2018/01/31

辻恵子の作品集「貼リ切ル」







辻恵子の画集「貼リ切ル」が、2017年1月20日に刊行
発行/東京ニュース通信社 発売/徳間書店    

ISBN978-4-19-864335-5



*表紙のアートワーク、題名は2016年6月に開催したNAOT奈良での個展と同じです。

巻末には、個展「貼リ切ル」の際に製作した自費出版本「貼り絵の作りかた」の
ページが縮小されて、付録として再収録されています。

余談ですが個展の題名が本の題名になるのは2004年の個展
「かくれた かたち」が、2008年の絵本「かくれたかたち 1 2 3」、
翌年の「マークのなかに かくれた かたち」になったのに
続き、2回目。両方とも、編集者があの言葉は
作品を、よく表しているから、と
推してくれました。

*

サイン本は、2017年4月現在、下記の場所でお求めいただけます:

★ハルカゼ舎(東京・経堂)★cafe+gallery芝生(東京・経堂)
★仄仄(東京・駒込)★イリアス(東京・谷中)

*




帯がある状態







背表紙の文字のデザインは、作品集製作に 

あたって自身で組み直しました。

*


帯を外すとこんな風になっています。
(ブックデザインはスーパージャムの
波奈裕之さん)、NAOT NARAでの 
個展の案内状を、「とと姉ちゃん」の
オープニング映像の花束と重ね、絵を
広げてくださいました。      






*




カバーを外したところには、同じく
NAOT NARAでの個展の際に製作した
自主制作本「貼り絵の作りかた」の
表紙の絵が使われています。また、
下の写真の・・・        
↓        
 

NAOT NARAでの個展「貼リ切ル」の際に製作した
自主制作本「貼り絵の作りかた」の貼り絵キットが
作品集「貼リ切ル」の巻末におさめられています。
実際の自費出版本の方が大きめ(作りやすい)のと
クリップ製本で簡単にページがバラけ、すぐに製作
できる利点。オリジナル版「貼り絵の作りかた」も
引き続きよろしくお願いいたします。 :)     


*
2021/08/03、実作動画をYouTubeに公開しました:




*

媒体で紹介いただきました:
フリーペーパー「JR TOWER ART SCENE No.31」
 新潟日報「上越かわらばん」6月10日 他


*注:「辻恵子 文・絵」とありますが、文章は別の方です。

*

金沢での出版記念原画展のことを毎日新聞の石川県版で、
記事にしていただきました:mainichi.jp/articles/20170610/ddl/k17/040/307000c

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辻恵子作品集「貼リ切ル」出版記念原画展

(1)2017年3月2日〜4月3日 新潟県・佐渡島の南書店
(2)2017年4月10日〜5月6日 新潟県・新潟市の北書店
(3)2017年5月24日~6月11日 石川県・金沢のオヨヨ書林せせらぎ通り店とコラボン
(4)2017年7月1日~7月8日 愛知県・名古屋市の「神宮の家」モデルハウス
(5)2017年7月15日~30日 愛知県・一宮市のエコ建築考房
(6)2017年10月28日〜11月26日 福岡県・久留米の未来工房


*



辻恵子作品集 貼リ切ル

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月食と、「ええ」の話





1/31:皆既月食がありました。端末のカメラのズームを
最大にして写真を撮ってみると、当たり前だけど、あ、
月って丸い(球体)なんだ!と驚いたり、実際は大きな
ものなのに、顕微鏡を覗いて菌を見ているような気分に
なったりしていました。オレンジっぽい色も印象的で。



この日は日中、バタバタ。インフルエンザ、私は陰性
だったのですが、家族が陽性で、看護体制に。予防の
ために、数年前に(朝ドラの仕事の制作で、全力で 
頑張らないといけない時に!あの日に菌をもらって 
来てしまったんだわ!と嘆きつつ)処方された薬を、
予防薬として吸引する。健康第一なり。念のために 
自分がインフルエンザの検査を受けた後、家族が  
感染したのは、初期に流行することが多いという  
A型のインフルエンザなのか、はたまた後半に流行 
することが多いと聞くB型なのかを主治医の先生に 
尋ねる。「(後半だから)Bですか?」→「ええ」。
えっ?「A」なの?「YES」の意味の「ええ」なの?
どっち?と、面白かった。帰り道、笑い事では   
ないのに、マスクの下でニヤニヤ、笑ってしまった。







