(「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)。欧州に着いた次の日が
この展覧会の初日だっていう偶然に驚いたのです。イラストレーターで
絵本作家のGertie Jaquet(ハーティ・ジャケット)さんの原画展。
会場はBrinkhuis Laren、図書館の一角です。
ハーティさんと、「やっと会えたね」。こちらに来る前にオランダのアーティストや
イラストレーターたちと知り合いになれていたのですが、彼女が最初の人だった気が
します。いっときハマっていたフォトシェアリングサイトFlickrで、私がお土産で
頂いたオランダのお菓子の箱(現地で有名なヤップとイネケ)の写真を載せたら、
「あ!これはオランダの有名なキャラクターでね」とコメントを寄せてくれたのが
きっかけ。「こんど同僚が日本で展覧会に参加するから見に行ってみて」「OK!」
なんていって知り合いになったのが…。
↓
日本でも絵本が翻訳・出版されているGitte Speeさん。彼女とはその後、来日時に
東京でお会いして以来のご挨拶。「久しぶり!」。今回の欧州滞在中にアトリエに
訪問させてもらう予定。楽しみだなあ。見せてくれているのは、腕に押した
Gertieさん作のスタンプです。
↓
(右下以外がスタンプです)(右下はハーティさんの直筆サインです) ☺
驚いたのは、ハーティさんがサインに使っていたのが無印良品の筆ペン
だったこと。私のハサミも無印良品だよ!と伝えたっけ、忘れたっけ。
前のデザインの、だけれど。(今のは穴が小さくて前のほうがすき)。
*
今回の展覧会は、この本の出版記念のような感じ。
(オランダ語がわからず詳細不明なのですが、想像するに)
9/19に出たばかりのようです。
お、見返し部分が切り絵だー!
原画も、ずらーり。Gertieさん、Gitteさんに「またね」と挨拶し、移動する。
*
車に乗って、森へ。あてどなく歩く。落ち葉が積もって、フワンフワンする。
大きなキノコが切り株に群生している。双子たちは大人たちを残しずんずん進む。
森でみつけた丸っこい苔。すばらしい形だ。
丸い苔を連れて帰る。車の中でずっと手のひらに冷っとした感触を感じながら。
苔にしてみたら、なにこの状況、暖かいんだけど!と思ったろうな。旅をする苔。
紀子さんのお家の庭先に移住させました。
帰宅。オランダの夕方は、ニッポンの深夜。
旅前の夜更かしのおかげで時差ボケ・ゼロ。
撮った写真をインスタグラムにどんどん投げていく。猫、音もなく近づいて
傍らに座る。近からず遠からず、いい距離感だこと。
背後では紀子さんの娘が練習をしている。紀子さんはピアニスト。お母さんの
伴奏でバイオリンを弾くなんて、いいなあ。そして生演奏(超至近距離)で
ある。生の音は、体感できる。振動なんだな、と思う。贅沢な時間。
一方こちらは、夕焼けの下で伸びをする猫。
・・・。じっと見つめられる。
むぎゅー。撮って!撮って!(紀子さん撮影感謝)。いつもは猫がいない
生活なもので、ここぞとばかりにツーショット写真をお願いしました。
(旅日記、つづきます)
*
この展覧会のための欧州への旅でした:
「PAPIER - 紙」
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
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