2021/12/31

2021年、良いお年を!





2021年の終わりの数日の写真より。酢蓮、黒豆…




里芋(成形後の切れ端はグラタンに〜)、人参、こんにゃく、大根を煮たり


人参は飾り切り。前の方がうまくできたような…。



伊達巻は、案外簡単だったのと、ふわふわの生地が焼けて甘い香りがして、ああ、絵本の「ぐりとぐら」のよう…と多幸感を味わいました。



おせち以外の料理を調理中、チンゲンサイの切れ端がカメレオンに見えたり



「わー、年賀切手がシール式って今年からでは?」とか



今年はマスクばっかりつけてたなあ、「え。これが老眼というやつ?」と、小さな小さなサインを絵に入れるときに実感したのも今年。まだ必須ではないものの、老眼鏡的なものを買いました。運動は少しづつだけども続けられて、ジョギングのアプリによると東京〜新潟くらいまで走ったことになるみたい(ただし、一年をかけて)。今年はコロナ禍2年目で、1年目のようなオロオロした感じはなく(例えばトイレットペーパーが、マスクが買えない!とか)みたいなことはなかったものの、予定していた個展も延期したまま、宙ぶらりんで先が見えない感じはそのまま。でも前よりは焦りは少なく静かに過ごせた感じがします。「焦っても仕方ない」と思い始めたのかもしれないけど。






昨年の秋頃?から、少し運動をし始めて8月に急激に感染者数が増えた時に、 ちょうどワクチン接種の前後だったこともあり(副反応に備えて静かにしてた)まあ今まで鍛えて・蓄えてきた体力・筋力があるから大丈夫だろう、と感染 対策のためにステイホームを徹底して 
いたら、「筋力が衰えるのって早い!」と実感。なんとか元に戻そうと努力しているところです。ともあれ、1年健康に過ごせて感謝。来年も健やかに過ごせますよう。



*良いお年を!*








2021/12/27

旅番組でハールレム門と再会

 


2021/12/27:すごく前・7月に再放送されたオランダを旅する番組を録画してあって、この
コロナ禍で東京都内ですら自由に出かけようという気にならない昨今、楽しかった欧州旅: 
https://tsujikeiko.blogspot.com/search/label/eut(旅日記、すんごい長いです)…の思い出のあるアムステルダムの景色は、行けないからこそ観るのが辛いような気持ちもあり、「えいや!」と、観られる気持ちになるタイミングまで、とっておいた感じがあった。

番組の中には、自分が歩いたことがありそうな場所も写っていて、もしかして知り合いが写っていたりして?まさかなあ?と思いつつ観ていたら、なんだか既視感がある風景が。ここ(このブログ、下)に載せてあるのは番組のものではなく全て自分で・現地で撮った写真ですが、地面が直接、噴水になっている広場、そしてその向かいに門…。うーん、似てるよなあ、あそこに…。


と、この門に住んでいた友人に聞いたら、既視感は当たってました。部屋の中を訪れたことがある場所、で友人が長らく住んでいた所。(今はお引越し後)。人との再会じゃなく、建物との再会・しかもテレビ番組で!ってあるんだなあ、と驚いたり、当時のことを思い出してワクワクしたりしていました。Haarlemmerpoort、ハールレム門という名前だったようです。         


素敵な門構え、門の中が集合住宅になってるってすごい。


門の上から見た広場の景色



素敵な街です、アムステルダムいつか再訪できるといいな。



2021/12/25

2021年のクリスマス


2021年のクリスマス関連の写真、いくつか。クリスマスツリーも飾ったのですが、クリスマス柄のハンカチを三角に折って飾ったのが、我ながらなかなか素敵だな!という一枚。アイロンかけたら、もっとよかったけれども。手軽な、見立てのクリスマスツリーです。


家族のためのプレゼントを買った店(nico)で見つけたラッピングペーパーも可愛らしかった。ブラジルの古いものらしいのですが、いい感じに「版ずれ」してていて、グッときたり、絵柄がのほほん、と可愛らしかったり。







nicoの近くのデパートのショーウインドーはパンダだらけでした。今年はテレビで見る上野動物園の双子のパンダに癒されましたね。🐼🐼


 

25日のお昼ご飯に、ジョージア料理のシュクメルリを作ったのですが、仕上げに散らしたピンクペッパーとパセリも思いがけずクリスマスカラーでした。*メモとして:ケーキはチョコレート系。 😋



2021/12/22

Teej(ティージュ)のXmasギフトセットのトートに辻の絵

 