2018/01/30

20年目の年、20冊目の仕事ファイル




見本誌などをファイリングしているバインダーに、
マスキングテープで通し番号をつける。作家生活
20周年の年に20冊目かー、と感慨深い。厳密に
いうと、2018年11月で満・20年なのですけれど。
昨年は敢えて・初めて「個展をしない年」にして
みたのですが、今年は秋に、ささやかに個展を 
開催予定です。どうぞお楽しみに。      







2018/01/28

長旅した原画を戻しつつ思う「切り絵以外」の事





1/28:朝日新聞の購読者に配布される小冊子「スタイルアサヒ」の
表紙(2015年度)の原画を額から外す。2016年の奈良での個展は
当初、この原画をお見せする機会を設けたい、と会場の方に相談
したのでした。その後に朝ドラ「とと姉ちゃん」のオープニング
映像に私の絵が起用されることになって、これは「スタイル  
アサヒ」の切り絵だけではなく、朝ドラの貼り絵も展示しよう、
と方向転換をして、個展の後に額から外したものの、その後また
旅へ。北九州展、作品集の出版記念展(佐渡、新潟、金沢、愛知
2箇所、久留米)。やっと、今度こそ「お疲れ様」という気持ちで
作品ファイルに戻しました。ブログの何処かに書きましたが、 
(この記事?)そもそも、NHKのドラマ「紅雲町珈琲屋こよみ」の
お仕事をした時に、私のことを覚えていてくださった演出家の 
方が、「スタイルアサヒ」の表紙(写真から人物像を切り出した
切り絵作品)をご覧くださって、「とと姉ちゃん」に声をかけて
くださった。そして、結果的には写真からの切り絵ではなく、 
絵本「かげはどこ」のような、パーツごとに切って貼り合わせて
作る貼り絵で制作した。2008年の初個展の時から、絵にも色々な
やり方や画材があるけれど、より・私らしい(独自のもの)は、
切り絵だな、切り絵の辻さん、辻さんといえば切り絵、と言って
もらえるまでは切り絵メインでやっていこう!と、思っていて、


とはいえ、当時はまだ切ったあとに彩色をしたり、切った後の紙を
一緒の画面に配置せずに捨てていたり(一緒に並べたほうが、より
あなたの作品らしい、と教えてくれたのは、初個展にいらした、 
見知らぬお方、あるいは母校の掃除のご婦人だったか?)、自分の
スタイルは、これだ!というのを、わりに早くに自覚していた。 
↓


「スタイルアサヒ」の始動の頃は「そろそろ、切り絵じゃないのも
やりたいな!」と思っていたのだけど、お声がけいただいた  
きっかけが、まさに写真からの切り絵(大社優子さんとの二人展
「Cut!」)だったので、結局まだ、その時期ではないのかな、と
切り絵に心血注いだ仕事を見て、貼り絵の大仕事(朝ドラ)に
繋がった、急がば回れ、的な、思い出深い仕事でもあります。






2018/01/25

国立科学博物館へ:アンデス展と常設展




1/25:制作後の気分転換 & お勉強に、国立科学博物館での
古代アンデス文明展へ。ミイラや映像資料以外は撮影可能
だったこともあり、平日ながら賑わっていたので、素描は
せずにサラリと見る。このツボ、可愛いなあ。     



着物(振袖)っぽい絵があったりも。今でも「素敵」「可愛い」と思える、
普遍的なデザインのものが多かった。コンピューターで作ったのではない、
素朴で、力強く、作り手の息遣いを感じるような。展示されているミイラは
きれいなものから、ちょっと生々しい(縛られた人骨に、少し肌が残ってる
くらいの)ものまであり。亡くなった御本人は、将来こんな遠い異国に自分
の体が運ばれて、沢山の人に見物されるとは思わなかったろう、と感じる。

*



アンデス展のチケットで、常設展も見られた。物憂げな目の?剥製色々、



博物的な資料、色々…


建築自体もぐっとくるし、


本物のハチ公の剥製も。多分初めて見ました。


ちなみに、本郷の東大・農学部には、
再会できたハチ公の像が
あるんですよ。

*



人間も、時代時代で色々な格好をして、文化も(狩猟から農耕民族、など)  
変わってきて…という展示コーナーに、「現代人」という空の展示箱が    
あるのも面白かったです。写っているのは、どこかのお子さん。       
それにしても、地質学や、恐竜の骨、動物の進化、人口の増加など、壮大な  
スケールの資料を沢山見て、たった数十年生きているだけの自分が、とても  
ちっぽけに感じられた日でもありました。                 






