10/4と5のこと:個展「20」の会期も折り返し地点?
*写真は、ハルカゼ舎の日めくりカレンダーで制作した
出品作:切り絵のシリーズより。
10/4は(も?)、嬉しいことがありました。会場に、
閲覧用においているこの本「手紙のある暮らし」
(マイナビ・刊、一田憲子さん・著書)の取材の
時にもお話しした方がいらっしゃったのです。
学生時代に、文学科にいるのに絵を描くのが好きだと
知っていた事務室のNさん(写真公開許可いただいて
います)。絵本や串田孫一の本など、良いものを色々
教えてくださった方で、私の初個展のきっかけ・卒業
後にふらりと寄った学園祭で、何の気なしに学内の
画廊は使えるんですか?と聞いたら、即座に担当者に
通してくれて、あれよあれよというまに会期まで決め
てしまったという、ある意味「切り絵作家辻恵子」を
作ってくれた人の一人、と言っても過言ではない人。
*
姿勢も礼儀も正しく、フレアスカートをはいて、
ピリッと厳しい(愛のある厳しさですが)印象なので
なんとなく、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の中に
出てくるロッテンマイヤーさんみたいだな、と思って
いたのです。実を言うと私はハイジの放送時にはまだ
幼くて、ちゃんとあの作品を見たのは近年で、実際の
ロッテンマイヤーさんがあんなに怖い人だとは(彼女
なりに可愛らしいところもあります、念のため)知ら
なかったんです、あの本の時にロッテンマイヤーさん
に例えちゃってごめんなさい〜!と謝るなど。
(ちなみに、「アルプスの少女ハイジ」のキャラクター
デザインの小田部羊一さんも、個展にいらしてくれ
ましたし、初個展の時の強烈な思い出が、小田部
さんの奥様で今は亡き奥山玲子さん、ハイジ経由で
なんだか繋がってます、ロッテンマイヤーさんが
きっかけで開催できた初個展で、ハイジのキャラ
クターデザイナーの奥様との運命的な出会いが。)
在学中に、庭に咲いていたバラをおすそ分けしたら、
それを上手に挿し木で増やしてくださって、毎年、
辻さんのバラが何輪咲きました、とお手紙を下さるの
ですが、なんとこの日は、細長いジュースの瓶に、
そのまま飾れる状態で「辻さんのバラ」の分家??
のツボミを持って来てくださったのでした。
↓
ツボミのまま持って来たけれどちゃんと咲くと
いいなあ、とNさん。次の日には咲いている、
と言ってもいいくらい膨らんでいました。
素敵な贈り物、ありがとうございます。
粋なんだよなあ、文化学院な人。
翌日にはこんなに華やかに。
*
それから、「とと姉ちゃん」のオープニング映像や、その主題歌で
宇多田ヒカルさんのミュージック・ビデオ「花束を君に」、古くは
ベネッセの映像教材でもお仕事をご一緒しているアニメーターの
小中志展さんもいらしてくれました。どうしても、絵を作った人の
功績みたいに見られがちだけれども、どの作品も、動かした彼の
労力たるや!詳しくは説明できないけれど(わかってないけど)、
一コマ一コマ動かすんです。気が遠くなる作業。感謝・感謝です。
↓
*
友人の子供にメロメロになったり…(写真、親御さんの許可いただいています)
*
イラストレーター仲間の死後くんが、鳥の絵のシャツ
(五味太郎さんの絵だそうです)、着ているなあ〜と
思ったら、鳥の絵を描く・ユカワアツコさんが偶々
同じ時間に画廊にいらしていて、さらに、トリノと
とう友人の店(焼き鳥屋さんです)で頂いて「初め
まして」だった詩人のマルティーナ・ディエゴさん
(彼は日本語で詩を書くのです)、この鳥っぽい
トリオ?三人が同席すると言うシンクロニシティー
に、驚いたり。ユカワさんがディエゴさんの本を
知っていたのも嬉しかったなあ。
死後くんは、ちょっと前に高円寺で個展を
していました。その時に購入した作品を
持ってきてくださって、ホクホク。私が
個展をしているから言うのでもないけど、
いや、言うんですけど、絵がある生活って
なかなか良いものです。今回は、私の個展
の出品作品が多いので、一部を除き(この
作品が壁から抜けてしまうと別の作品で
補うのが大変、と言うことでなければ)
その場でお持ち帰り頂いています。
*販売済みの赤ポチ、少ないな…と、
ああ、会期中全部残しておくん
だったか?とも思いつつ。笑。
*
進行中のプロジェクト?のプロデューサーもいらして
くれました実はもう、会場に展示しているんですけど
(プロデューサーや関係者・許可のもと)、ツイート
やブログでのご紹介は公式発表を待ちますね。ぜひ
なんのことだか、見にきてください。*実は「なぜ
私の個展で初公開・・・?」というもの、二つ会場
にあります。自然に、しれっと。探してみてね。
*
後日・記:このお仕事でした!