宣伝をする間も無く売り切れてしまったようなのですが、田園調布にある紅茶のお店・Teej(ティージュ)の今年のクリスマスギフトセットのトートバッグの絵柄として、2018年に辻恵子が切り絵で制作したもの(そのときの写真は、こちら)が、リバイバルで登場しました!デザインは、私家版や貼り絵キット、マスキングテープなど、お仕事をご一緒している渡邉朋子さん。ポートレートは萬田康文さん撮影のものをチラシに掲載いただきました。(写真・下)




今年のセットは、アップルティー、ディンブラ、乾燥させたレモン、カレンダー、絵葉書。年末の忙しさの合間に美味しい紅茶を頂くことができました。


2021/12/20

猫のムーさんのご機嫌しっぽ



 


2021/12/20:nemotoでのタバタフリマへ。今年の夏頃にジョギングで使い倒してしまった
帽子・キャップの代わりになるものを購入。猫のムーさんとも再会。前よりも落ち着いた?

お腹を見せてゴロン、とかはなく、でも友好モード。



自分の話をしてるかどうかとか、わかっていそう。



約一年ぶりに再会だったみたい。来年もご機嫌しっぽで!(猫がしっぽを上げるのは上機嫌の時なのだそうです)。    

2021/12/14

浮世絵を間近で拝見する

 


2021/12/14:二日連続(前日はこれ)で外出、二年ぶり(前回はこちら)の高橋工房に伺う。歌舞伎に関するお話を聴いたり、歌舞伎を題材とした浮世絵などを拝見する。この作品は目の表現が興味深いなあ、黒目のまわりのとこを睫毛などと同じグレーで、黒目をチョン、と入れてて格好良い。  


浮世絵を実際に手に取って、直に触れたのも、裏から見たのも初めて。数百年とか百数十年とか前の職人の手の圧の跡、と思うと感慨深い。それから、紙が案外というか想像していたよりも薄手で驚く。今はもう、こんなに薄い紙を漉ける人はいないのだとか。さらに版画を刷る前には紙を濡らすとのこと(銅版画などもそうですね)、この薄っすい紙を!何版も!(浮世絵は、色ごとに版が分かれて、複数回刷る)。薄〜く、繊細に見えて、実は丈夫ってことなのだろうなあ。 



さらに、細かさにも驚く。サイズ比較のために近づけてているのは私の小指。こんな細い線を、木版画で板木にするなど、作り手側の視点で見るとクラクラする。  


自分の版画の場合、こんなですよ。(ザクザク・・・)。


有名なあの雨の浮世絵も、板木を拝見するとこんな!小指の爪との比較…。




高橋工房の新作?として、香月泰男さんの年賀状の十二支を版画で再現したものも感動的でした。香月さんの絵は、シベリアのシリーズを前から知っていたけれど、こんなホワッとした絵は初めて見たのと、今年の4月にお亡くなりになった立花隆さんの追悼番組で、さらに深く知ることができた画家。*下は立花さんの事務所・黒猫の絵のあるビルです、今年7月に、初めて見に行った。(→その時のブログ

シベリア鎮魂歌 香月泰男の世界

話がそれましたが、ぱっと見、水墨画のように見える絵も、木版画で再現されているという視点で見直すと「うわ、すごい!」という驚きが。寅の絵は黄色や茶色で構成されているけれども、これは原画に忠実な色なのですか?と工房の六代目・高橋由紀子さんにお聞きすると、「印刷屋ですから」との頼もしい言葉。「くー!」(格好いい!シビレル!)という感じでした。




2021/12/12

編み物とSDGs

 


2021/12/12:友人が編み物の先生をしてくれました。真っ直ぐ長方形のマフラーしか編んだことないから、靴下なんか編めるわけはないのでは、という自分への疑いもあり、なるべく家にあるものを使おう!と思い以前ほどいたままになっていた、お気に入りの帽子とマフラー(シミをつけてしまったもの)の毛糸を使いSDGs(今年広まったキーワードでもありますね…Sustainable Development Goals)でもあるな、と。とりあえず編み棒は買いましたが。         



SDGsと関連のあることといえば、以前、2016年にEducation for Sustainable Development、ESD活動支援センターのHPのアートワークを制作しましたっけ。







SDGs、そんなに普段すご〜く意識してるわけではないけど余していたり、愛着のあったニットが生まれかわるのは楽しみだなあ(上手くできるか分からないけど)!と、



そういえば(私の)新聞紙などの印刷物の色を活かした切り絵もある意味おなじ・SDGsだなあ、などと思う。




話を戻して、編み物!1日目は、少人数ではありつつも、久しぶりに会合のような、たまに(マスク越しに)おしゃべりをしつつの1日、楽しかったです。家に帰ってから、毛糸を整えて(画像参照)