2018/01/23

東京で大雪






1/22:東京にしては珍しい、大雪。



雪国かっ!手くらい降りました。
どっさり積もる前に、5回くらい 
雪かきをする。雪国の方々は  
すごいなあ、たくましいなあ。 



夜、雪うさぎを作って、しばらくしてから
また外を見ると埋もれてしまってました。

*


翌日、ちょっと用事で外出。もう溶け出している雪だるま。
へろへろ。力なく壁に寄りかかっています。


雪だるまではないのだけど、木の上の
残雪が、丸まった猫のような曲線で、
可愛らしかった。         



雪に落とされた花も綺麗でした。出かける際に
近所のおばあさんが雪かきをしていて、誰かが
声をかけたみたい。元気な声で「いいんですよ
私、おせっかいで、趣味で、楽しんでやってる
だけだから」と。ふふふ、かわいらしいな、と
思いつつ出かけたのですが、帰り道にも、まだ
作業中だったので(えー!休んでください!)
と、いらぬ心配をしてしまいました。絶対、 
筋肉痛だろうなあ。頑張りは、ほどほどに。 




2018/01/21

陶器の木靴の中から招き猫





1/21:前の日の制作の後、紙片が散らかる作業机の上を片付ける。
ああ、これは確か、欧州旅のずっと前、オランダの絵本作家・
ヒッテさんが東京に来て、初めて直接お会いした時に頂いた 
ものだった(かな?)と懐かしく眺めていると、      

\・・・/


 そこに(靴底に?)こっそり、招き猫が!
自分で隠した?入れておいたのを忘れて
いたのだけなのですが、そういえば彼ら
(オランダやフランスでお世話になった 
皆様)への日本土産は招き猫だった!と
思い出して、彼ら(招き猫たち)はどう
しているかしら、などと思いを馳せたり
していました。制作の下準備も、勿論。






2018/01/20

急ぎの仕事の後、夜の画廊へ






1/20:急ぎの仕事の制作。白黒での貼り絵は、
学生時代?に後輩のライブのために作ったの
案内状や、かなり初期の挿絵の仕事以来かも
↓



*

後日・記


この仕事の絵でした!「婦人之友」2018年3月号
*



製作中、髪の毛がハラハラと落ちてくると気が散るので
家庭科の授業で料理をするときのように、ハンカチ等で
まとめることが多い。この絵(多分ポール・スミスの 
だったと思う)かわいいな、と撮るついでに自撮り。 
作業部屋の後ろにあるのは、もう2004年のイギリスの 
美術館のチラシ。(そういう、海外の美術館のチラシを
いただける場所があったのです、実際には未踏の地)。
何百年も大事に残されるほどの美術品は、私の部屋で
15年近く、同じ場所に貼ってあっても気にならないと
いうか見飽きないというか、そういう普遍性があるん
だな!と改めて認識する。この、目ヂカラが可愛いん
ですが(左下の写真の、壁面、上)、この表情だけが
好きで、誰が描いたかとか興味なし?で覚えてない。
この写真ではボワっとしか写っていませんが、その下
の、ルーカス・クラナッハのビーナスも、ずーっと 
同じ場所に、シュッとした・妖艶な眼差しでこちらを
見ています。老いない、美しい姿のままで。    

 *



3点の絵を仕上げて、それを発送しがてら、
西本良太さんたちの合同展へ。      




個展をしたことがあるCORBの近くに、こんな、
外国の画廊みたいな雰囲気の場所があるんだー。
お隣が神社だったので、そういえば年末年始は 
風邪でダウンしていたので、初詣をしました。 



帰り道に撮った写真。作られた美しさ(「人工」は
英語でいうと「ART」だ。アート、は藝術とも訳さ
れ流けど、人工のものが全て藝術とは限らない)、
そのまま(経年変化や、自然の万物など)の美しさ
のことを、ぼんやり考える。          



そして、素敵社長のお言葉にも触れる。  
いい会社だあ。自分社長・自分平社員の  
私なので、手を動かして絵を作った方の  
自分に「御仕事ありがとうございました」と
言ってあげたくなりました。