\なんだい、また出かけるのかい/
オープニング映像の原画の一枚。映像作家の小川純子さんに、こういう
人物像、と具体的に書いていただいたのを作った後で、ああ、これは
「暮しの手帖」の花森さんをイメージしたキャラクターなのかあ、と
気づいた人。私の父の仕事机にあった卓上灯のイメージで作ったり、
使い古された木の天板の机(今も私がお下がりで使っている)を重ねて
作っていたことを思い出します。一連の作品集出版記念展の時よりも
点数は少ないですが、「とと姉ちゃん」関連の原画、三重では初公開!
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羅介の染付器てん・辻恵子作品展
会期:2018年2月23日(金)〜28日(水)
時間:11時〜18時
会場:堤側庵(ていそくあん)ギャラリー
住所:〒518-0611 三重県名張市新田(しんでん)8
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話を元に戻すと・・・
朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌で、宇多田ヒカルさんの
歌う「花束を君に」のミュージック・ビデオにも登場した
↓
この青い服の少女と、吹き出しの棒つきパネル(フォト・
プロップと言います)も、会場にご用意します。私も実は
この仕事の時に初めて知ったのですが…、手に持って、
記念写真を撮る時に使うものです。お気軽にどうぞ。
\こんな風に使ってね/
*
二人展への第二便を送り出し、まだまだ作業はありますが
ひとまずホッとして、外出。朝に新聞を読んでいた時、
久しぶりに須賀敦子さんの言葉を読んで、ああ、昔、
彼女の本を借りて、ものすごく印象に残った一節があった
のだ、と、いてもたってもいられずに書店に行って探す。
これかな?と思っていた本に、答えはあったようです。
翌日、結局検索して判明したのだけれど。笑。
「終わりはどうなるの」子供のころ、そう訊ねてよくおとなに叱られた。
「だまって聞いてらっしゃい。途中がおもしろいんだから」
たった、これだけの文字数で、があん、ときた。それも、
大げさにドラマチックな文体ではなくて、普通の言葉で。
言い換えてみれば、人生だって同じことだ。どんな死を
迎えるの?ってそんなことは重要じゃない。たどり着く
終着地ではなく、その途中が面白いんだ。
「塩一トンの読書」という本です。余談ですが、
"あー!あの時に母校で借りた須賀敦子さんの本
なんだっけー?"という感じの、ゆるい投稿を
見た母校の教師だった方が、須賀さんが私の
母校で教鞭をとっていたことを教えてください
ました。私がまだティーンにもなっていない頃
で、直接お会いできなかったのは残念だけど、
ああ、同じ空間にいらしたんだ!その図書室で
借りた本で感動したのかと嬉しくなりました。
*後日、この本を購入できました(写真は後で追加しました)*
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