には、「ガンダム」の丸いロボット・ハロ
や、「スターウォーズ」のR2-D2みたい。
*
帰宅後、先日お亡くなりになった高畑勲さんを悼んで
「かぐや姫の物語」がテレビの地上波で放送されたのを
視聴。小さい頃に童話で「竹取物語」を聞いていた
時には、自分の意思で月に帰って行ったお姫様の話
かなと思っていたけれど、この作品で月に帰る、
とは死を意味するような描き方をされていて、ああ
何もかも忘れて、たましいになって「戻っていく」
んだな、とホロホロと涙。知ったようになっていた
物語を新鮮な切り口で感じさせる事、抜け感のある
背景は日本画や東洋の絵のよう。私も背景はあまり
作り込まないので、親近感のようなものを感じる。
番組放送前に、二階堂和美さんが、この作品の
主題歌「いのちの記憶」を高畑監督のお別れの会で
歌った映像を観る。シンガーソングライターであり
僧侶でもある彼女。なんとなく、医療従事者や、
葬儀にも携わることがある宗教者などは、ある程度
「死」に耐性があるような気になっていたけれど、
それは偏見というか、彼らだって達観しきって辛く
ない…なんてはずがないんだ、と恥ずかしく思う。
涙声になる事もなく、しっかりと歌い、ある種、
凄みのような、迫力があり、格好よかったです。
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今週火曜に参列した高畑勲監督「お別れの会」。終盤に「かぐや姫の物語」主題歌「いのちの記憶」を二階堂和美さんが独唱されました。— スタンリー@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2018年5月17日
本当に圧倒的な素晴らしさで会場は涙に包まれました。共有させて下さい。明日夜9時から「かぐや姫の物語」。同じ時間に皆様と、ぜひ。
*3分割しノーカット その① pic.twitter.com/7pt1OWagJA
さんざん泣かないシミュレーションをしていったつもりだったのに、開場前のリハーサルでは嗚咽がとめられず、「だーめだこりゃ」となってたけれど、式の前、鈴木さんに「高畑さんの声がきこえてくるよ、『なにやってんですか、ちゃんとやってもらわないと』って」と言われ、— 二階堂和美 (@nikaido_info) 2018年5月17日
(つづき)ほんとそうだな、高畑さんの導きで作れたこの歌を、来場されてる方にきちんと伝えないと、と思って踏ん張りました。「あなたに触れたよろこびが」のあなたが、この日はまっすぐに高畑さんに重なりました。久石さんのお別れの言葉の中にもありました。「また会いましょう」と。— 二階堂和美 (@nikaido_info) 2018年5月17日
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