おしえていただいたところまで、両足分を作り、来年の第二回に続く…。(つもりが、また感染者数が増えて先延ばしに…:私が参加を渋っただけですが。泣)。

この作りかけの靴下、なんとなく、焼き菓子の「ルマンド」のパッケージをイメージした配色にしてみています。笑。




ちなみに教本は左下にリンクを貼った、「暮しの手帖」です。  

↙️

2021/12/11

2021/12/09

「栄養と料理」1月号・連載「思い出の味」の題字を制作

 


女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2022年1月号は12/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。第97回は俳優の池波志乃さんの記事です。


女子栄養大学出版部
発売日 : 2021-12-09

2021/12/06

紙製の天使のオーナメント

 


2021年12月、紙製の天使のオーナメントを少量制作、東京・駒込のhono bono(仄仄)と、東京・谷中の古今東西雑貨店イリアスで販売中です。



hono bonoでは、切り文字のカレンダーのほか、レターセットや私家版の画集を含む書籍類や紙製のブックカバーなどもお求めいただけます。


hono bonoはJR山手線・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩1分、日本庭園の六義園(りくぎえん)の近くです。基本的に毎日開いています。(年末年始などを除く)。




こちらは谷中のイリアスでの写真。イリアスでも、便箋、私家版の画集などお求めいただけます。


イリアスは東京メトロ千代田線・千駄木駅から徒歩3分。下町散歩する方も多いエリアなので書いておくと、JR西日暮里駅からは徒歩17分くらい。水曜定休です。



この天使のオーナメントのこと




この、紙製の天使のオーナメントは、2009年に私が初めて(?か、二番目かで)ワークショップをした時に型紙を作ったもの。その時のブログはこちら:
https://tsujikeiko.blogspot.com/2009/12/blog-post.html

一昨年だったか、別の会でも同じオーナメントを作るワークショップを開催したときのものをhono bonoのオーナーが気に入ってくださって、とはいえキットとして(色紙と型紙のセットなどで)販売するのは説明が難しく、それならば、と私が作ってみました。

ワークショップで作る時と同じくらいのもの、こぢんまりと、ひとまわり小さいものなど、サイズは様々。天使の周りに垂らす星の数は一つにしました。試行錯誤しつつ制作しており、手作り感があります。



同じシリーズでカードなどもできたらなあ、と構想していますが、まずは外国の友人への季節の挨拶用にでも作ってみようかなあ、と構想中です。(後日追記:外国宛の年末の挨拶のポストカードにしました)。



2021/11/28

奥山玲子銅版画展でのトークベントへ

 


2021/11/28:奥山玲子銅版画展での、小田部羊一さんのトークイベントへ。コロナ禍で、ほとんどイベントごとに出かけることを控えている日々なのですが、思えば昨年も12月に、小田部さんのトーク【には】行こう!行きたい!と勇気を振り絞って出かけたなあ、などと思い出す。(→ その時のブログはこちら)。この日は初めて降りた平井駅の近くの書店が会場。私にとっては初個展の時に出会えた恩人のような方・朝ドラ「なつぞら」のヒロインのモデルになったアニメーター奥山玲子さんについて、パートナーの小田部さん、そして、ご夫妻の画集を編纂したアニドウのなみきたかしさんの対談。下の三冊、私も持ってます。 


奥山玲子アニメーション画集  小田部羊一アニメーション画集  奥山玲子銅版画集

トークイベントの会場が開いて、しばらく座って待っていると小田部さん到着、芳名帳を見て「あっ、辻さん来ててる」と聞こえて、マスク姿のまま手を振るなど。またお会いできて嬉しい、小田部羊一さん。トーク後に、一瞬マスクを外して、なみきさんに一緒に写真を撮ってもらいました。トークでは、お二人の馴れ初めの話まで聞けて。なんだか微笑ましかったり、奥山さんやっぱ格好いい!となったり。


奥山さん、小田部さんについてのブログ記事は


左の絵は、奥山玲子さんの銅版画の原画。年賀状としていただいたもの。ずっと部屋に飾ってあります。右の絵は、小田部さんと初めて言葉を交わした後、故・奥山さんに、と制作した絵です。(その時のブログはこちら)。



華やかで、格好良い素敵な人だなあ〜と思っていた二十代?の私。この写真、ちょっと緊張気味ですね。


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