三条スパイス研究所で美味しいごはんを食べる。クミンのお茶というのが不思議と美味しい。一人旅をすることのほうが多いけれど、今回は佐渡でたまたま旅程が重なったセンパイ達(女性二人)と合流、佐渡〜新潟〜東京をご一緒したのですが燕市にある、工房を見てみたいかも、とのこと。そこは行けたらいいね、と事前に話をしていたのだけれど、料理を注文して席につこうとしたら、コイズミさんとお知り合いの作家さんとばったり再会して、その場所とも交流がある方のようで、「コイズミさんたちが行くからって伝えておいたよ〜!」なんて、ものすごいラッキーな偶然もあり。
ごはんを食べ終わってコイズミさんの車に戻った時のフロントガラスも綺麗でした。燕市に向かう。新幹線の駅は燕三条というのだけれど、燕市と三条市は別なんだよ、へー。なんて話。道中に、車窓から「燕郵便局」という看板があって、手紙をクチバシにくわえて飛ぶツバメという、雑貨などにありそうな可愛らしい絵が頭に浮かんだ。それから、難しくて書けなそうだった燕という字は、「革」の上の部分と、「北」の間に「口」を書いて、下に「,,,,」だ!と理解しました。
平たい一枚の銅板が、打起こされて急須の形に仕上げていくのだそうです。
【動画:音がすごいです、ご注意ください】
味のある工房。若い方も働いてらっしゃいました。
コークスの窯で焼くときの火の色が印象的でした。不純物のある部分の火の色が違った色に見えるそうです。
美しいものを見せてもらった余韻を楽しみつつ車でさらに南下、御案内いただいたコイズミさんとは長岡駅で「またね」を言って、東京組三人は新幹線へ。その前にちょこっとコーヒー休憩。長岡といえば、の花火の玉の実物大の模型が、信じられないほどに大きかった。玉川堂といい、花火といい、火と関わりのある土地柄なのかな?
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だいぶ中略して、新幹線で東京駅に着き、改札を出たあたりで、同行していたYさん(先輩のご親戚)が「あっ!小鳥さんだ!」。旅程も違うというのに(私たちは佐渡→新潟→三条→燕→長岡→東京、小鳥さんは多分新潟→東京)、どうやらたまたま、同じ新幹線に乗っていたみたい。びっくり。またどこかでお会いしましょう、と握手。私たちは「カンパーイ!」と、旅を〆ました。なんとも濃厚な4日間でした。
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