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2018/04/27

木彫のウサギ 〜 青花で「産地とはなにか」






4/27:3日間集中して制作した後、2日間連続で打ち合わせを
終えて、ようやく(先延ばしにしていた)更新作業をする。
この頃、はしかの感染が広まってきたので、予防接種を何回
受けたか(私の世代は一度だけが多いようで)、母子手帳を
探していたらタンスから木彫りのウサギが出てきた。可愛い
丸いお尻が可愛らしく、鋭い目つきがキリリと格好いい。 



箱書きを見ると「神宮えと守」。神宮、と言っても
色々あるので検索してみたら:伊勢神宮のものの 
ようです。伊勢神宮から近いとは言えないけれど、
伊勢エリアに住まう伯母がくださったのかなあ? 




更新作業を一段落させてから、青花へ。日野明子さんの
展示「産地とはなにか」。  ★詳細→ kogei-seika.jp...


日野さんは、3年前NHKで放送された富司純子さん主演 
特別ドラマ紅雲町珈琲屋こよみ」のお仕事の際ご一緒
した方。*OKAZ DESIGNにお声がけいただいたチーム:
日野さんは主人公の店の器のコーディネート、in-kyoの 
長谷川ちえさんは珈琲を淹れ、感動的に美味しかった珈琲
豆はkajita、私はオリジナル手ぬぐいや大道具等にも登場
登場した絵柄や文字などを制作。          



どっしり・しっかりとした木の器や、
繊細な、薄〜い磁器のカップ、幾何学
模様のような竹細工なども並ぶ中、 
出かける前に木彫りのウサギを観察 
していたせいかもしれませんが、清水
義博さんの作品に強く惹かれました。


下の写真の夏の少年・少女の像は、自分の
絵本「かげはどこ」の主人公を三次元で
見せていただいたような気持ち。   




やさしい風景がよみがえる時―信州上田・農村スケッチ

会場にで閲覧できた、この本も気になりました。*メモ。
展示されていた作品・工芸品の作者はご高齢の方が多いと
伺って、おそらくですが彼らはSNSだホームページだ、と
自分から積極的には発信しないかもしれない(が、良い物
を作っている)、その作り手が手がけたものの良さを届け
たり伝えたりすること(日野さんのような存在や、画廊と
いう"場")についても想う日でした。         










2018/04/16

タグ作りの後の休息時間





4/14の夜と15の日中、イベントのためのもの
ちまちまと(楽しいんですけど)作り続けた。
15日の午後は気分転換に、ちょっと外出。  




先日、初めて訪れた神楽坂の工芸青花(せいか)での
「修道院の工芸:インドの刺繍とレース」の最終日に 
滑り込みセーフでさらりと拝見する。       



4/16は、料理中に軽いやけど。
散々手を使った後「休め」と 
と言われてる事にして休息す。




2018/03/01

サンプラー:少女の刺繍布展・梅の香り・大きな月





3/1:三重出張から戻り、間を空けず(ちょっと緊張した)
総会があって翌日、家でゆっくり休もうか?とも思いつつ
ちょっと外の空気を吸ってこよう、と神楽坂に出かける。
初めて入った工芸 青花(せいか)での「サンプラー:  
少女の刺繍布」展へ。主にオランダのもので、この布にも
アムステルダムの文字が。              



クロスステッチの刺繍も可愛らしいくて見入ってしまう。




作られた年を明記しているのを見て、思い出したのはこれ
4年前に初めて欧州に行った時(オランダ・フランスの作家
との展覧会で)に、フランスのお家には創建した年が、  
どーん、と書かれているのです。一つ上の写真のサンプラー
よりも、65歳若いのか、Le Poulailler(画廊の名前)!  




鹿!


絵も手仕事なのだけど、布に糸を刺す、というのは
絵よりもさらに、作り手の存在を感じる。かつて 
生きていた、200年以上も前の人の手。筆で紙に 
描くよりも、布に直接触れて刺すからかな?前に 
今森光彦さんが(さんも、私もそう思う)ハサミで
切り絵を作ることに関して、カッターで切るのとは
何かが違うのだと話してらした。手に密着した針が
別の手に持った布に糸を通していく距離、置いて 
ある紙にカッターで穴を開けていく(いわゆる) 
切り絵の距離感、と、ハサミも紙も手に持って切る
今森さんや私の切り絵の・媒体や道具との距離感、
について考えたりして。*答えはないですが。  



具体的に天使や鹿や鳥が刺繍されたものも
可愛らしかったのだけど、特にこの、一見
ただのパターンに見えるものも、よく考え
て見たら全て手で作られているのだ!と 
驚く。今なら機械で織ってしまうような、
緻密な模様。いただいた説明によると、 
袖口や裾の縁飾りを集めたものをバンド・
サンプラー、絵画的に構成したものを  
スポット・サンプラー、アルファベットを
縫い付けたのはアルファベテール、今回、
紹介されていたダーニング・サンプラーは
蘭語ではstoplap、オランダに多い図柄で、
布に開いた穴を目立たなく繕う時、目立た
ないように布の織り目を刺繍で模したもの
とのこと。なるほど!         



もう、なんかクラクラするくらい完璧な
手仕事。機械に甘やかされている現代に
おいて、この技術は眩しかった。一連の
写真を見たオランダの友人も、同様の 
サンプラーの写真を送ってくれました。
東北の「こぎん刺し」を思い出したりも
して、オランダの共に伝えたりとか。 



青花は建物自体も素敵で、東京都の
ど真ん中(新宿区)にあるとは  
思えない風情でした。ついこないだ
まで出張で行っていた(二人展の 
会場)堤側庵ギャラリーの瓦の景色
みたいだな、とも、もう建て替えて
しまった祖父や祖母の・古い木造の
家の匂いを思い出したり。    





サンプラーの展示は、3月11日まで
やってます。なかなかの見応え。

詳細はこちらでどうぞ:    





ところで出かける途中で、小鳥が
蜜を吸うために落とした梅の花が
綺麗だったもので、そっと拾って



手帳に挟んで、押し花にして、


まだ生しい感じだったけれどいく先々で差し上げました。
そうしたら、あ、いい香りがする!と教えてくださる方が
いて、嗅いでみると本当だ、春の香りがしました。   






帰り道は無計画に、地下鉄に乗って、降りて、一駅歩く。
途中で立ち寄った店に、お世話になった著者の方に似てる
人が!「…あ、別人か!」と一人で納得した直後に、声を
かけられ、自営業な女性同士の茶飲話。ほんの数秒でも 
ずれていたら再会できなかったんだな、とタイミングの 
さに驚く。ちょっと寄り道した帰り道、月の出が大きく
見とれました。満月の前の日だったようです。