\やっほー/
会場のNAOT NARAの入り口には、今回の個展に
あわせて刊行した私家版「貼り絵の作りかた」
(型紙みたいに切って貼って作れる本です)で、
NAOTの宮川シャチョーが作った青い服の少女が。
青いスカートが跳ね上がってるところと、本の指示どおりに
作ると下駄か水色の靴が出来るのを、赤いサボにアレンジ
してあるのがさすが(靴屋さん)です。 :)
*
三泊四日の奈良出張、私にとってはものすごく
久しぶりの旅も、最終日。宿で朝食を食べ、
大阪からきてくれた友と積もる話をして、
京都からきてくれた友と昼御飯をたべ、会場に
少し顔を出して、帰京の途に着く。大阪の友の
ご子息は、学校やすんででも一緒に来たい!と
可愛いことを言ってくれたようだ。遠くに住み
時々しか会えないけれど要所要所で気に留めて
くださる人。京都の友人は、絵描き仲間で、
これまた要所要所で深いような軽いような話を
できる人。人との関わりの深さは、もしかして
会える回数で決まるのではないのかも。
*
奈良から京都までの道中を、京都の友と一緒に
帰ることにして、個展会場のNAOTを出、姉妹店
というか母体の店・風の栖へご挨拶、そして
看板猫というか、白猫の「ひなた」にも会いた
かったので、居ます?と聞くと、箱のなかで
眠っていました。笑。そーっと、そーっと。
\なでなで/ \なでなで/
私の手 ← → 京都の友の手
\ ♡ /
ひなたさん、人間にすると私より年上らしい。
かわいい白いおっちゃん、ばいばい、またね。
お元気で。京都の友人と、電車内であれこれ
おしゃべり。目の前には中南米風の外国人観光
客の一家、お父さんの両肩に、小学生くらいの
男の子とお母さんが頭を寄せて眠ってる。その
隣に、高校生くらいのお兄ちゃん。私の隣に
京都の友人、その奥にチラチラと見える何処か
外国のカップル、お兄さんのほうの腕に刺青、
三匹の象の。ああ、ここが伏見稲荷の伏見かー
なんっていってるあいだに、京都に着いて、
来るときに覚えた「自販機で席まで指定する」という
ワザを駆使して、新幹線の切符を買う。スーツケース
を置きやすい、電源がとれる、車両の端っこの席で、
できたら窓際の席が空いてる号がいいなーと、何度か
ピッピッピッと決定、取り消しを繰り返して、よし!
と予約できたのは先頭車両の一番前の席の窓際。
今回の個展でも展示している、朝日新聞の
小冊子「スタイルアサヒ」の初打合せで、
生まれて初めて日帰り出張した帰りも、
先頭車両の一番前の席(で、ジェット
コースターみたい!と興奮)だったなあ。
↓
そして、何度か書いていることだけれど、
切り絵を中心に発表してきたので、この
「スタイルアサヒ」の仕事の時に、貼り絵で
やってみたい、と提案してみた、けれど
結果的には切り絵でいこう、となって、
しかし「紅雲町珈琲屋こよみ」でご一緒
したTV局の方が、「スタイルアサヒ」の
仕事を見て「とと姉ちゃん」(こちらは
当初は切り絵でいく予定が貼り絵でいく
ことになった)の貼り絵の仕事につなが
ったのでした。スタイルアサヒの打合せ
の帰りも新幹線(のぞみ)の先頭の席、
「とと姉ちゃん」と「スタイルアサヒ」等
(はしょってごめんなさい、「花束を君に」
も)原画を中心にした展覧会関連の出張の
帰りも、同じような席。何たる偶然。
*
・
・
・
なんてことを思い出しつつ、京都駅のホームで
買ったアイスをおやつに食べて、ほっと一息。
東京駅に着く時間が夕方の6時前なので、少し
早いけれどお弁当を食べてしまおう。駅弁の
写真を撮って、位置情報もそのままに(新幹線
車内、にして)アップすると、仙台の友より
もしかして同じ新幹線に乗ってるかも!という
驚きのコメントが。「えっ、のぞみ236号?」
「そうそう!」ですって。びっくり。長い新幹線
端から端まで歩くのは大変だけれど、3号しか
離れていないのもラッキー。
ああ、こんなことなら余分に奈良みやげを買って
おくんだったわ、と、先程、友人たちから頂いた
お菓子(同じのがいくつか入っていたもの)を
小分けにして、おすそ分けすべく、開封する。
本人にあとで伝えたら気づいていなかったみたい
だけれど、京都の蕎麦ぼうろは、あっ!あの花の
形だー!と、感動する。 ↓
すごいなあ、さすが絵描きさんだなあ。
うとうと。幸い、三人がけの席の窓際で
真ん中の席は空席、通路側の席の、若め
のサラリーマンは名古屋で下車、気兼ね
なく、うとうと。そろそろ、東京到着?
というころに起きる。
最初は東京での個展会場で、次は仙台に
行った時、お会いできたタクモさん。
いやー、すごい偶然もあるものだ!
京都駅の自販機で、もたもたしてた
ゆえの、偶然の再会でした。
*
家に帰って、デザートを食べる。先日、
取材された時にも名前が挙がった、
三重・伊勢の銘菓「赤福」これは、
京都駅で買いました。東京だと、
百貨店の催事でもないかぎり、なかなか
手に入らない。美味しいんだよねー。
下に写っている絵入りのカードは、毎日
日替わりの絵柄と内容なのですが、この
男性は、一体どなただろう?と裏返すと
・
・
・
なんと、さきほど朝日新聞の小冊子
「スタイルアサヒ」について書いて
いましたが【朝日新聞の】創始者・
村山龍平!!さんの像でした。彼は
三重の伊勢の人なのだそうです。
仙台の友と同じ新幹線に乗ってたり
日替わりの「伊勢だより」で朝日
新聞の創始者が紹介されていたり、
やー、なんだかすごい一日だった。
*
作者は東京に戻っていますが、
奈良での個展は、6月12日まで、
開催中。是非お立ち寄り下さい!
会場の写真は近日、更新します。
0 件のコメント:
コメントを投稿