(「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)アムステルダム滞在初日、
市立美術館・Stedelijk Museumへ。さっきまでザーザーと雨降り
だったのが嘘のように晴れる。
もしかしたら、あとで近所の国立美術館・Rijiksも覗こうかしらと思っていた
こともあり、まずは地階の常設展のようなコーナーを、さらりと見る。
長蛇の列で入らなかったゴッホ美術館も、すぐ近く。
そして企画展が開催されている上階へ。
マルレーネ・デュマス(Marlene Dumas)のThe Image as Burden。
入り口の正面に展示された顔のシリーズが圧巻だった。
最小限の色と、大胆で繊細な筆使いと、にじみと。
最小限の色と、大胆で繊細な筆使いと、にじみと。
絵を見ている人たちにも目を引かれました。グレーのカーディガンにピンクの
ショール、群青色のバッグ…と、シンプルな格好に差し色が素敵な方だとか。
年配の方にもエッジの効いたおしゃれをする方が多かった。このご婦人を
見た時、ものすごい既視感にかられた。そうだ、ピアニストのフジコ・
ヘミングさんみたい。フジコさんも、こちら(欧州)では馴染みそう。
交通案内など、読みやすさ・美しさが際立つものが多い印象のオランダのデザイン。
美術館のロゴ(写真・上)や、展覧会情報(写真下・左)やポスターも素敵でした。
*
後日、同美術館に出かけた時にミュージアム・ショップで手に入れた本。滞在中、
頂いた本や買った本が増えていき、自分で(「PAPIER - 紙」展用に)持ってきた
絵本と同じくらいの本を持って帰ることになってしまいました。米国人の著者が
書いた・日本の美学についての本とオランダで出会うというのも、変な感じ。
お世話になるマールチェさんの家まで、テクテク歩ける距離。雨の後の
快晴で、落ち葉は水気で縁取られていました。そうだ、絵葉書を買おう。
おもいっきり観光客向けのやつ、と寄り道をしたりして。
(旅日記、つづきます)
*
この展覧会のための欧州への旅でした:
「PAPIER - 紙」
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
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