朝の光の中、猫が麗しいポーズで日向ぼっこをしていました。
気づいて!と合図を送ると、「なぁに?」とこちらを向いて
くださいました。
昨晩、水泳で、交流のある方のお孫さんが次のオリンピックに出られる
ことになったようだ。父は小さい頃の選手と同じプールで泳いでたとか。
三歳くらいから、その方は水泳を、私はハサミで遊ぶのをやってたんだね
という共通点の話を家族としている時、「三歳から【泳がせて】たらしい
らしいよ、ときいて、「泳がせて」って、と笑ってしまった。よく、刑事
もののドラマなんかで、犯人をすぐに捕まえずに、自由にさせておく事を
「泳がせる」というじゃない?私も、三歳くらいの幼児がハサミを、しかも
子供用のじゃなくて大人用のゾーリンゲンのとんがった奴を持ってても
「あぶないからやめなさい」とも言わず(気をつけてねとは言って監督して)
遊ばせてくれたのは正に「泳がせ」てくれてた。そんなハサミばなしは、
12日発売の「女性自身」の取材時にもお話しました。…なんて、告知に
つなげるつもりじゃなかったけど。笑。 ✂ …ちなみに大人になった
私は、ゾーリンゲンではなく昔の無印良品のハサミで切ってます。
*左は朝日新聞、右の絵は小さい頃の私を描いた父の絵です。
↓
*
追記
7/8、長谷川涼香選手のご両親から記念品がとどく。
こうやってお知らせ、お礼、報告等等、たいへん
だけど、嬉しいことでもあり、親、親心って
こういうことだよなあ、とか。朝ドラのことで
喜んでくれた我が親と重ねて思う。がんばって。
応援したり、喜んだり、想ってくれてる人が
沢山いるんだよ。ね。
*
「とと姉ちゃん」、第一週・金曜日の今朝は主人公・常子が、父・竹蔵と、
父亡きあと父のかわりに家族を守ってくれ、という約束をした回だった。
宇多田ヒカルさんが歌う主題歌「花束を君に」の言葉はドラマが進むに
従い、日に日に深みを増していて、先日も書いたとおりツイッターで鋭い
考察をしている方がいた(→こちら)。歌詞の冒頭の薄化粧というのは、
死化粧のことではないかと。実は私が、最初に完成した歌をきいたとき、
化粧、という言葉が意外で、んっ?なんで??と感じたのだけれど、その
指摘が鍵となって解けてきた。続く歌詞「始まりと終わりの狭間に忘れぬ
約束した」、始まり=誕生、終わり=死、とするなら、こうも訳せる。
「生きている間に忘れぬ約束をした」と。そこまで分かった(気になった)
のが少し前、その「約束」が、この、常子と竹蔵の「約束」ではないか?
とハッとして、「宇多田さん天才かっ!」となる。歌のなかで死んだのが
男性(あるいは竹蔵)だとしたら「普段から化粧しない」のに「薄化粧
した」のも納得がいくし、歌詞の中盤で、僕という一人称がでてくるのだ
けれど、それは女性ながら父親代りに奮闘する一家の大黒柱の主人公
=僕、と考えれば、自然だもの。
なんて思考をアレコレ考えながら、外の用事をアレコレ
すませて帰宅。母校で文学科にいたとき英詩の先生:
恩師の授業で、こうやって、詩人の言葉をわかろうと
したり、イメージをふくらませたり、あるいは彼らが
どういうふうに世界をみているのか、感じ取ろうとして
いたなあ、あの時間はとても貴重な体験だった、と、
感謝していました。歌詞の意味については、それぞれ
感じて良いと思いますので(言わずもがな)、上記は
「我おもうに」です。あしからず・・・。 :)
東京はそろそろ桜が散り始めています。上の写真は、
日本橋の上から水面を見た景色。
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