↓
\じゃーん!/
*プロデューサー氏と。
いらした方に婦人倶楽部の説明をしつつ、
ミュージックビデオなどをお見せすると、
そのクオリティの高さに驚く人、多数。
*
新潟・佐渡島のグループ・婦人倶楽部の
手ぬぐいの図柄と文字を制作しました。
デザインは森あやさん。個展「20」の
案内状のデザイナーと同じ人です。
同じく、森あやさんが案内状のデザインをしてくださった
愛知でのイベント「佐渡からの便り展」の時に、
婦人倶楽部のCD「旅とフェリー」のジャケット写真
(by 川島小鳥さん)のコピーで作った切り絵作品も
東京での初公開をしました。
↓
絵の上に貼ってあるのは、
プロデューサー氏から提供
頂いた佐渡汽船のポスター
です。吹き出しの中には…
↓
あっ、青いのもありますね。
これはいつ発表されるのか、
またおしらせしますね。
佐渡コーナーに反応してくれる
東京っ子も多数でした。
*
10/4の夜は会食。先日の(あ、ブログ書いてなかった)イラストレーション
フェスティバル(死後くん、犬ん子さん・チャンキー松本さんも参加、私は
行っただけ)の打ち上げも兼ねての会食でした。似顔絵を描くボーイズだ!
イラストレーションフェスティバルのブログ、書いてませんでした。
ツイートでどうぞ。
↓
ちらっと #イラストレーションフェスティバル へ。死後くんブースでちょこっとお手伝い(知らぬ間に接客していて「はっ!辻さん!」と驚く"境みなと"氏おもしろかった。向かいのいぬんこさん・チャンキー松本さんのブースも色とりどり。こけしも猫提灯も可愛い、迷いに迷って新作手ぬぐいゲット。 pic.twitter.com/L8nhr5zxwd— 辻恵子:10.8迄個展開催中 (@tsujikeiko) 2018年9月15日
尻切れとんぼですが、個展会期は残り3日!
お見逃しなく〜!
*
追記!
この日の夕方に、手ぬぐいメーカー「かまわぬ」の方が
お越しくださるとのことで、不躾ながら少なくなって
きていた手ぬぐいの補充分を持ってきて頂けるように
お願いすると、そのほかのグッズ展開のものも一緒に
お持ちくださいました。*写真は翌日に撮影しました。
トートバッグ、Tシャツ(女性用のM)、
ドリンクボトルをご用意しています。
*それぞれ一つづつ。実店舗でもぜひ。
東京駅の商業施設グランスタの中に
ある「SHARED TOKYO」(シェアー
ド・トーキョー)というショップの
銀座グッズの絵と文字を辻恵子が
手がけています。手ぬぐいはデザイン
も私が。その図案を使って、他の
グッズに展開しています。
影山さん、モデルありがとう!
*
初めて個展を開いてから20年、 長い道のりを歩いてこられたようにも、
絵描きとしてはハタチだと思えば、 まだまだ先が長いようにも思う秋。
紙で遊んでた初心に戻るような気持ちで、 小さな展覧会を開きます。
辻恵子( http://www.tsujikeiko.com )個展「20」
会期:2018年10月2日(火)〜8日(月祝)
会場:CONTEXT-S 阿佐ヶ谷
*JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分
企画:ing (駒ヶ嶺三彩さんキュレーション週)
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-47-4
電話:03-3317-6206
交通:JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
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